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石原さとみさんが語る、過去から現在。原石を磨くためのヒントがここに!

  • 2020.4.6
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「MAQUIA」5月号では、石原さとみさんにスペシャルインタビュー。石原さんのように輝きに満ちた存在になるためには? 過去から現在を語ってもらう中に、原石を磨くためのヒントが。

私が輝けるのは、いろんな力に助けられているから
石原さとみ
ダイヤモンドの磨き方


“ダイヤモンドだって、磨いてもらって光るから。”

周りの人に救われてきた。
だから私も皆を大切にしたい

辛いとき、苦しいときはすぐ周りの友達に相談します。これまでも人に助けられて生きてきたし、一人じゃ絶対に生きていけない。そしてその分、私も周りを大切にしています。求められればどんなに忙しくても、駆けつけて、とことん話を聞いてあげたい。そうしてもらって嬉しかった喜びを知っているから。例えば友達が大事に思う家族にも、私は会いたいと思う。そうすれば私の記憶の中でもその方が生き続けるし、大切な存在を分かち合うことでもっと寄り添えると思うから。
友達に悩みを打ち明けられることも多くて、私の周りには、力になりたい人、背中を押したい人が最近大勢集まってきています。友達の悩みをどうしたら解決できるのか、元気になってもらえるのか……っていうことを常日頃考えているのですが、そういう時間も幸せ。みんながいて、好きで頑張れる仕事があって、毎日充実しています。


誰かへの想いで輝く。だけじゃなく、
自分を取り巻くすべてを輝かせたい

例えば両親や、友達に対して、愛されている実感も愛している実感もある。人は身近な人が亡くなっても生きていけるし、多分死ぬときもひとりだけれど、誰かに会いたくて生きているとか、誰かのために生きているっていう感覚は豊かな気持ちでいるための大きな原動力になるし、自信にもつながると信じています。母がよく、“相手の心のろうそくに火をつけなさい”って言うんですけど、そういう気持ちで人に接すれば、身近な場所だけでなく、世の中も明るくなるのかなって。
一方仕事場では、自分よりも作品全体が輝いて見えるかを一歩引いて考えてしまうタイプ。仕事においては冷静な方かもしれません。でもその方が私の場合、作品の役に立てると思うんです。人生は主観じゃないと輝けないけれど、仕事ではたぶんこれからもずっとそんなスタンスで向きあっていく気がします。


まずは心の筋トレで
幸せを掴む力を育んで

自分をアップデートしようといつも思っているわけではないけれど、好奇心は旺盛なタイプ。新しい世界にいつでも飛び込んでいける自分でいたいと思っています。まだ見ぬもの、知らないことがたくさんあるからね。そのためには生命力がないと。心も身体も元気なのがいちばん。「みんなはこうなのに私は……」と落ち込むときもあると思うけど、周りの人と比べたって意味がない! それに、人のいいところを見るようにすると、自然とポジティブな気持ちになれますよ。苦手と思う人の素敵な部分を見つけてみるとか、後ろ向きな言葉を一度も言わない日を作るとか。SNS断捨離も良いと思います。要はマインドも筋トレが必要。鍛えれば勇気を出さなくても楽に足が上がると思う。私もそうでした!


Satomi Ishihara
1986年12月24日生まれ。東京都出身。2002年、第27回ホリプロスカウトキャラバン『ピュアガール2002』を受賞。女優デビュー。数々のドラマや映画、舞台などに精力的に出演。老若男女問わず愛される国民的女優に。4月からはフジテレビ系連続ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』で主演を務める。



MAQUIA 5月号

撮影/菊地泰久〈vale.〉 ヘア&メイク/George スタイリスト/宮澤敬子〈WHITNEY〉 取材・文/通山奈津子 構成/木下理恵(MAQUIA)


【MAQUIA5月号☆好評発売中】




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