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よくある「モテテク」をより実践的・効果的にブラッシュアップしてみた

  • 2020.4.30
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どうもあかりです。
世の中に「男性にモテるようになるテクニック」といったものは数多く存在します。
いわゆる「モテテク」というヤツですね。


しかし、私がこれまでに見聞きしてきた数多くの男性の意見を元にすると、「いやいや、現実にそんなことしてくる女性って、モテるどころかキモくない?」とか「もうちょっとこうした方がいいのでは?」とか、いろいろとツッコミたい点があります。


今回は、世に言われる「モテテク」というヤツに、いろいろとツッコミを入れていきながら、みなさんにリアルライフのリアルラブで活用していただけるよう、より実践的・効果的なものにブラッシュアップしていきたいと思います。

モテテクその1:「ボディタッチ」

「男性はボディタッチに弱いので、積極的に相手の男性の身体に触れていくべき」
こんなアドバイスはネット、リアル問わずあちこちで見かけます。


さすがにこれをそのまま鵜呑みにして、いきなり気になる男性の腕を両手でガシっと掴んでみたりといった"ハード"なボディタッチに及ぶ女性は少ないとは思いますが、案の定、男性側のこの「ボディタッチ」のモテテクに対する意見は総じてシビアです。


「いきなりガっと触られたら、悪い意味でドキッとしてしまうと思う」(広告/24歳)

「いままでボディタッチがなかったのは、ボディタッチがないのが自然な関係性だったからであって、そういった文脈を無視していきなりボディタッチだけをねじ込むのは不自然すぎると思う」(公務員/26歳)


どれも至極もっともな意見に思います。


ただ、だからといって「ボディタッチは悪」だとか「ボディタッチには意味がない」だとかいうことにはならないと思います。あくまで、用法と用量の問題であって、ボディタッチも、上手に使えばきちんとそれなりに効果を発揮してくれるはずです。


そこで私から「まだボディタッチが『自然』じゃない関係で使える適切なボディタッチ術」をご紹介。


ポイントは2つです。
●「ボディ」じゃなくて「服タッチ」にしておく
●「タッチ」にこだわらず「タッチできそうな距離」にしておく


1つ目。
「ボディタッチ」というのはいきなり踏み込み過ぎなので、たとえば気になる男性の「腕」ではなくて、「上着の袖」をちょっと摘まむくらいの感じにとどめましょう。
これなら拒絶反応を示されることなく、良い意味で「触られた」感をさりげなく演出できます。


そして2つ目。
何度もボディタッチ、服タッチをするのは不自然ですが、気になる男性と「ゼロ距離で、いつでも触れられそう」な距離感を保つのであれば、やっぱり拒絶反応もないし、でも「もうちょっとで触れそう・・・・・・」というドキドキ感も絶妙にあるので、ナイスバランスです。


ということでまとめると「ボディタッチ」のモテテクは、「服タッチ」または「タッチできそうな距離」にするのが良さそうです。

モテテクその2:「褒める」

「モテたいなら、とにかく褒めるべし!」みたいなのも、モテテクとしては常套ですよね。


まあ、褒めること自体が悪いとは思いませんが、人って「お世辞」とか「媚びを売る」とかの目的でも誰かを褒めたりしますので、ただ褒めればモテるってことにはならなそうです。


現に、「なんか、とりあえず『カッコいいよね』とか『彼女絶対いそうなのに!』みたいなありきたりな褒め言葉って、媚びられてる感じがしてとくにドキッとはしない」という意見もよく耳にします。


そこで私がおすすめする「真にモテる褒め方」のポイントが、次の2つです!
●「今まで誰かから褒められたことがなさそう」な点を褒める
●褒めるのは、一日に一回だけ


1つ目は、とっても大事です。「イケメン!」「モテそう!」といった、ありきたりな褒め言葉は、全く効果的ではありません。響かないし、「媚びてる」感が出てしまう。


ここはむしろ「クールに見えて、実は彼女にはめっちゃ優しいタイプでしょ?」のような、見た目、周りからのイメージとあえて逆を言うとか「男子なのにいい匂いするよね」とか、とりあえずハズレでもぶっちゃけ本当はそんなふうに思っていなくてもいいので、「こんなこと言われたの初めてだ!」と思われるようなことを言ってください。


これだけで「褒める」のインパクトが倍増します。


2つ目は、分かりますよね。何度も褒めたらわざとらしいし、一個一個の褒めの効果が薄まってしまうので、一度に一つまで。そうすることで、たった一つの褒め言葉の印象深さ、真実らしさが強まります。

モテテクその3:「上目遣い」

「上目遣い」というのも、典型的なモテテクとして紹介されることが多いですよね。
しかし、さっきの「褒める」モテテクと同様に、このアドバイスをそのまま鵜呑みにしていきなり本気の上目遣いをやってしまうと、いかにもわざとらしくなってしまいます。


そもそも「いきなり至近距離まで接近されて、下から覗き込まれる」って、描写だけをイメージすれば、普通に怖いですよね。『呪怨』の中で布団の中に隠れてる男の子かよって感じです。


むしろ、私が男性の意見を聞いていて思うのは、「上目遣いは、正面からではなく、横からやるのがよい」という点です。

気になる男性と一対一で向き合ったポジションで上目遣いをするのではなく、その彼の隣、横から、上目遣いで彼のことを見てあげる。


「男性は女性よりも左右の視野が広い」というのはよく言われることです。
科学的根拠があるのかどうか、私は専門家じゃないので知りませんが、たとえば男性だとサッカーやバスケをやっていた経験がある人が割合的に多いので、そういうことがあってもおかしくはないかなと思います。


