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#YouKnowMe:3人の勇気ある女性による中絶経験の告白

  • 2020.4.21
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ニュースをご覧になっている方なら、既にアラバマ州議会上院が2019年5月15日に、妊娠中のどの段階でも中絶を禁止する法案を承認したことはおそらくご存じでしょう。そしてレイプや近親相姦の被害者もその例外ではありません。この法案により、中絶を行った医師は罪に問われ、99年以下の禁固刑に処せられる可能性があります。中絶権利擁護派の人々は、この中絶禁止法に影響を受ける人々と連携し、SNSを使って#youknowme(ユーノウミー)のハッシュタグと共に個人の経験談をシェアしています。これから紹介する3人のヨギは、中絶は恥ずべきことではないと語り、人工中絶そして妊娠喪失を経験した人々に対してヒーリングスペースを提供しています。

1.カシ・アンダーウッド

Kassi Underwood(@kassiunderwood)がシェアした投稿 - 2019年 5月月8日午後3時05分PDT

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「妊娠中絶を経験した人の中には、中絶自体に罪悪感や悲しみを抱えていなかったとしても、たった数時間でさえ、その経験を忘れることができない人がいることを私は知っています。—その思考はあなたを取り巻く状況に変化をもたらし、心を乱します。

聞いてください。:平和で自由で自信に満ちた感覚をもたらすプラクティス、祈り、瞑想、思考習慣、認識の変革など、これからのあなたに役立つ方法を見つけましょう。

それには時間がかかるかもしれません。パワーストーンやセラピーよりも時間がかかるでしょう。それでも良いのです。

自らの思考と戦うのは止めましょう。目を閉じ、勇気を持ってください。自らの思考が伝えようとしていることに関心を持ちましょう。

思考を止められない場合、それは「恐れ」と認識し、その恐れの裏には嘘があり、嘘の裏には真実があり、そこには知恵がたくさん隠れているということを知っておきましょう。

自分自身を犠牲者や悪者にするため、中絶の経験を心の奥底にしまい込んだり、もしくは世に訴えたり、中絶を後悔したり、逆に喜んだりすることが起こり得るでしょう。しかし、そのいずれにも陥ってはいけません。こういった傾向に陥ると、本来、あなたの中を流れようとしている知恵が妨げられます。

中絶を経験した人は、中絶を経験したことのない人には単純に立ち入れないエリアに存在する知恵を数多く手にします。

私は中絶をしたことで、より良い母親になれていると思います。もしあなたが母親で、中絶経験がないなら、私はあなたを気の毒に思います。というのは冗談ですが、中絶とその後の私の人生経験のおかげで、自分自身そして母親とはどうあるべきか、英知を磨くことができました。そして、それは中絶経験があったからこその経験です。私はすべてに感謝しています。探し続けているのであれば、探し続ければ良いのです。毎日のスピリチュアルなプラクティスこそが革命の始まりなのです」。

2. サラ・アヴァント・ストーバーさん

Sara Avant Stover(@saraavantstover)がシェアした投稿 - 2020年 3月月24日午後5時18分PDT

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「女性が人工中絶をする際、妊娠の喪失が含まれることを私たちは覚えておく必要があります。すべてのケースに当てはまるわけではありません(時にははっきりと簡単に中絶を決意し、喪失感がない場合もあります)。しかし、中絶の大多数は、他に選択肢がないため、自分のお腹の子に別れを告げるものです。
どうか私たちを頼りにしてください。私たちは思いやりを持ち、善悪の価値判断はしません。書籍、おしゃべり、赤ちゃんを失った女性たちをサポートするグループを提供しています。私たちはあなたと同じように悲しんでいます」。

3. アイリーン・モーニングさん

Somatic Coach, Trauma Healing(@irene_morning)がシェアした投稿 - 2020年 2月月27日午後12時30分PST

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「妊娠中絶、薬物使用、親密なパートナーからの暴力について話しましょう。私はかつて中絶を経験しました。その経験についてインスタグラムで声を大にして叫ぶことができたなら、そうしていたでしょう。私は今現在、批判を受けることなく、それを公の場で話す機会に恵まれています。中絶について沈黙を守ることは過去の失敗を繰り返すことだと思い、自分自身の経験を話す決意をついにしました。

この体験に対する怒りはもうないので、感情的に中絶の話をするつもりはありません。あなたが裕福な家に生まれ育った白人少女でトラウマをうまく消化できていないとしたら、

そこにはトキシック・リレーションシップ(心をむしばむ、害のある人間関係)、熱狂的な愛、虐待行為、コカイン、アルコール依存、多重人格による身体的暴力、また他にも数多くの問題が存在したでしょう。

私のパートナーも私自身も処理しきれないトラウマを数多く抱えていました。言うまでもなく、私たちはお互い本当の自分たちをさらけ出す方法がわかりませんでした。私たち2人は、私たちの人生の痛みを(誤って)管理することに夢中で、関係をうまく保つために自分たちが知っていた唯一の方法は偽りと暴力でした。最終的にそういった環境の中で自分が母になるということは、偽りと暴力を余生に残すことだと感じていました。そのことは私にとって、妊娠を7週で終わらせることよりも、深刻で倫理的な問題だと感じました。しかしながら、同じような問題を抱えながらも違う選択をした女性をジャッジするつもりはありません。それぞれ異なる理由や想いを抱えていますから、私はそれを尊重します。

私が怒りを感じるのは、自分たちの中絶経験に耳を傾けることもない人間たちが法案を決定し、私たちの中絶という選択が異常でモラルがないとのメッセージを世に発信していることです。

妊娠した私たちは自分で選択する力が必要です。私たちは知っています。私たちは、すべての状況を比較検討し、何が正しいかが分かる生来の知恵が備わっています。その場ではなかなかそう思えませんが、私たちは持っているすべてを出し切ってベストを尽くしています。

この法案の可決に影響を受けてきた人、現在影響を受けている人、将来的に影響を受ける可能性がある人、私は皆さんを見守り、感じ、愛し、自分自身の心と体をしっかり一つにできると信じています」。

教えてくれたのは…モニカ・カデナさん
ヨガジャーナルのライター兼SNSマネージャーとしての仕事の他、カリフォルニアを拠点とするアフロラテン系のアーティスト、ライター、ヨギ、運動家、デジタル・アルケミスト、Black Healers Connect(ディアスポラ*のヒーラーたちのためのデジタルおよび対面コミュニティ)の共同創設者として活動しています。また、彼女は、LA在住のヨガティーチャーであるヘザー・アーチャーさん(Heather Archer)と共にポッドキャスト「Healing for the Culture」を運営し、雑誌「Wear Your Voice Magazine(個人投資家マーク・キューバン氏(Mark Cuban)が投資を行うインターセクショナルフェミニズム・デジタルメディア)」の元共同創設者でもあります。

「Off the Mat into the World」のSNSおよびマーケティングディレクターも務め、癒しと正義に取り組む人々の活動にスポットライトを当てています。彼女の活動はInstagram(@sacred.alchemist)をご覧ください。

*ディアスポラ…出身国や生まれた土地を離れて暮らす国民や民族の集団ないしコミュニティ

Translated by Hanae Yamaguchi

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