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ルイ・ヴィトンが医療機関向けガウンを製作。

  • 2020.4.21
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ルイ・ヴィトンは、本社のあるパリ、ポン・ヌフ通りのプレタポルテのアトリエにて、防護服である医療用ガウンの製作を今月から開始。完成した医療用ガウンは、新型コロナウイルス感染と最前線で戦う医療従事者に支給される予定で、AP-HP(パリおよびパリ近郊で運営されている公立医療センター)とも呼ばれる「パリ公立病院連合」の6つの病院が対象となる。現在、20名のボランティアの職人が、AP-HP公認の生地とパターンを使って数千枚規模のガウンを製作中。AP-HPとの契約により、毎晩、完成したガウンがポン・ヌフ通りから出荷され、アントワーヌ・ベクレール病院(クラマール市)、ビセトル病院(クレムラン・ビセトル市)、ポール・ブルース病院(ヴィルジュイフ市)、アンブロワース・パレ病院(ブローニュ=ビヤンクール市)、レモン・ポアンカレ病院(ギャルシュ市)、サント・ペリーヌ病院(パリ16区)に届けられる。

生地の裁断はすべてポン・ヌフ通りのアトリエで手作業で行われているほか、在宅勤務のルイ・ヴィトンのパターンカッターがボランティアとして加わり、同時進行で作業を担当。4月14日からは、自動裁断機を持つパリのパターンカッターも協力し、生地の裁断スピードがアップ。これにより、ガウンの生産数が大幅に増える見込みだ。

「私たちにできる方法で医療従事者を支えられることを誇りに思います。これまでのノウハウを駆使して、医療スタッフ用ガウンを製作し、AP-HPに貢献したいと考えています。この市民活動に自らの意志で参加してくれたアトリエの職人の皆さんに感謝します。病院で治療に取り組んでくださっている医療関係者の方々にガウンを届けるため、勇気をもって協力を申し出てくれたのです」と、アトリエを視察したルイ・ヴィトン代表取締役会長兼CEOのマイケル・バークは述べている。

●問い合わせ先:ルイ・ヴィトン クライアントサービス0120-00-1854(フリーダイヤル)

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