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【いつか見に行きたい世界の春絶景】イギリスに春を告げるブルーベル群生スポット3選

  • 2020.5.6
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外出自粛により、今年の春は自分だけの時間で桜の景色を楽しんだ人も多いのでは?海外ではどんな春を迎えているのでしょう。いつか見に行きたい世界各地の春の絶景を特集でお届けします。今回紹介するのは、イギリスで春の訪れを感じさせる花、ブルーベルです。ブルーベルが群生する森が点在するイギリスの中で、3か所のブルーベル景勝地をご紹介します。

イギリスのブルーベル

英国の春は可憐なブルーベルの花とともに

イギリスのブルーベル

イギリスで春を感じる花として知られるのが、ブルーベル。イギリスに自生するブルーベルは、「イングリッシュブルーベル」と呼ばれ、球根から育つヒアシントイデス属の植物です。1年のほとんどを土の中で過ごし、春になると成長して紫がかった青の花を咲かせます。群生地はまさに絨毯が敷き詰められたような美しい光景に。4月下旬から5月上旬にかけて、森に咲き誇るブルーベルは、イギリスの人たちにとって新しい季節の訪れを感じさせてくれる存在なのだそうですよ。

ロンドン郊外、森の中に青い絨毯【アシュリッジ・エステート】

イギリス・アシュリッジ・エステート

ロンドンから北西方面、車で1時間ほどの場所にある「アシュリッジ・エステート(Ashuridge Estate)」は、ナショナルトラストが管理する自然保護地区で、面積2,000ヘクタール(20平方キロメートル)という広大な敷地。電車なら、ロンドンのイーストン(Euston)駅から最寄り駅のトリング(Tring)まで約40分、そこからバスや徒歩で到着します。森や丘などさまざまな風景が広がる敷地内には、遊歩道や乗馬用の道が整備され、散歩やサイクリングが楽しめます。春には木々の中にブルーベルが咲き乱れ、青い絨毯のような光景が広がるブルーベルの景勝地として知られています。

【アシュリッジ・エステート(Ashridge Estate)】

所在地:Moneybury Hill, Ringshall, Near Berkhamsted, Hertfordshire, HP4 1LT

電話:+44(0)144 285 1227

春のピクニックがてらブルーベル散策【ミッチェルデヴァーの森】

イギリス・ミッチェルデヴァーの森

イングランド南部のハンプシャー州ウィンチェスター郊外にある「ミッチェルデヴァーの森(Micheldever Woods)」は、主にブナをはじめとした針葉樹が点在する、約251ヘクタール(2.5平方キロメートル)の森。ピクニックエリアや遊歩道が整備されている、憩いの場となっています。春になると、木々が生い茂る下にブルーベルが一面に咲き乱れ、神秘的な景色が広がります。

【ミッチェルデヴァーの森(Micheldever Woods)】

青空に映えるブルーベルの【コセルストーン・ヒル】

イギリス・コセルストーン・ヒル

イングランド本土の南西端、ケルト海へ伸びるコーンウォール半島の北部にある丘陵地帯、クワントック・ヒルズ(Quantock Hills)の一部にある「コセルストーン・ヒル(Cothelstone Hill)」。先史時代からの遺跡が残る場所としても知られる丘で、野生動物が生息する自然あふれるエリアです。大絶景を見ながらのハイキングスポットとしても人気の場所。丘の上にブナの木が立ち並ぶ可愛らしい風景の中、春にはブルーベルが咲き誇る絶景が見られますよ。

【コセルストーン・ヒル(Cothelstone Hill)】

 

[参照]

今は新型コロナウイルスの感染防止に努めることが優先なので、旅は少し我慢の時期ですが、事態が一刻も早く落ち着くよう、そして当たり前の日常が戻ることを願っています。自由に旅行ができる、世界を行き来できる幸せな環境がまた戻る日を希望に、自身の体調管理にも気をつけてお過ごしくださいね。

[all photos by shutterstock.com]

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