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息子の大学費用で貯蓄がほぼゼロに。老後の資金の貯め方は?【お悩み相談】

  • 2020.4.5
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夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。

今回は貯蓄がないという「令和ぽんぽこ」さんのお悩みです。

KADOKAWA

◆相談者プロフィール

令和ぽんぽこ(52歳女性)

老後の暮らし方を毎日シュミレーションしています。

お悩み相談

会社員の夫は50歳です。現在の収入は手取りで月40万円ほどですが、ボーナスはなく、ここ10年ほど横ばいで、これ以上毎月の収入が上がる見込みはほぼありません。

ただ夫の社内預金で毎月5万円貯蓄し始めて約20年になります。

子どもが3人いて、上の2人はすでに独立しているのですが、末の息子がこの春から大学に進学します。一人暮らしを始めるのですが、生活費はできるだけアルバイトをするとのことです。

この社内預金で末の息子の4年間の学費と下宿代くらいはなんとかまかなえるのですが(留年したらどうしよう、などという不安もありますが)、そうすると貯蓄がほぼゼロになってしまい、焦っています。

老後の資金に不安を感じて月3万円の私的年金貯蓄を3年ほど前から始めました。この春からは社内預金額を8万円に増やす予定です。

でも、夫は60歳での定年が確定しています。退職金はありません。

私の仕事は一応定年こそありませんが、不安定なフリーランスです。月によって収入がまちまちで、多い月は15万円くらいですが、5万円にもならない月もあります。

マンションのローンが65歳まで残っています。ほかに借金やローンはありません。夫の定年後、再就職がままならなかった場合、年金がもらえる(予定の65歳まで)5年分のローン代くらいは最低限貯めておかないといけません。

管理費や固定資産税を含めると、毎月の支払いは18万円ほど…。

無収入になっても安心して老後を暮らすためには、今からどのようにしてどのくらい貯蓄をするべきか、遅らばせながら考え始めたところです。

公的年金をあてにしていいのかも悩ましいところです。節約があまり得意でない私は、あるとあるだけ使ってしまうタイプなのも心配です。

少しでも老後の資金を増やすにはどういった努力をすれば良いでしょうか。

生活費のスリム化と具体的な計画で定年に備えましょう

3人のお子様を立派に育て上げられたのですね、お疲れ様でした!

貯蓄額を増やす方法は、大きく分けて「収入を増やす」か「支出を減らす」の2つに分類できます。

今から収入を増やすというのはあまり現実的ではありませんので、まずは支出、特に固定費を見直してスリム化を図ってみましょう。

住宅ローンがあと15年あるということなので、金利によっては月々の支払額を減らせる可能性があります。

また、お子様たちが独立されたのであれば、医療や万一のときの必要保障額も変わりますので保険の見直しも有効です。

光熱費や通信費など、月々かかる費用もチェックしましょう。

変動費は一度に手を入れるとストレスが増えてしまう恐れもあるので注意が必要ですが、3人から2人の生活に切り替わることで食費を中心として削減できる項目があるはずです。

こうした見直しをしっかり行った上で、60歳から65歳まで5年分の生活費を計算すれば、具体的に必要な貯蓄額が分かります(もし生活費が受給できる年金額を上回るなら、65歳以降の不足分も考える必要があります)。

必要額を残り年数や月数で割れば、ひと月あたりの貯蓄額が計算でき、可能かどうかの見通しや戦略も立ちやすくなるでしょう。

安心して老後を迎えるのに必要なのは、闇雲な節約ではなく具体的な計画です。

肩の荷が下りたところだとは思いますが、もう少しだけ頑張ってみてください。

◆回答者プロフィール

ノラ

家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。(レタスクラブニュース)

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