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食べて&買って応援!飲食店や生産者のために消費者が今できること

  • 2020.5.1
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ゴールデンウイークを迎えるなか、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛や飲食店の営業自粛要請がいまだ続いている状況だ。店を開けられない事業者は、売上が激減し窮地に陥っている。

また、飲食店向けの出荷が途絶えている生産者は、思いを込めて作った野菜や肉、魚などの出荷先を失い、生産地で破棄されるケースが出ているという。さらに相次ぐイベント中止で、花の生産者や酒蔵なども同様に深刻な状況だ。

そんな事業者や生産者のために、今、消費者ができることは“消費して応援すること”!ここでは、4月から始まったサービスを中心に、テイクアウトなどで消費者が手軽に参加できる活動を紹介したい。

生産者を応援しよう!

■生産者と消費者をつなぐ「GREAT FARMERS TO TABLE」

APバンクが4月17日(金)より公開しているポータルサイト「GREAT FARMERS TO TABLE(グレートファーマーズトゥーテーブル)」では、飲食店シェフの協力を得て、普段お店で使う食材を厳選するなかで出会った食の生産者(GREAT FARMESR)や食材の情報を紹介している。普段はお互いに顔を合わせない食生産者と消費者が、お互いの気持ちを通わすことができるような取り組みを目指しており、この非常時における双方の課題解決にもつながりそうだ。

『GREAT FARMERS TO TABLE』( http://greatfarmerstotable.com )

■「ふくしま!浜・中・会津の困った市」

福島では、地域商社「いわきユナイト」と豆菓子販売事業を営む「おくや」がタッグを組み、オンライン物産展「ふくしま!浜・中・会津の困った市」を企画。同展は「おくや」が取り組んでいる「会津喜多方困った市」の範囲を福島県内全域に拡大したもの。福島県内の事業者の「困った」を解決するため、各事業者の在庫商品をお得な価格とセット内容で販売している。

福島県内で製造される農産・水産加工品のほか、工芸品も販売され、普段は福島に行かなければ買えないようなレアな商品もあるので、自宅にいながらお取り寄せを楽しんでみるのもよさそう!

『ふくしま!浜・中・会津の困った市』( https://iandu.shop-pro.jp/?mode=f28 )

■飲んで応援!「オンライン日本酒市」

イベントの中止などにより、酒蔵・酒販店もまた売上の大幅な減少に悩んでいる。そんな全国各地の日本酒をオンライン上で“応援購入”できる「全国から集結!オンライン日本酒市-飲んで酒蔵を応援しよう-」が、5月12日(火)よりMakuake内で開催!

Makuake内のページに各酒蔵・酒販店による参加背景や酒造りのこだわり、おすすめの飲み方などがまとめて掲載され、消費者は「サポーター」として“応援購入”することで、酒蔵・酒販店のサポートができるという仕組みだ。地元でしか流通しない希少なお酒や、斬新な造り方のユニークなお酒などの情報も満載。家飲みがより楽しくなるような日本各地のおいしい日本酒を購入して、全国の蔵元を応援しよう!

『全国から集結!オンライン日本酒市-飲んで酒蔵を応援しよう-』詳細 ( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000036381.html )

■花の生産者を応援!「#StayHomeさいたま」

さいたま観光国際協会によって企画された「#StayHomeさいたま」では、これまでテイクアウト情報や、さいたま市内の博物館・美術館・スポーツクラブなどで企画されているコンテンツなどを紹介してきた。今回同サイトでは、さいたま市内の花卉生産農家を紹介する取り組みがスタート!4月28日(火)時点で、さいたま市内に事業所・店舗がある10団体が掲載されている。

大切に育てた花を出荷できずに辛い思いをしている農家を応援すべく、綺麗なお花を自宅に飾ったり、ガーデニングを楽しんだりして、“StayHome”を華やかに楽しんでみては?

『#StayHomeさいたま』( https://www.stib.jp/stayhome-saitama_flowers.shtml )

テイクアウトで“食べて応援”!飲食店を救おう

■「#TakeOutMe」でお店を探そう

「#TakeOutMe」は、飲食店側がお店の情報やテイクアウトの写真を入力するだけで、おしゃれなテイクアウトメニューの画像ができあがり、SNSにシェアすることができるサービスだ。消費者は、TwitterやFacebookで「#TakeOutMe」のハッシュタグで検索すると、テイクアウトを実施しているお店を探すことができる。

飲食店の投稿にはお店の住所が記載されているため「#TakeOutMe 台東区」や「#TakeOutMe 山形県」のように地域名を入れて検索することも可能だ。今すぐSNSでテイクアウト情報を検索してみよう!

