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使えるのに新鮮! ベージュと白の間の「あいまいさ」が生むスタイル10選

  • 2020.4.11
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白ほどクリアではなく、ベージュよりもフレッシュ。そんなどっちつかずの色だから、色自体の魅力も、服との相性も何倍にも広がる。新しさを試すきっかけ、スタイリングのヒント、「いつもと同じ」からの脱却。すべては色の「あいまいさ」をプラスにとらえるところから始まる。

warm 01
「あたたかみがあるから」
冬から春へのスライドがたやすい
ぬくもりのある白は、あたたかさを維持しながらリフレッシュしたい今の季節に、この上なくフィットする色。ざっくりと編まれたなめらかな質感のニットなら、色みに加えて風合いでもその気持ちを満たしてくれる。

Ecru Knit
ニットのぬくもりがよりきわ立つクリーンなシャツのレイヤード


エクリュドルマンニット 27,000円+税/GALERIE VIE(GALERIE VIE 丸の内店) 白シャツ 40,000円+税/ミスター イット(ジャーナル スタンダード 表参道) 細身のボトムが似合う、ゆったりとしたプルオーバー。わずかにのぞくインナーの白シャツがアクセント。

mild 02
「穏やかに見えるから」
特別感も手にしやすい
マイルドな印象を与える色だから、いつもより少し大胆な服でも主張が強くない。ダイナミックにゆれるドレスとの距離感も、落ち着きを感じさせるエクリュが縮めてくれる。

Flared Long Dress
真っ白だと気後れするドレスこそトーンを下げて日常に引き寄せる


エクリュワンピース 58,000円+税/ebure 白ストール 42,000円+税/A SAUSE MELER(フレームワーク ルミネ新宿店) ベージュネックレス 13,000円+税/キャッツ(ウィム ガゼット ルミネ新宿店) スニーカー 6,500円+税/コンバース(コンバースインフォメーションセンター) 色の性格に甘えて、躍動感のあるリネンドレスに同系色の大判ストールを添えてさらなる迫力を。

neutral 03
「都合よくなじむから」
色を試すきっかけをくれる
メリハリが生まれつつ、コントラストがつきすぎない色だから、意外な色ともしっくり合う。たとえば鮮やかな赤いカーディガンと。第一印象で惹かれた色の魅力さえ高めてくれる。

+ Red Knit
上品だけにとどまらない愛嬌のある配色の妙


赤カーディガン 28,000円+税/CABaN(キャバン 代官山店) エクリュワイドパンツ 12,000円+税/N.O.R.C ベージュトートバッグ 37,000円+税/ORSETTO(フレームワーク ルミネ新宿店) ブラウンパンプス 54,000円+税/バリン(ウィム ガゼット ルミネ新宿店) パンツはデニムのようにドライな風合い。コンパクトなカーディガンとハイウエストパンツでスタイルUPも同時にねらえる。

smooth 04
「白にさえなじむから」
真っ白なシャツとも親しめる
はっきりしないトーンは、潔い白のよさにも気づかせてくれる。クリアなシャツとクリーミーなパンツ。合わせることで、それぞれの強みが生きてくる。

Crisp White + Creamy White
ワントーンの中で「強さとやさしさ」を半分ずつ


白ドレープシャツ 36,000円+税/ENFOLD ベルトつきアイボリーパンツ 29,000円+税/ル ディセット セプトンブル(アダム エ ロペ) ハンドバッグ 14,000円+税/ebure ブラウンサンダル 17,000円+税/DES PRES JVAM(デ・プレ) モード感の強い白シャツには、リラックスできるパンツを添えて親しみを。ストローバッグやサンダルなど、小物もニュートラルを貫いて統一感を。

conservative 05
「色自体に品があるから」
選べる素材の幅が広がる
コンサバなイメージを利用して、ふつう以上の質感に目を向ける。レザーやナイロンなど、素材自体に注目が集まる今季こそ、試さない手はない。

Nylon Blouson
ありそうでなかった「真っ白じゃない」ナイロン


エクリュナイロンブルゾン 47,000円+税/ウィムガゼット(ウィム ガゼット ルミネ新宿店) カーキワンピース35,000円+税/ポステレガント 白×パイソンショルダーバッグ 21,000円+税/CHRISTIAN VILLA(TOMORROWLAND) ベージュサンダル 28,000円+税/nagonstans 白ほど強く見えない珍しいエクリュのナイロンならスポーティすぎず、ロングドレスとも好相性。

Satin Pants
スエットとワークパンツでも「もつ」つややかなサテンの効果


エクリュクルーネックスエット 24,000円+税/ATON(ATON AOYAMA) 中に着た白Tシャツ 4,500円+税/ヘインズ×スローブ イエナ(スローブ イエナ 自由が丘店) アイボリーサテンパンツ 16,000円+税/MACPHEE(TOMORROWLAND) サングラス 20,000円+税/A.D.S.R.(4K) 白パンプス 20,000円+税/TSURU by Mariko Oikawa クリアな白をさし色に。

Leather Shirt
ハードすぎず、無難じゃない。デニムに理想的なハリを生む


アイボリーレザーシャツ 22,000円+税/エトレトウキョウ ブルーシャツ 14,000円+税/ROCKET LUNCH(オリエンス ジャーナル スタンダード) デニムパンツ 13,800円+税/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) キャメルパンプス 14,000円+税/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) やや赤みを帯びた、しっとりとしたレザー。ジャケットより気楽なシャツタイプを。

innocent 06
「少しの甘さを含む色だから」
シャープなフォルムの角がとれる
クリームやミルクのような、色に含まれる「甘み」が、ストイックなシルエットに隙をもたらすこともある。細身のスカートとロングジャケット。ともすると「おかたい」印象の2アイテムで検証。

Tight Skirt
柔和な白でクールなグレーにわずかな意外性を


グレーブラウス 19,000円+税/BACCA(TOMORROWLAND) エクリュスカート 32,000円+税/ebure ブラウンバッグ 35,000円+税/オソイ(ウィム ガゼット ルミネ新宿店) もう少し濃度の高いベージュだとグレーと相まって全体がくすんだ印象に。ただし真っ白だとややコンサバ。なんともいえない白なら、シャープなスカートでも親しみを与え、穏やかかつ知的なプラスの効果が期待できる。

Long Jacket
「フォルムはパリッと、色はソフト」の好都合な法則


アイボリーロングジャケット 12,800円+税/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) エクリュニット 13,000円+税/HAKUJI、ベージュワイドパンツ 32,000円+税/RUMCHE(ともにブランドニュース) 黒ショルダーバッグ 22,000円+税/グリード インターナショナル(Greed International Fukuoka Store) パンプス 21,000円+税/TSURU by Mariko Oikawa

unclear 07
「白とは言い切れない色だから」
モノトーンを更新できる
アシンメトリーのワンピースに、透過性のあるシアーパンツ。よく見ると個性を語るモノトーンも、白の明度を下げることでモードすぎず、新しい。

Black & Nuanced White
はっきりしない白で成立する「気だるいモノトーン」のいい矛盾


アイボリーリネンシャツ 23,000円+税、アイボリーワンピース 16,000円+税/ともにBLACK BY MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) 黒シアーパンツ 19,000円+税/エトレトウキョウ 黒バッグ 15,000円+税/MARROW(4K) 黒シューズ 56,000円+税/ジョセフ(スピック&スパン ルミネ新宿店) 白からアイボリーに置きかえて「モノトーン=緊張感」の概念をくつがえす。白の幅が広がった今季、モノトーンがあらためて楽しくなる予感。

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