ここから言える重要なことは、『男性は、横からの女性の視線にも、割と普通に気付く』ということ。


そもそも「上目遣い」がモテテクたり得るのは、「上目遣いをしている女性の顔がかわいい」からじゃなく「上目遣いをされる=俺が好かれてる」と思えるから。


このような理由であれば、正面から上目遣いをする必要なんてないのです。


むしろ、サイドから上目遣いをしてあげれば、彼と目が合っていなくても、「上目遣いで、見つめられてる・・・・・・!」と彼が気付けばOK。それに横からの方が、かなり自然にできますので、ハードルも低いですよね。

モテテクその4:「露出」

たしかに性的な魅力を上手に駆使できれば、それなりのモテに繋がりそうです。
しかしだからといって「とにかく露出しておけばOK!」みたいなモテテクを見ると「男心が分かってないな~」と私はいつも思ってしまうんですよ。


男性が性的に興奮するのは、基本的には「露出」よりも「妄想・想像」です。
「肌色が多く見える」というリアリティに興奮するのではなく、「中はどんなふうになってるんだろ」とうイマジネーションに興奮するのです。


たまに「男性をドキッとさせたいなら、ボディラインのはっきりした服で!」というモテテクを紹介した記事やコラムがありますが、こういったアドバイスこそ適切です。


ただし、「露出」が効果的になる場面もあります。それは、「ふたりきり」のシチュエーションにおいて。


「露出」は、それ単体では魅力的にはならないどころか、「軽い女」という印象すら与えてしまいかねないものですが、デートでの「俺のためだけの露出」であれば、「特別感」が手伝って、そして「軽い女感」が出ずに済むので、よい感じにドキッとしてもらえます。

モテテクその5:「聞き上手」

「聞き上手はモテる!」みたいなアドバイスも、耳にたこができるほどたくさん聞いてきたと思います。そこには必ず「相づちが大事」みたいなアドバイスがくっついてきます。


しかし、男性に言わせると、「相づちだけが達者な女」なんて全く魅力的ではありません。

「ドキドキしたり、楽しい会話って、スムーズさが大事なわけじゃないと思う。それよりもお互いがどれだけ『自分』を出せたかだと思う」(出版/22歳)


まさにその通りで、「聞き上手」のモテテクは、「男性に気持ち良くスムーズに自分の話をさせればモテると思ってる」ところが間違っています。


たしかに、自分の話ばかり気持ちよくできれば楽しいでしょう。ですがそれって要するにキャバクラと同じですが、キャバ嬢をそのまま好きになってしまう男性ってそんなに多いでしょうか?「気持ち良く話せること」と「相手を好きになること」は全く別物です。


好きになってもらうには、彼の話を引き出すだけじゃなくて、「自分」をアピールしなければ。


そのために必要なのは「聞くスキル」よりも「話すスキル」です。
もっと言うと、「自分の意見を伝えるコミュ力」です。


たしかに男性と比べて、女性は「私はこう思う」みたいな話をするのが苦手な人が多いかもしれません。とくに好きな男性を前にしたとき。


相づちもそれはそれで頑張っていいと思うのですが、それと同じくらい、「自分の話」をすることにも注力してみましょう。


オススメは、彼が「俺は○○と思う」「○○をした」と「俺の話」をしてきたときに、「そうなんだ」「すごいね!」と一言相づちを入れつつ、「でもこれってこうじゃない?」みたいに(反論みたいにならないように気を付けつつ)「私の話」をしてあげることです。


こうやって意見交換のラリーみたいなものができると、男性としては「この子と話しているの、楽しい」と感じやすくなりますよ。

モテテクその6:「焦らす」

最後のモテテクは、「焦らす」。
これもみんなが一度は聞いたことがありますよね。LINEの返信を遅らせたり、みたいなのがその典型例でしょう。


そもそも「焦らす」とモテるのはどうしてだと思いますか?
それは、「この子の興味関心が俺以外のところに向いている。もっと俺の方を振り向かせたい!」という気持ちが生まれて、それが「好き」の原動力になるからでしょう。

たしかにこれがうまくいけば「焦らし」はとっても効果的だと思います。


しかし、この前提を踏まえずに、ただ単に「焦らす」といううわべだけをさらった場合には、「特に忙しいとは聞いていないのに、LINEが返ってくるのが遅い」と認識されてしまうのがオチ。


これでは「ただLINEの返信が遅い人」か、あるいは「俺に興味が全くない人」としかみなされません。「この子の興味関心が俺以外のところに向いている。もっと俺の方を振り向かせたい!」という「焦らし」の狙いが達成できていないのです。


なので、「焦らし」を使いたいのなら、「本当に忙しくすること」です。
たとえばそれなりに仕事が忙しい女性であれば、「焦らし」は「仕事熱心なこの子に、『もっとこの人とたくさん連絡とってたい』って思わせたい!」という効果を生んでくれるでしょう。仕事に限らず、友達と会う予定などをたくさん入れて「忙しい」状態を意識的に作り出してももちろんいいです。


いずれにせよ「暇なのに、焦らす」という全く意味のない、むしろ逆効果なことはしないこと。「焦らす」なら、まずは「焦らすだけの理由」をきちんと自分の中で作ってからにしましょう。


世の中にある「モテテク」をはじめとする恋愛系のアドバイスを見たとき、それをそのまま鵜呑みにするんじゃなくて「そもそもどうしてこれが効果的なのかな?」「本当にこれって効果的?」と自分の頭で考えてみるクセを付けると、本当の意味であなたの恋愛力が向上していくはずです。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)

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