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“背中握手”で肩こりも解消! 脳にも働きかける“柔軟王子”のストレッチ

  • 2020.5.11
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背中で手と手をつなぐ、“背中握手”。まったく届かない人もいれば、どちらかだけできないという左右差がある人も、肩や腋の下、背中の筋膜をほぐすと左右差なくつなげるように。“柔軟王子”の愛称で知られる柔軟美トレーナー・村山巧さん直伝、『筋膜アプローチ』と『脳科学アプローチ』を組み合わせた『トップギアストレッチ』で、“背中握手”ができるやわらかいカラダを目指しましょう!

デスクワークで肩が凝り固まっている人には難しい背中握手。肩をほぐすプロセスが多いけど、実は一番のポイントは腋の下。ここがカタいと腕が上がらず、手をうしろに回せないので、意識してストレッチしよう。

ここにアプローチ…肩、二の腕裏、腋の下、体側

筋膜アプローチ(左右各30秒以上)

肩のうしろ

背中握手で下から回す腕の動きをしなやかに。

右手で左肩のうしろをイタ気持ちいいくらい強めにつかみ、その手をできるだけ固定させたまま左腕を前後に動かす。これにより背中握手の時に、腕を下から回しやすくなる。

二の腕裏

ローラーの上で腕を回転させてストレッチ。

これも背中握手で下から回す腕をやわらげるアプローチ。仰向けになり、ローラーの上に左の二の腕裏を乗せたら、腋からねじるように上、下と二の腕を回転させる。

※フォームローラーは表面に凸凹がついているもので、直径10×長さ30cm。同じくらいのサイズに固く巻いたバスタオルでも代用できる。ひもで巻いておくと安定感が増す。

脳科学アプローチ(左右各3回以上)

肩と腋の下

背中握手で上から回す腕をやわらかに。

腕は頭のうしろ。左手で右肘を引き寄せ、右腕はその力に抵抗する。2秒後、左手の力は入れたまま、右腕を脱力。その位置からまた左手で右肘を引き寄せ、脱力。3回行う。

肩と体側

仕上げに、手を近づけやすくする柔軟を。

40cm程度に畳んだベルトを背中側に持ち、上下に引き合う。2秒後、背中の中央に手を寄せるように脱力。ベルトを少し短く持ってその位置からまた引き合い、脱力。計3回。

※ベルトは衣料用のもので、フェイスタオルで代用可。

背中握手ができるとカラダにこんなメリットが!

肩こりや猫背解消につながる効果あり。
肩まわりの筋肉をよく動かすので、肩こりや猫背でお悩みの人はぜひトライ。ちなみに「肩と体側」は、入浴時にやるとより早く効果が出やすい。

村山 巧さん 柔軟美トレーナー。延べ2万人以上を柔軟なカラダに。著書『自分史上最高の柔軟性が手に入るストレッチ』(かんき出版)が大ヒット。

『カラダを柔らかくしてあらゆる悩みを解決!超速効ストレッチ』(小社刊)。肩こりや腰痛などカラダの悩み別ストレッチが満載。

サスティナレッチブラトップ¥7,300(エミヨガ ) クロップドレギンス¥6,290(ギャップフィット/Gapフラッグシップ銀座)

※『anan』2020年5月13日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・莉帆 構成、文・保手濱奈美

(by anan編集部)

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