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弾丸0泊京都旅へ!激安日帰りで行ける“春の京都”の観光スポット10選

  • 2020.4.10
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人気の京都。行きたいと思っていても、結局は行かずじまいな人も多いのでは?行こうと思った時が行き時、休みが一日しかなくても行ける弾丸旅。春の京都と言えば桜ですが、今回は定番スポットではなく、マニアックに豊臣家ゆかりの寺社仏閣をメインに、夜行バスと1日乗り放題500円のバスを利用し、旅をしてきました。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

①豊国神社 / 東山区

夜22:30東京発の夜行バスに乗って京都駅に6:25着。駅前で500円モーニングを頂いてから一日500円で乗り放題の「市バス・京都バス一日乗車券カード」を使って8:15豊臣秀吉を祀る豊国神社へ。豊臣秀吉を敬い、毎日参拝される方もいらっしゃいます。

総けやき造の唐門(からもん)は、西本願寺・大徳寺の唐門と合わせて「国宝の三唐門」と呼ばれる貴重なもので、もとは伏見城の城門であったとされます。豊臣ゆかりの品々が展示されている宝物館には今回は立ち寄らずに次へ。

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豊国神社

②三十三間堂 / 東山区

8:30に三十三間堂着。豊国神社より歩いてすぐのところにあり、京都駅から来た時のバス停の向かいが三十三間堂になります。建物の正式名称は蓮華王院。南北120mにわたるお堂の中は、国宝の千手観音坐像(せんじゅかんのんざぞう)をはじめ、1000体の観音立像があり圧巻です。

お堂の中は、朝からお香の匂いが充満し、寺社仏閣好きにはたまらない場所です。実はここに珍しい桜があり、一見わからないのですが、お堂の裏に、山形とここにしかないとされているしだれ桜があるのでこちらも見逃せません。

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蓮華王院 三十三間堂

③養源院 / 東山区

9:30に養源院着。こちらも通りを挟んで向かい側にありますので徒歩で移動します。豊臣秀吉の側室である淀君が、父の浅井長政の供養のために秀吉公につくっていただいた寺。一度焼失しましたが、淀君の妹であるお江の願いで、今は徳川家の菩提所となっています。

伏見城で自刃した家臣たちを慰めるため、伏見城の床板を天井に使用した地天井や、俵屋宗達が描いた襖絵は一見の価値ありです。故人をしのぶお寺なので、華やかさはありませんが、歴史や文化に触れるいい機会になります。

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養源院

④智積院 / 東山区

10:30に智積院へ。こちらも一本向こうの道路向かいにあるので徒歩移動です。真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)の総本山であり、智山派の大本山寺院としては、千葉県成田市の成田山新勝寺、神奈川県川崎市の川崎大師、東京都八王子市の高尾山薬王院があるので、一度は訪れる価値のある寺院です。

豊臣秀吉の3歳で死去した愛児鶴松の菩提寺としても有名な智積院の見どころは、収蔵庫に収められた国宝の障壁画と、名勝庭園です。利休好みの庭と伝えられている庭園は、5月下旬から6月下旬にかけてつつじが咲き華やぎます。

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智積院

⑤豊国廟 / 東山区

11:00に豊国廟(ほうこくびょう)着。こちらも徒歩移動です。智積院の裏山の頂上にあたるところにあり、京都女子大を目指して坂を上ると入口にたどり着きます。階段前に社務所のようなところがありますので、そこへ寄付として50円拝観料をおさめます。

こちらのスポットは、東山区にある阿弥陀ヶ峰の山頂にある豊臣秀吉の御廟(お墓)になっています。少々マニアックなスポットで到着までには体力を必要とします。麓からは約500段という階段をひたすら登ると、御廟があります。

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豊国廟

⑥安井金比羅宮 / 東山区

バス移動で12:30に、悪縁を絶ち良縁を結ぶことで有名な安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)へ到着。お札に縁を切りたい願いと住所名前を書き、それを持って、「縁切り縁結びの碑」の中を潜り抜けてからその碑に貼り付けます。

絵馬で願いをかけることもできます。たくさんの方々が切実に願っているのが、参拝者の多さと絵馬の多さでわかります。筆者の願いはというと、効果絶大の結果でした。この界隈は食事処もたくさんありますので、筆者は参拝前に700円の湯豆腐定食をいただきました。

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安井金比羅宮

⑦建仁寺 / 東山区

13:00、安井金比羅宮から徒歩で数分のところにある建仁寺へ到着します。臨済宗建仁寺派の大本山で、広い境内には数多くの見どころが点在しています。座禅や写経体験もできるので、時間に余裕のある方は試してみてはいかがでしょうか?

建仁寺で絶対に見逃せないのが「双龍図」です。こちらは建仁寺の創建800年を記念して描かれたもので、小泉淳作氏が約2年もの歳月をかけて書き上げた超大作になっています。108畳にも及ぶ巨大な水墨画は見応えがありますよ。

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建仁寺

⑧京都御所 / 上京区

バスで移動して14:30に京都御所に到着。14世紀から明治2年までの間、歴代天皇が居住し儀式・公務を執り行った場所です。敷地内は広く、たくさんの見どころがありどれも見逃せません。歴史ある建物の他に庭園など、見ごたえのあるスポットです。

京都御所は桜の名所でも知られていて、出水の桜(でみずのさくら)や旧近衛邸址の糸桜、車返桜などがあります。また、約200本ある梅林も素敵ですよ。平成28年からは通年公開となりましたので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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京都御所(京都の観光スポット)

⑨白雲神社 / 上京区

15:30に京都御所にある白雲神社(しらくもじんじゃ)へ。白雲神社は、京都御苑内の西園寺家の邸址に鎮座し、妙音弁財天と称される市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)をご祭神としています。知る人ぞ知る穴場スポットです。

音楽や神生け花等の芸事の上達をご利益としていて、桜の時期などには琵琶の演奏などがされることがあります。滅多にその音色を聴く機会がないと思いますので、京都御所へお立ち寄りの際は、こちらにも足を運んでみてはいかがでしょうか。

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白雲神社

⑩先斗町 / 中京区

17:00頃バス移動で到着。夜ご飯の時間も近づいたので先斗町(ぽんとちょう)へ向かいましょう。さまざまなお料理がいただける飲食店が軒を連ねる狭い路地で、京都ならではの風情が感じられるスポットになっています。

夜になると、飲食店の暖かな灯りがノスタルジックな雰囲気を醸し出します。また。鴨川沿いのお店だと鴨川を眺めながらお食事をいただけるテラス席の用意があるお店も。京都観光の夜は、1日を贅沢に締めてみるのも良いですよね。

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先斗町

おわりに

いかがでしたでしょうか。帰りは京都22:30発の夜行バスに乗って、東京駅に6:20分頃つきました。夜行バスは片道2000円ほどのバスを利用したので、交通費ぎりぎり5000円以内でおさまりました(拝観料や食事代除く)。思い立ったら吉日!行ってみませんか、弾丸の旅。

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