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小田切ヒロの美容格言!2020年春、目指すべきはワンランク上の「セダクティブな女」

  • 2020.4.7
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◆教えてくれるのは……

ヘア&メイクアップアーティスト 小田切ヒロ
ヘア&メイクアップアーティスト 小田切ヒロ

ヘア&メイクアップアーティスト 小田切ヒロさん
わかりやすく斬新なテクニックと、スキンケアからインナーケアまで網羅した豊富な美容知識で世代を超えて支持を集める。キャッチーな語り口も人気で多数の著書を刊行するほか、イベントなどでも活躍。

2020年、セダクティブな美しさを引き立てたい。

セダクティブとは、人を惹きつける美しさのこと。国境や性別の垣根がなくなりつつあるのはもちろん、オリンピックイヤーでもある今年は、グローバルスタンダードな視点に留意したいもの。メイクは時代や社会を映す鏡です。キーワードは、意志や知性、清潔感に品格、遊び心までも感じる多面的な美しさ。可愛いだけのメイクはもう卒業です!

女性が世の中を動かす時代だから、可愛さからは一歩前進するべき時。意志あるメイクが知性になる。

30歳前後のVOCE読者は、これからの社会を牽引していく世代。女性としての柔らかさや好感度だけでなく、社会人としてのスマートさも養ってほしい。流行っているから、雑誌に書いてあるから、という受け身のメイクからはそろそろ脱却する時期です。その色を選ぶ理由は? 艶っぽく仕上げるのはなぜか? 各ステップの意味や役割を考えるだけで、メイクに知性が宿り、内から放つ自信や大人としての魅力につながります。

トライしたいのは安心感からの脱却。定番色から一歩踏み出す勇気が、新しい色気を生む。

個性というと、人と違うことと捉えがちですが、ひとりよがりの個性はNG! 求められる個性を放ってこそのセダクティブ。そのためにチョイスしたのが、今春のトレンドでもあるパープルカラー。社会性と個性を持ち合わせた究極の色は、女性らしい透明感を引き立てつつ、ミステリアスな個性を引き出してくれるはず。安心感からつい定番色に手を伸ばしがちだけど、新しい魅力を開花させるためにも、大胆な色遊びを楽しんでほしい。

VOCE2020年5月号 カイノユウ
VOCE2020年5月号 カイノユウ

“オンナっぽさとカッコよさ、相反する魅力が今っぽい……これからは、意志あるイノセント顔で!”

撮影/一瀬将之(W) ヘアメイク/小田切ヒロ(LA DONNA) スタイリング/鈴木美智恵 モデル/カイノユウ 構成・文/畑中美香

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