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イオンの自転車保険はおすすめ?補償内容・評判をFPが徹底解説!

  • 2020.4.17
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今回はイオンが取り扱う自転車保険について解説していきます。イオンと言えば大型ショッピングモールや地元スーパー、コンビニのミニストップなど多岐に渡って展開していますね。

1県を除き全国展開しているイオンですが、自転車保険はどんな内容で評判はどうなんでしょう?そんな疑問にお答えしていきますので、最後までご一読下さい。

イオンの人気や評判とは?

まずイオンという会社について解説しておきましょう。調べてみて分かった事ですが、古くは創業1758年だそうです。創業当時は篠原屋という店名で商売をしていました。

時は経ち1969年にジャスコという名前に変わりました。ジャスコであればご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。1989年にジャスコからイオンと名称を変え、現在に至っています。小売業界では日本1位となっており、世界11か国に事業展開しているほどの企業になっています。

子供や高齢者向けのサービスも充実

イオンは非常に大きな商業施設であるモールを所有しており、集客に関しては他のショッピングセンターを凌ぐほどです。専門店も数多く入居しており、1つのモールで事が済みます。

子供向けのキャラクターショーやキッズスペース、高齢者向けの休憩場所など、休日に立ち寄った時は何かしらイベントをやっているイメージですね。

お買い物には家族で行けて子供も飽きないですし、サービスとしては充実している印象しかありません。認知度も高く、人気も高い商業施設であると言えます。評判で言えば、評判にならないくらい日常にあって当たり前の存在ではないでしょうか。逆に無くなる事は想像できないですね。

イオンの自転車保険はおすすめ?気になる補償内容や掛け金をチェック!

次項からはイオンが取り扱う自転車保険について解説していきます。とはいえ、イオン独自の補償もあれば、イオンはイオン銀行で保険の取扱いもやっており、複数社取り扱える代理店となっています。他の取扱い商品についても解説しておきますので、参考にして下さいね。

  • イオンの自転車保険
  • イオンの自転車保険「あんしんパック」
  • イオンカード会員向け「ネットでかんたん保険」
  • イオン保険取扱いの「サイクル保険」
  • au損害保険「バイクル」

「イオンの自転車保険」

まずはイオン独自の補償である「イオンの自転車保険」についてです。イオンには「イオン少額短期保険株式会社」(以下イオン少短)というグループ会社があり、保険事業にも着手しています。イオン少短の保険を販売する事でグループ内利益に貢献もできる訳ですね。

少額短期保険とは、保険業のうち一定の事業規模の範囲内において保険金額が少額、保険期間が1年以内の保険で、保障性商品の引受のみを行う事業として「少額短期保険業」が設けられています。 一般の保険会社との違いは「保険金額の違い、保険期間の違い、運営保険会社が破綻した際の保険契約者保護機構の対象外である」という事です。

独自の補償を販売しているイオンですが、補償内容はどうなのか次に解説していきます。

イオンの自転車保険の補償内容、掛け金は?

補償内容についてですが、シンプルな構成になっていて、自転車の事故を補償すると共に日常のケガも補償されます。また個人賠償責任保険も付いており、一通りの自転車保険の内容はカバーできるようになっています。

加入の条件として満3歳~69歳までとなっており、最長89歳まで継続する事は可能です。年間の保険料としては1年間3,550円~となっており一般の自転車保険と比べても遜色ありません。

補償内容を補足しておくと、個人賠償が1,000万円、怪我の入院は日額4,000円、ひったくり損害保険金として5万円の補償が付いています。

ひったくり損害保険金は自転車を運行中にひったくりに遭った場合に補償される内容で、地域によってはひったくりが多い場所もあるでしょう。その際には役に立ちそうです。ぱっとる限りでは個人賠償が億に到達していない点が見劣りする部分でしょうか。

イオンの自転車保険「自転車あんしんパック」

こちらもイオンの自転車保険になりますが、加入できる窓口が異なります。イオン専門の自転車販売店である「AEONBIKE(イオンバイク)」で加入する事ができる商品です。

イオンで自転車を購入するとその場で保険まで加入できますので、手続きは一回で済みますね。では補償内容はどうなんでしょうか?

自転車あんしんパックの補償内容、掛け金は?

