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エッチしたらなついてきた…遊びエッチのあと女子になついてくる男子のホンネとは?【ひとみしょうの男って実は・・・】

  • 2020.4.4
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遊びエッチのつもりで、1回だけ彼とエッチしたら、そのあとしつこく彼からLINEが来て、超こまったことのある女子っていますよね?
そう! 男は、1度ヤラせてくれた女子に、なぜかなついてしまうのです。
それはなぜか? というのが、今回のテーマです。
なぜなのか? 一緒に考えてみましょう。

おれの「すべて」を受け入れてくれるのがエッチ

男にとってエッチとは「おれのすべてを受け入れてくれる」行為です。
すべてというのは、心と身体の両方ということです。
また、心とは、表向きの「かっこつけているおれ」と、その奥に隠し持っている「超女々しいおれ」の両方を指します。
なので、極端に割り切って言ってしまうと、男にとってヤラせてくれた相手とは、「おれの女々しさを認めてくれた女子」のことなのです。

わたしは1回だけエッチしたのであって、彼の女々しい部分なんて、わたし、認めた覚えなんてないけど――きっあなたはそう反論するでしょう。
たしかに、認めた覚えはないでしょうね。
たまたまそのとき「ご無沙汰」だったし、「この男子なら、まあ、1回くらいエッチしてもいいか」と思ったから、きっとあなたは彼の前でパンツを脱いだのだろうと思います。
でも、パンツを脱ぎ、ブラをとった彼女に対して、彼は、「おれの女々しさをも受け入れてくれた女神だ」と思っていたのです。
つまり、女子は「お手軽に遊べる男子」を見ていて、彼は「女神」を見ていたのです。
この差異って、なんかすごいと思いませんか?

ハダカの女神を見てしまった彼は

おれにとってのハダカの女神を見てしまった彼は、もう有頂天です。怖いものなんてなにもありません。
なぜなら、それまでひた隠しにしてきた「おれの女々しさ」を、あろうことかハ女神がハダカで受け入れてくれたのだから!

ポイントは「これまでひた隠しにしてきた」です。
男は(ほぼ全員の男は)、女々しいところを女子の前で見せてしまえば、絶対にモテないということを知っています。
どれくらい知っているかといえば、「カネがないとモテない」という事実とおなじくらい知っています。
もちろん、カネがない男子のことを好きになって付き合ったことのある女子はいますよね?

でも、たとえば大学生まではそうであっても、社会人になったら、そういう彼女も、年上の経済的に安定している男性に鞍替えしたりするでしょう?
そういうのを、男は(男全員は)なぜか知っているのです。
同様に、「女々しいおれ」を見せてしまえばモテないという事実も知っているのです。
つまり、「めっちゃ気をつかって隠していたおれ」を、ハダカの女神の登場により、隠さなくて済むと思ったのです(勘違いしたのです)。

しつこいLINEの原因とは

その勘違いが、女子にとっての1回の遊びエッチのあとの、しつこいLINEの原因になるのです。
だって、彼はあなたのことを女神だと思っているんですよ。
「女神=おれのすべてを受け入れてくれる稀有な存在」です。

稀有な存在というのは、めったにお目にかかれない存在ということだから、そりゃあ彼は必死になりますよね。
むろん「2回目のエッチ」ほしさにLINEするのは朝飯前です。
そういう表面的なことだけではなく、彼にとってはやはり「女々しいおれ」を受け入れてくれる存在がとても大きいのです。

大胆に割り切っていうなら、彼は2回目のエッチほしさに彼女にしつこくLINEするのではなく、精神的な恥部(女々しいおれ)を認め受け入れてくれた希少価値の高い女神的存在とふたたび会いたいし、願わくは付き合いたいと思っているのです。

おわりに

エッチって、すごく単純な行為でしょう? 入れたり出したりする、いわば誰にでもできる行為でしょう?
でも、その誰にでもできる行為を通して、男は男の景色を見、女子は女子の景色を見ているのです。

余談的にいえば、「エッチってめんどくさいからしたくない」と言う女子は、男女で同じ景色を見ることのできない「できなさ」を「めんどくさい」と言っている可能性があります。

反対に、1回限りのエッチを複数の男と楽しむ女子は、相手がどのような景色を見ていようと、べつにどうだっていい(わたしが気持ちよければそれでいい。だって、わたしのカラダが気持ちよさを欲っしているんだもん)と思っている可能性があります。(ひとみしょう/作家・コラムニスト)

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