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子どもとのおうち時間。ごっこ遊びが苦手な私が憑依型女優に!?【こしいみほの愉快な子育て 第21話】

  • 2020.4.9
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こんにちは、こしいみほです。

突然ですが皆さんは、音楽ライブで全身でノれるタイプですか?

揺れたり跳ねたり拳を上げたりして楽しめるタイプですか?

だとしたら羨ましいです。私もそうでありたかった。

残念なことに私はノれないタイプでして、好きなアーティストのフェスに参加してイェイイェイ飛んでいても、「お~イェイイェイしてるな~」と冷静に上から見ている第2の自分が出てきて、純粋に楽しめなくなってしまうのです。

それと同じような感覚で、子どもとごっこ遊びをするときも第2の自分が出現し、心から楽しむことができないのですが、これって私だけでしょうか?

■娘とのごっご遊びにノレない私


アニメのヒロインキャラの「~するわ!」「~なのよ!」という話し方は普段の私なら絶対しないので、それを発している自分に違和感があるし、娘から矢継ぎ早に飛んでくる指示にただ応じるのも虚しくて、そんな自分をもう一人の自分が見ているし…

ハー、なりきり遊び、苦手だ。

そんなことばかり思っていたある日…

■ごっこ遊び上等! 気付けば“なりきり”に没頭


私は自分に〈変な鳴き声で鳴く能天気な大型犬ファンミー〉という役を課し、「ファンミー!(喜)」「ファンミィッ(怒)」「ファンミー…(哀)」「ファンミファンミー!(楽)」と、鳴き声で喜怒哀楽を表現することにしました。

図らずも実は母親というドラマチックな設定も追加され、しばらく続くペットごっこで私は「ファンミー」と鳴き続けました。

不思議なことにアホすぎる設定は恥ずかしさが消え楽しめるもので、ペットごっこが終了したあとも、子どもとの遊びで興が乗ってくると自ら「ファンミー !」と声が出るまでになってしまいました。

音楽には全身でノれない私が、アニメのまねっこ遊びは棒読みになってしまう私が、「母親がペットの犬に姿を変えられてもなお子どもたちを見守り続ける」というぶっ飛び設定で没頭してなりきることができた。

もしかして私って、【憑依型女優】なんでしょうか…!?

というわけで、今回の人生訓は、

「自分に合わないと感じることも、自分に「役」を与えることでハマることがある」

飲み会の場が苦手でも自分が「全日本太鼓持ち選手権ファイナリスト」という役になり切って参加すれば周囲も自分も楽しくなってくるかもしれないし、

掃除が嫌でしょうがないときは自分が「人型ロボット掃除機ズンバ」という役になり切ってズンバを踊っているうちに掃除が楽しくなってくるかもしれない。

苦手だなぁ、やる気が起きないなぁというときに、ぜひお試しください。ノれなかったらごめんネ!

(こしいみほ)

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