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0歳児と入院、病院でどう過ごす?【口唇口蓋裂ちゃん、育ててます82】

  • 2020.4.8
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口唇口蓋裂の長女くぴこを育てています。

くぴこが生後11カ月のとき、3回目の術前検査を乗り越え、とうとう入院することに!

まさかの熱が出るアクシデントに見舞われましたが、それも落ち着いた入院生活2日目の午後のこと。

くぴこもは伝い歩きもすっかり慣れて、行動範囲も広がっていました。

診察を受けに外来に出る以外は、基本的に病棟内なら行き来してもいいと説明は受けていましたが……

病棟待合室は、他の患者さんのお見舞いなど外部の人の出入りが激しい。

極力接触を避けたい私としては、人がいる間は入りづらい……。

病棟には小さなキッズルームもありましたが、くぴこがおもちゃや楽しい雰囲気に飲まれて、興奮して体力を消耗してしまわないか心配で入れず……。

一応、娘の気がまぎれるように、家から多少のおもちゃや絵本など持参していましたが、​ベッドの上で過ごすしかなくないこの状況は、決して良いとは思えない……。

そうは思いつつも……

どんなキッカケで体調不良になるかわからなくて怖い……!!!

「何もしなくても、なるものはなる」と今なら思えることも、プレッシャーを感じていた当時の私は、下手に行動することができず、ただひたすら時間が過ぎるのを待つことしかできませんでした。


2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


著者:イラストレーター じぇにこ

1986年生まれ愛知県在住。 2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!

ベビーカレンダー編集部

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