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いま病気になると普段よりツラい…感染疑いで自主隔離へ【もりりんパパと怪獣姉妹 第28話】

  • 2020.4.17
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こんにちは、もりりんパパです。久しぶりの更新となってしまいました。



実は3月のあたまに体調を崩してしまいまして…
その時すでに世界中が大変なことになっていたので、受診するのも苦労しまして。



結果を先に書きますと、新型コロナウイルスには感染していませんでした。

しかし、ちょっと厄介な病気になってしまい入院することに。



家族にも職場にも多大なる迷惑をかけてしまいましたが、およそ1ヶ月の休養の後、何とか仕事に復帰することができました。



何回かに分けて、「いま病院にかかる大変さ」や「急な入院時の家族の苦労」、「いま家族を守るためにどうすればいいのか」など書いていきたいと思います。



正直、自分が入院するなんて思ってもみませんでした。
いま、健康のありがたみを日々ひしひしと感じています…。




あれは3月の初めの週のことでした。


何かだるい気がしました。でも別に熱はないし咳や喉が痛いなどの症状もない。


念のため外出を控えて、家では長めの睡眠をとるようにしました。
しかし、倦怠感は日に日に増していきました。


でもこの時点では少し違和感という程度で、疲れているのかな…くらいに思っていたのです。そしていつもと変わらない生活をしていました。

そして…。




3月の2週目の日曜日。



ついに熱が出てしまいます。
この熱はこれから2週間近く下がることはありませんでした。



しかし、このタイミングでの熱はちょっとマズい。
いろいろと沸きあがってくる不安。



ニュースなどで聞いた症状には当てはまらないけどやはり怖い。




そんな訳で、万が一に備えて職場に連絡を。



僕は介護老人施設に勤めているので、利用者である高齢者の方々に病気を感染させてしまったら大変なことになってしまう…。



上司はきちんと理解してしばらくの休養をくれました。



とりあえず普通の風邪だと信じて、熱が下がったら仕事に戻ろう。きっと何日間か休んだら回復してまた出勤できるはず! そう思っていました。



しかし。



結局3月の間は仕事に戻ることは叶いませんでした。







翌日の月曜日、かかりつけの個人病院に連絡して受診することに…。



インフルエンザや血液検査を行い、隔離された部屋で点滴をうけながら待っていました。
…が。




ここで疑われてしまう新型コロナウイルスの感染。



血液検査の数値がウイルス感染の値を示しており、おまけに他の病気の可能性が見当たらなかったそうです。
自分の身体から血の気が引いていくのがわかりました。



それはもうショックでした。が、仕方がありません。



処方された薬を飲みつつ、それで治ることを祈りながらその日は眠りにつきました。




翌日、病院から指示された通り保健所に連絡。



保健所の方はとても優しく丁寧でしたが、決まりで条件を満たさない限り新型コロナウイルスの検査はできないと言われました。



これは予想どおりでした。
この時点で出ている症状は熱と倦怠感、あとは左首のリンパ辺りの痛みくらいでしたからね。



そういうわけで、答えは出ないまま、僕は家で家族と接するのを控えることにしました。
わが家では長女が嫁さんと、次女は僕と、分かれて就寝しているんです。でもその時から僕は1人部屋に閉じこもり、次女は嫁さんの部屋で寝させることにしました。



次女は1才の頃から僕と一緒に寝ているので、こういう時はいやがったり怒ったりするのですが…




この時はふざけることすらなくすごく心配してくれましたね。



僕の様子がそんなにひどかったのでしょうか。次女の優しい言葉に思わず涙してしまいました。



うれしいとともに、とても悔しい。自分の身体の状態がつらくて、そして子どもにこんな風に思わせてしまうのが悔しい。



何とも言えない感情になりながら、早く良くなりたいと願ったのでした。




しかし。


熱は続き悪化し続けました。



結果、自力での歩行がほぼ困難となってしまいました。



つづく。

次回は5月4日掲載予定です。


※今回の体験記に記載された症状や対処法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
また、筆者は新型コロナウイルスへの感染はありませんでしたが、症状や疑いがある方は、最新の新型コロナウイルス感染症の対応をご確認のうえ、指定機関にご相談下さい。

(もりりんパパ)

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