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無自覚だからコワい!「痩せていて小顔な女子」がかかりやすい意外な病気とは

  • 2015.4.17
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いまや“良質な睡眠”が健康にはもちろん、ダイエットや美肌のためにも欠かせないのは周知の事と思いますが、本人は十分な睡眠をとっているつもりでも、実は浅い眠りでしかない事が多々あります。

寝る直前までスマホやタブレットを見ているからといった、生活習慣の問題よりもっと深刻な原因で眠りが浅くなっているケースもあります。今回は痩せていて小顔の女性は特に注意したい病気をご紹介します。

 

小顔で痩せている人も危険!? 「睡眠時無呼吸症候群」

肥満男性のイメージが強い“睡眠時無呼吸症候群”ですが、実は、痩せ型で小顔の人も構造上気道が狭いため睡眠時無呼吸症候群になりやすく、人知れずいびきや疲労感に悩んでいるというケースが分かってきました。

睡眠時無呼吸症候群は、尋常でないいびきと無呼吸状態がくりかえされる病気。

喉が狭くなるところへ口を開いて寝てしまうと舌の根本部分が気道に落ち込むために気道が狭くなり、そこを空気が通るときに“いびき”が発生します。そして気道が完全に塞がれてしまうと呼吸が止まってしまいます。

もともと顎の骨格が小さい小顔の人はもちろん、小顔になろうと柔らかいものばかり食べ顎を小さくした人も“顎が小さいことによるリスク”があったとは、といったところではないでしょうか。

 

こんな症状があったら要注意

睡眠時無呼吸症候群は睡眠の質が悪いために昼間突然睡魔に襲われるなど、睡眠時以外にも影響が及ぶ病気ですので、いびきをかくといった一般的なことに留まらず、アラートポイントがあります。

□朝起きると、喉や口の中がカラカラに乾いている

□朝起きた時の口臭が強い

□寝起きに頭痛がある

□仕事中でも突然睡魔に襲われる

□通勤中のバスや電車の中では爆睡

□しっかり寝た(つもり)のに眠い

なかなか疲れがとれなかったり、人からも「疲れてるよね?」と頻繁に言われるようだったら、睡眠の質を疑ったほうが良いかもしれません。

 

実は怖い!睡眠時無呼吸症候群の「合併症」とは

睡眠時無呼吸症候群は軽症であれば、枕の高さや口テープ、鼻テープ、横を向いて寝るなどの対策である程度の改善が見込めます。

しかし、恥ずかしいからと検査も受けず放置しておくと、睡眠の質が低下し「むずむず脚症候群」などの神経過敏症状を引き起こしたり、睡眠時の酸欠状態が続く為に血液中の酸素濃度が低下し高血圧や糖尿病、最悪のケースでは心筋梗塞や脳血管疾患などの合併症を招きかねません。

 

「口周りの筋トレ」が予防に

まずは飲酒や喫煙、睡眠薬の服用を控える事。これは言わずもがなでしょうが、あとは食事をする時はよく噛むこと、笑顔でいることも対策に。これは決して精神論ではなく“口輪筋”といわれる口周りの筋肉を鍛える事になるので、睡眠中に口が開き舌の根本が気道を塞いでしまう予防につながるんです。

他にも“あいうべ体操”など口周りの筋肉を鍛える方法や、専用グッズもたくさんでているので、自分に合った方法を探してみるのもいいでしょう。

(トータルヘルスナビゲーター:SAYURI)

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