1. トップ
  2. 裁判で明らかに!ヘンリー王子、義父へ送った「感情的なメール」

裁判で明らかに!ヘンリー王子、義父へ送った「感情的なメール」

  • 2020.4.22
  • 942 views

ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式を前に、世間の大きな注目を集めたのは、同妃と父トーマス・マークルの関係だった。父親が娘の結婚式に出席しないことが明らかになったためだが、実際には舞台裏で何が起きていたのだろうか? その詳細が、裁判所に提出された書面から明らかになった。

メーガン妃はイギリスのタブロイド紙『メール・オン・サンデー』と、その親会社アソシエイテッド・ニュースペーパーズをプライバシーと著作権の侵害、「2018年データ保護法」違反で提訴し、損害賠償を求めている。審理は4月24日(現地時間)から開始され、原告、被告とも裁判所に出廷することなくリモートで行われる。

公開された書面は、ヘンリー王子とメーガン妃が結婚式の直前、トーマスに送ったメールの内容を明らかにするものとなっている。それらの中には、感情的な言葉も含まれている。

ヘンリー王子は2018年5月14日(結婚式の5日前、トーマスがパパラッチのやらせ写真の撮影に協力していたことが暴露された2日後)、次のようなメッセージを送っていたという。

「トム、ハリーです。今から電話をかけます。どうか出てください。ありがとう」
「トム、またハリーからです。本当に、あなたとお話しする必要があります。あなたが謝罪する必要はありません、私たちは状況を理解しています。ですが、“公にすること”は状況をさらに悪くするだけです。メグを愛しているなら、やり直したいなら、どうか電話をください。…メグも私も、怒ってはいません。ただ、お話する必要があるのです。ありがとう」

また、王子は3回目のメールには、こう書いていたそう。

「マスコミに話せば、思わぬ面倒を招くことになります。信じて下さい、トム。最初からそうだったとおり、あなたを助けられるのは私たちだけです」

書面にはまた、メーガン妃は父親が心臓発作を起こしたことを、芸能情報サイト<TMZ>の報道で知ったことが明確に記されている。

「原告またはその夫に電話をかけることもなく、また(彼らからかかってきた)電話に出ることもなく、マークル氏は<TMZ>を通じて、心臓発作を起こしたために病院に行ったことを公表した。原告はその記事によって、心臓発作のことを知った」

また、メーガン妃は5月15日、治療を受けている病院がどこかを尋ねるため、マークル氏に次のようなメールを送っていたという。

「週末の間、ずっと連絡を取ろうとしていたけれど、私たちの電話には出てくれないし、メールにも返信をくれませんね…。お父さんの健康と安全を、とても心配しています。お父さんを守るために、あらゆる手段を講じてきたわ。でも、連絡してくれなければ、私たちにこれ以上何ができるのかわかりません...」
「助けが必要? 警護の人たちに、またそちらに行ってもらうことにしてもいい? 入院したと聞いて、心を痛めています。でも、どうか連絡して…どこの病院にいるの?」

そのほか書面には、ヘンリー王子が「どうか支援をさせて欲しい」とトーマスに伝えたことが書かれている。

この文書は4月17日、被告側が1月14日に提出した答弁書に応答するものとして、メーガン妃の代理人を務めるシリングス弁護士事務所が提出した。

同誌の記事は、メーガン妃の友人たちが匿名で『ピープル』誌に対して手紙の存在を明らかにしたという、"同誌の記事にのみ基づいている"ことを主張。

だが、メーガン妃の弁護士チームは「同妃は、友人たちが『ピープル』誌の取材に応じたことや、同妃について話したということを知りませんでした」とし、手紙の内容に言及していたことも「知らなかった」と主張。さらに、「知っていたとしても、話すことに同意はしなかった」として、手紙が話題にされたことを知り「動転した」と述べている。

これから始まる審理では、より多くのことが明らかになるはず…!

※この翻訳は抄訳です。

Translation:Hearst Contents Hub

元記事で読む
の記事をもっとみる