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ブラッド・ピットがコーヒー1杯のギャラを要求した『デッドプール2』。【セレブのカメオ出演映画vol.4】

  • 2020.4.24
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Photo_ Jun Sato/WireImage
Brad Pitt attends the premiere for 'War Machine' at Roppongi Hills on May 23, 2017 in Tokyo, Japan.Photo: Jun Sato/WireImage

ブラッド・ピットが『デッドプール2』(18)に出演したのは、子どもたちが『デッドプール』(16)の大ファンだったから。デッドプールが率いるXフォースのメンバーになるミュータント、パニッシャーを演じた。パニッシャーは全身を透明にする能力を持ち、いつもは全く姿が見えず、声も出さないので、その場にいるのかいないのかもわからない状態。

ところが、パラシュートでアクシデントが発生し、身体が電線に引っかかった一瞬だけ姿が見えるようになるのだ。全く姿が見えない役に大物スターを起用し、感電シーンだけ姿を映すという発案はライアン・レイノルズによるもの。そのアイデアを気に入ったブラッドは、ギャラとして「コーヒー1杯」を要求したそう。「これは『タダで引き受ける』という彼なりの言い方。最高にクールだ」とライアンは絶賛している。

『デッドプール2』(18)より。Photo_ Courtesy Twentieth Century Fox/ Everett Collection/amanaimages
DEADPOOL 2, Ryan Reynolds as Deadpool, 2018.『デッドプール2』(18)より。Photo: Courtesy Twentieth Century Fox/ Everett Collection/amanaimages

撮影は7分間ほどで終わり、「要求したコーヒーを飲みきる時間の方が長かった」とライアンが振り返るパニッシャー出現シーンは、瞬きしたら見逃してしまうほど。ちなみにマット・デイモンも、この作品にカメオ出演している。敵役のケーブル(ジョシュ・ブローリン)が、現代に到着して出会う男の一人なのだが、特殊メイクで姿形をすっかり変えて、スタッフの大半もマットだと気づかなかったそうだ。エンドクレジットには、ディッキー・グリーンリーフ(『リプリー』でマットが演じた主人公トムがなりすます富豪の息子)名義でクレジットされている。

【過去の記事もcheck! セレブのカメオ出演映画】

Vol1. ストームトルーパーにジェームズ・ボンドも、王子も扮する!?

Vol2. デビッド・ベッカムがロシア人を演じた『コードネーム U.N.C.L.E.』。

Vol3. 『マイノリティ・リポート』に一瞬だけ登場した大物たち。

Text: Yuki Tominaga

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