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男女の友情に関する男子のホンネとは?【ひとみしょうの男って実は】

  • 2020.5.11
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男女の友情が問題になるのは、女子が友だちだと思っていた男子が口説いてきた時に限られますよね。
女子が、男友だちのことを好きになって口説きにかかっても、それはさほど問題にならない、というか、男が問題視しません。
「おれはこの子に口説かれた。おれって魅力ある男かもしれない」と彼は考え、ニンマリするだけです。
ところで、男子はなぜ、「友だち」である女子を口説くのでしょうか?

男子が「友だち」を口説くわけ

男子が女友だちを口説くのは、その女子とエッチしたいからです。
と書くと、男子は下半身がサルなだけのアホなのか?と思う人もいると思うけど……たしかにサルみたいなものですが、でもそれだけではないんです。
彼は「この女子なら、おれの『すべて』を理解して受け入れてくれるだろう」と予測するから口説くのです。
つまり、エッチのことだけではなくて、心をも、彼女なら受け入れてくれるだろうと踏むから、「友だち」であるあなたのことを口説くのです。

男はつねに「おれのすべて」を受け入れてくれる人を探しています。
すべてというのは心と身体の両方という意味です。
たいていの男子は、同性にではなく、女子に身をゆだねるので、だから女子がターゲットとなり、女子の中でも「それなりにお互いのことを理解しあえている(と彼が思うところの人)」つまりあなたが口説きのターゲットとなるのです。

では男女の友情は成立しないの?

では、男女の友情は成立しないのかという疑問が生まれますが、それはどうなんでしょうか?
もしも男女の友情が成立するとすれば、それは男子がやせ我慢したとき(男子のやせ我慢が効くとき)に限られます。
若い男女の間で――たとえばサークルにおいて、女友だちを男子が口説くことがありますね。
そのとき、女子は「サークルのみんなに迷惑がかかるから、いい友だちでいましょうね」と、彼を諭しつつNOと言いますね(腹の中でうぜっと思いつつ)。

そのことで、もし彼が改心して友だちに戻ったなら、そのとき友情が成立します。
むろんその場合も、彼はおうちに帰って、彼女のことを妄想しながら、ひとりで右手でなにかをしているわけですが、そういう「やせ我慢」が効くと、そのふたりの友だち関係は成立します。
反対に、彼のやせ我慢が効かず、しつこく女友だちを追いかけまわしたり、いつまでも好き好きLINEを送ると、やがて彼女が口をきいてくれなくなりますね。その時点でふたりは、他人よりも遠い関係になります。

男子が失敗しないと男女の友情はむずかしい

おれが口説いたときから、友だちであったはずの彼女が口をきいてくれなくなった――このような失敗体験からしか、男子は異性との友だち関係がどのようなものであるかを理解しないとぼくは考えます。
むろん、もともと勘のいい男子とか、もともと「匙加減」を知っている男子は、そういう失敗をせずとも、異性間における友情がどのようなものなのかをわかっていると思います。
でもそういう男子は少数で、大多数は「口をきいてくれなくなった」という「失敗」からしか学べないと思うのです。それが男というものだと――。

おわりに ~淋しく思わないでください~

以上のことから、男女の友情について、2つのことが言えると思います。
ひとつは先に書いたように、男女の友情は男子のやせ我慢が成立させているということ。
いまひとつは、女子の寛容さが男女の友情を成立せしめているということ。
口説かれて「口をきかなくなった」女子ではなく、しつこく口説かれても寛容さを見せる女子っていますよね?そういう女子は、しつこい男友だちも「一応」友だちのままの関係を続けたりしますよね。
ホンネでは「こいつうぜぇ」と思っていても。

ちなみに、男子のやせ我慢と、ある種の女子の寛容さによって支えられている男女の友情が、条件なしの「本当の友情」に変わることがあるとすれば、それは男子がその女子に「女」を1ミリたりとも感じなくなったときです。
が、それはそれで女子として淋しいと感じることだってあるでしょう?ね?ありますよね?
その淋しさが男を惑わせるので、淋しく思わないでくださいというのが、女友だちに対する男子の切実なホンネなのです。
(ひとみしょう/作家・コラムニスト)

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