『#TakeOutMe』詳細 ( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000052186.html )

■aumo「飲食店応援プロジェクト」

おでかけメディア「aumo」では、「飲食店応援プロジェクト」の一環として「ご当地応援!テイクアウト・デリバリー店を投稿しよう」キャンペーンを開始。5月10日(日)までの期間、テイクアウト・デリバリーの店舗情報を「aumo」アプリで初めて投稿した人を対象に、先着および抽選でプレゼントを用意している。

「aumo」アプリの新タブ「おうち時間」では、在宅時間を楽しめる記事を掲載!おうち時間を楽しみながら、キャンペーンでおトクに飲食店の応援に貢献してみては。

『ご当地応援!テイクアウト・デリバリー店を投稿しよう』詳細 ( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000021973.html )

■「#比内地鶏を食べて応援」プロジェクト

秋田では、観光地や飲食店から客足が遠のいたことで、比内地鶏の流通が大きく減少し、出荷は平年の3割と大幅に落ち込んでいるという。そこで「秋田犬ツーリズム」では、クラウドファンディング「#比内地鶏を食べて応援」プロジェクトを始動。支援者には返礼品として「比内地鶏と温めるだけのお惣菜セット」などが贈られる。

プロジェクト実施期間は5月31日(日)まで。もともと流通量の少ない貴重な比内地鶏を手に入れられるチャンス!“秋田県の宝”といわれる比内地鶏を守る取り組みを応援しよう。

『#比内地鶏を食べて応援』詳細 ( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000038056.html )

■「rebake」藤沢人気パン店のテイクアウトを開始

パンのフードロス削減通販プラットフォーム「rebake」では、神奈川県藤沢市の飲食店を支援するために、同地域周辺の人気店約6店舗程のパンが入ったセットを、オンライン事前購入限定にてテイクアウト販売する。パンの受け渡しは、休業を余儀なくされている地元の飲食店で行い、ドアの開放・アルコール除菌実施・マスク着用を義務付けるうえ、完全予約制で列に並ぶ必要がないように配慮する。なお、売り上げはパン屋や飲食店の支援に充てるという。

実施期間は5月中旬までを予定しているので、パン好きの人は必見だ。

『rebake』( https://rebake.me/items/527 )

■テイクアウトで地域を応援!「TAKEOUT yamanashi」

山梨では、飲食店のテイクアウト情報を届けるアプリ「TAKEOUT yamanashi」を学生チームが開発。同アプリでは店舗への応援メッセージを送ることもでき、飲食店側も含めて誰でも無料で利用できるという。情報をシェアしあって、地域一丸となって飲食店を応援しよう!

『TAKEOUT yamanashi』詳細 ( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000041076.html )

■「東三河食べ支えプロジェクト@豊橋」

「東三河食べ支えプロジェクト@豊橋」は、テイクアウト・デリバリーを行っている飲食店情報を紹介するサイト「#おいしいカタログ」を4月に立ち上げた。“たべる人も、つくる人も、お互いが支え合い、飲食店に活気がもどり、街に賑わいがうまれてほしい”という願いのもとに誕生した同サイト。

テイクアウトやデリバリーを利用したら、お店や料理の写真をハッシュタグ「#おいしいカタログ」をつけて、SNSへ投稿してみよう。

『#おいしいカタログ』( https://www.neophoenix.jp/oishii-catalog/ )

ふるさと納税でおトクに応援!