まず加入条件について触れておきますが、実は購入した当日しか加入できません。つまり検討するとか加入を保留するといった事ができませんので、ご注意下さい。あくまで購入当日のみ加入できるレアな保険です。

んしんパックの補償内容は個人賠償が1億まで、自身が死亡・高度障害の場合は100万円、そして盗難された場合に補償される内容となっています。

保険期間も最長3年と設定する事は可能です。3年契約をした場合の盗難補償ですが、購入して1年目に盗難に遭った場合は購入金額の80%が補償されます。2年目は60%、3年目は40%と逓減するタイプです。

掛け金に関してはHPで「各店舗にお問い合わせ下さい」となっていますので、詳細に関して解説できませんが、そこまで高額なものではないと思います。

理由として、入院・通院の補償がないので、比較的安くなる傾向にあるからです。イオンの自転車保険と比べると、個人的にはイオンバイクで加入する方が個人賠償の点を考えても補償を大きく備えられる事になりますので、オススメだと思います。

しかし先程も言いましたが、購入当日に即決が必要ですので、加入を考える際には他社の情報を前もって知っておくべきでしょう。

イオンカード会員向け「ネットでかんたん保険」

イオンで加入できる自転車保険第3弾です。こうなるとどこで加入すべきか迷いますね。イオンではイオンカードと呼ばれるクレジットカードを展開しています。イオンでのお買い物に使え、ポイントも付与されるカードです。

またグループでの利用であればちゃんとポイントも付きますので、持っていて使いどころが沢山あるのは嬉しい限りでしょう。このクレジットカードはイオン銀行が運営していて、会員であれば自転車保険に加入できるプランがあります。

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ネットでかんたん保険の補償内容や掛け金は?

補償内容に関しては大きく「賠償あり」と「賠償なし」プランに分かれます。他に損保で個人賠償責任保険に加入していないのであれば、「賠償あり」プランを選択しておきましょう。この点に関しては後程詳しく解説します。

プラン内容ですが、個人賠償1億円、自転車事故での入院日額10,000円、自転車事故での通院日額5,000円です。掛け金は月1,030円、年間で12,360円となります。

賠償なしであれば、上記補償内容から賠償保険がなくなるだけで月920円、年間11,040円となります。値段としては高い印象が拭えないですね。

また注意点を1つ。解約する際には自動更新しない旨を伝える必要があります。クレジットカードに付帯される契約は基本的には自動更新となります。もし自転車に乗らない日がやって来たときにはしっかりと更新しない旨を伝えましょう。

夫婦型や家族型のプランもある

ネットでかんたん保険には夫婦型や家族型の保険もあります。例えば上記賠償ありプランで家族型ですと月2,410円、年間28,920円となります。この様に補償の対象を広げるプランもありますので、支払いを一本にしておきたい方は家族型で契約しておく事も大事ですね。

他社で個人賠償に入っておくとどうなるの?

先程お話しました他損保で個人賠償に加入しているケースについて詳しく解説しておきます。損害保険は多く加入していたとしても、損害額を按分される事になるんです。次のような例でお話します。

  • A社火災保険とB社自転車保険に個人賠償特約をそれぞれ1億円まで補償を付帯。対人賠償で1億円の支払いとなった。 この場合A社より5,000万円、B社より5,000万円での支払いとなり合計1億円を補償される事になった。

上記のように、損害額を超えて補償される事はありません。つまり掛け過ぎていても勿体ないという事になりますので、自転車保険の個人賠償に関しては他で加入していないかどうか確認しておく事が重要です。

イオン保険取扱いの「eサイクル」

イオン保険で取扱いのネット型保険で「eサイクル」という商品があります。引受保険会社は東京海上日動と損保最大大手の保険会社です。どんな保険なんでしょう?

サイクル保険の補償内容や掛け金は?

東京海上が提供する保険の最大の強みは、個人賠償が無制限で担保される点にあります。

過去に自転車事故で人に衝突し裁判に発展した事例がありますが、そのとき判決では約9,600万円という史上最高額の自転車事故での賠償金支払い命令が出ました。金額だけ聞くと眩暈がしそうですね。しかしeサイクルであれば、日常生活における賠償事故に関しては無制限で保障されます。

自転車事故だけでなく、飼い犬が人を噛んだとか、漏水で階下の人に迷惑をかけたなども補償の対象になります。無制限であればかなり安心できますね。

また交通傷害(自転車事故や交通事故を指します)での怪我も補償対象となっています。掛け金ですが、本人型で死亡・後遺障害500万円、入院日額5,000円、個人賠償無制限で年間5,480円となっています。

また家族型の補償もあり、同じプランで家族型ですと年間11,300円となっています。通院に関する補償は付けられません。個人賠償が無制限であればかなりお得な保険ではないでしょうか。

au損害保険「自転車向け保険 Bycle(バイクル)」

最後にイオン保険で取り扱っています、au損保の「Bycle(バイクル)」という保険をご紹介します。バイクルは個人賠償最大3億と高額な補償内容で、本人、家族、親族タイプと3パターンに契約が分かれます。

自転車事故の際のロードサービスも付いており、死亡後遺障害250万円、入院日額4,000円、個人賠償2億の補償内容で、本人型であれば年間3,790円と安く設定されています。この補償内容であれば掛け金に見合った補償と言えるのではないでしょうか。

イオンの自転車保険に関するまとめ

今回はイオンの自転車保険について解説してきました。またイオンで取扱いできる保険についても解説しましたが、個人的に今回解説した中ではau損保が魅力的に映りました。それぞれの考え方に基づいて保険選びをしていきましょう。

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