1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 前向きになれる♡外出自粛中でも「メイク」を楽しむべき理由

前向きになれる♡外出自粛中でも「メイク」を楽しむべき理由

  • 2020.5.1
  • 590 views

外出自粛が続いて不安やストレスが溜まりやすい状況だからこそ大切にしたい、心身のセルフケア。自宅でも取り組めるワークアウトや料理などで、気分転換を図る人は多いはず。

そこで今回は、ちょっと意外な方法でポジティブな気分を取り戻したコスモポリタン アメリカ版のエディターの体験談をご紹介。

語り:アマ・クワテング

心細い自宅待機

新型コロナウイルス感染拡大により、ニューヨーク州でも「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」が取り入れられました。

感染者がどんどん増えて、事態はあっという間に悪化。私の友人の中には仕事を失った人もいれば、感染してしまった人もいます。中には実家に帰省してしまう人もいましたが、オハイオ州に住む両親と話した結果、私は(感染を拡げないためにも)ニューヨークで自宅待機をすることが最善だという結論に至りました。

いつもはポジティブな私に変化が…!

普段の私は、周りからウザいと思われるくらいポジティブ思考で、自己肯定感が上がるコツを積極的に周りへ教える側の人間でした。ところが、新型コロナウイルスに関する悲しいニュースを見続けていた私の心には、あっという間に恐怖と不安が募ってしまい…。

この不安を和らげるためにできることは、全部試したつもりです。友人にチャットで相談したり、テレビやネットのニュース情報を取捨選択したし、自宅でのワークアウトも継続しました。健康的な食生活だって送っていたし、読書にも励みました。

それでも、今までのような元気が湧いてこず、悲しみと寂しさだけが残ったんです。

メイクをしたら気分が一変!

外出をする予定もないので、休日にはすっぴんで一日中スウェットを着ていることもあったし、髪をとかさないことだって何日もありました。今世界で起きていることを考えると、自分を着飾ることなんて無意味に感じていました。

そんなある日、私に転機が。コスモポリタン アメリカ版のTikTok用に、動画の撮影を頼まれたんです。

「たくさんの人が私の顔を見るわけだし…」と思い、久しぶりにメイクをした途端に気分が一変! コンシーラーで気になる部分を隠し、鮮やかなピンクのアイシャドウをまとった瞬間、今までのポジティブな私に戻ったんです。

化粧と脳の関係

ニューヨークに拠点を置く、メンタルヘルスカウンセラーのダリル・アップルトン氏によると、化粧をして自分をより良く見せることで、ドーパミンの分泌(通称:幸せホルモン)を促すテストステロンが増えて、自分に自信がつくそう!

「ハーバード大学が発表した『The Lipstick Effect 』での研究によると、化粧をしているときはしていないときよりも自尊心が高くなるうえに、自分を前向きで意欲的な人だと認識する傾向にあることが判明しました。つまり、化粧をする行為が自意識を変えるのです」

また、ニューヨークを拠点とする家庭医のサビナ・レビスさんは、毎日メイクをしていた人が急に習慣を変えた時の影響についても言及。

「あなたを作り上げているのは、毎日の生活習慣。そのルーティンが突然崩れてしまうと、自意識を見失ってしまうことがあります」

セルフケアは人それぞれ

セルフケアの仕方は多種多様で、お菓子を作ることや、パズルに取り組むことが気分転換になる人も。今まで化粧を毎日していた人は特に、フルメイクをする必要はないけれど、リップグロスやアイシャドウを少し加えるだけでも、ポジティブな気持ちになれるかも♡

※この翻訳は抄訳です。

Translation:YUUMI IKEUCHI

COSMOPOLITAN

元記事で読む
の記事をもっとみる