■畜産農家応援企画「GO!こゆ牛」

宮崎では、新型コロナウイルスの影響で和牛の取引価格下落に苦しむ畜産農家を支援すべく、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」において畜産農家応援企画「GO! こゆ牛」を実施している。「ふるさとチョイス」の自治体特集として特集ページが設置され、新富町内の直売所など一部しか流通していないローカルブランド牛「JAこゆ牛」4種類が返礼品として受け取れる。5月10日(日)までの期間限定で寄附申込が可能だ。

また特集ページには、同機構が取材した「JAこゆ牛」肥育農家の思いが生産現場の画像と共に掲載されているのでチェックしてみよう。

『畜産農家応援 GO! こゆ牛』( https://www.furusato-tax.jp/feature/detail/45402/5298 )

■「生産者を救おうプロジェクト」

ふるさと納税プラットフォーム「ふるさとプレミアム」を運営するユニメディアは、「生産者を救おうプロジェクト」と題して、支援が必要な生産者をもつ自治体をクローズアップした特設ページを公開。まずは、リクエストのあった5自治体62件の返礼品から開始し、今後さらに継続して自治体からの掲載リクエストを受け付けるという。

手間ひまをかけて作られた食材を無駄にすることなく、これからも日本産の食材を変わらず食べられるよう、まずはふるさと納税で協力してみよう。

『生産者を救おうプロジェクト』( https://26p.jp/recommends/416 )

あのお店を応援したい!未来のチケットを購入しよう

■緊急事態宣言解除後に利用できる「半額クーポン」

会員制サイト「トクー!」では、4月16日(木)より、緊急事態宣言解除後に利用できる「SOS 前売り 半額クーポン」の販売を開始した。新型コロナウイルスが収束するまでの間、同クーポンの購入が可能となっている。

対象は「トクー!」プレミアム会員で、飲食店のほかに宿泊施設なども応援できるのが魅力だ。

『トクー!』クーポン購入ページ ( https://www.tocoo.jp/coupon )

■お店の未来にエールをおくろう「giftee」

eギフトの販売WEB/アプリサービス「giftee」では、4月22日(水)より、店舗応援プロジェクト「お店の未来にエールをおくろう」をスタート。将来、店舗での支払い時に使える「店舗応援チケット」を先払いで購入することで、お店の存続に向けてエールをおくることができる仕組みだ。販売期間は、新型コロナウイルス感染症拡大が収束し店舗の営業が正常化するまでを予定。

チケット購入時にはメッセージを添えることもできるので、収益の支援に加えて応援の声をお店に届けてみよう。

『店舗応援チケット』販売サイト ( https://blog.giftee.co/2020-yellticket )

■「ボトルキーププロジェクト」

キッチハイクが、苦境にある飲食店を支援すべく3月よりスタートした「#勝手に応援 プロジェクト」。キッチハイクのアプリ・サイト上で、数カ月後まで利用可能な飲食店の「チケット(食事券)」が購入できるという企画だ。

今回その第3弾として、ONESTORYとともに、「ボトルキーププロジェクト」を始動!未来の来店時にボトルと引き換えできる「ボトルキープ」チケットを購入して飲食店を応援することができる。参画店舗は、ミシュランガイド掲載店など日本が誇る一流レストラン!美味しいワインを心待ちにしながら、お気に入りのお店を応援したい。

『ボトルキーププロジェクト』( https://kitchhike.com/brand_portfolios/5e954093528beb259b2a3b62 )

■福岡の飲食店救済プロジェクト「SAVE THE うまかもん」

飲み文化・食文化が盛んな福岡。そんな福岡らしさを楽しみながら、さまざまな形で地元の“うまかもん”を守っていく「SAVE THE うまかもん」プロジェクトが始動している。

同取り組みは、デリバリー・テイクアウトサービス「ゴチ送」と、オンライン飲み会サービス「たくのむ」がタッグを組んで、「おいしい九州プロジェクト」の一環としてスタートしたもの。新型コロナウイルス感染症の影響を受けた福岡の飲食店を応援したいと思う人々が集まって、家にいてもお店で仲間と飲み会を楽しんでいるような感覚を味わえるように工夫を凝らす。

福岡ならではのオンライン飲み会ができる「福岡おうち酒場」は福岡外からも利用可能で、みんなで一杯飲みながら楽しく語り合うだけでなく、飲食店や個人、企業などが自由に集い、応援アイデアを語り合う場としても期待されている。飲み会を楽しみながら、今ならではの貴重な意見交換をしてみるのも楽しそうだ。

『SAVE THE うまかもん』( https://oishii-kyushu.com/umakamon/ )

“困っているあのお店や生産者を応援したいけど、何ができるのかわからない…”、そんなもどかしさを感じている人は、身近な応援ツールを使って消費支援に参加してみては。

みんなで力を合わせてコロナ禍を乗り越えよう!

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