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田中圭インタビュー「田中圭といえば寝ぐせ。周囲に引かれています(笑)」

  • 2020.5.8
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出演作が続く人気俳優の素顔はオシャベリ好きな仕事人間!?

ドラマ『らせんの迷宮 ~DNA科学捜査~』で主人公の天才科学者を演じる田中圭さん。“普通”が持ち味の役に定評のある田中さんが特殊な変人キャラクターに挑む。

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【PROFILE】田中 圭

1984年7月10日生まれ。東京都出身。『おっさんずラブ』のはるたん役で一躍ブレイク。ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系・近日放送)にも出演。主演を務める映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』も近日公開予定。

田中圭といえば寝ぐせ。周囲に引かれています(笑)

ドラマ『らせんの迷宮〜DNA科学捜査〜』で天才遺伝子科学者の神保仁を演じる田中圭さん。最初に台本を読んだ印象は「台詞が多い」だったそう。

「例えば恋愛作品のような人間ドラマの場合、台詞がそれほど重要な意味をなさなかったりするので、台詞は有って無いようなものだったりします。でも、今作のような作品では台詞がとても大事なので、久々にじっくり台本を読んで台詞を覚えなければいけない。少し憂鬱です(笑)。でも、遺伝子の話など、台本を読んでいても学ぶことが多く、すごく面白い作品だと思います」

神保とタッグを組んで難事件を解決していく刑事・安堂源次を演じる安田顕さんとは意外にも初共演。

「ヤスケンさんのイメージは熱くて面白い人。戸次(重幸)さんに『ヤスケンさんはどんな人ですか?』と聞いたら、『俺より心を開かないよ』と言われて、(TEAM)NACSの人は面倒だなと思いました(笑)。今回の作品の熱血で昭和な刑事の源次役は、ヤスケンさんにピッタリだと思います」

神保と源次の関係性については「最後までデコボコでありたい」と話す。

「原作ではけっこう相性がいい感じに描かれていますが、もともと性格は正反対の二人なので、デコボコのままで終わったらいいと思っていますけど(笑)。息が合っていないのになぜだか噛み合っていて、事件を解決してしまうほうが面白い気がしていて。今まで見たことのない新しいバディものを作っていけたらいいなと思います」

神保はDNA研究に没頭するあまり常軌を逸した行動をとる変わり者。田中さんにも、周囲に引かれてしまうような趣味や行動はある?

「寝ぐせです。起きたままの状態で現場に入るので、僕的には気にしていないのですが、『それで来たの?』とよく言われます。初対面の方には必ず引かれます。最近だと、『ヒノマルソウル』という映画で共演した日向坂46の小坂菜緒ちゃんは、寝ぐせを含め全体的に引いていらっしゃいました(笑)。こんなに話すおじさんは、10代の女の子には強烈だったみたいです」

INFORMATION

『らせんの迷宮 ~DNA科学捜査~』

テレビ東京系にて近日放送
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32億の遺伝子配列を記憶するというDNAの専門家・神保仁(田中圭)。そんな天才遺伝子科学者が昭和な熱血刑事とタッグを組み、豊富な知識と推理力で難事件や未解決事件を解き明かしていく。遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫るミステリー。

撮影/booro スタイリスト/山本隆司 ヘア&メイク/大橋覚(VANESSA+embrasse) 取材・文/関川直子 ※再構成 with online編集部 ※情報はwith2020年6月号発売時点のものです。

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