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京都のスペシャルティコーヒー専門店「センティード」で、心地いい朝のひと時を

  • 2015.4.16
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京都にはコーヒーを愛する店主がこだわりの一杯を淹れてくれるお店がたくさんあります。そのひとつ「Sentido(センティード)」では、極上のコーヒーとともに味わえる朝食がそろっています。

海外で修行したバリスタが手がけるカフェ

地下鉄烏丸御池駅から歩いてすぐ。御池通から東洞院通を南に向かうと、オフィス街にスペシャルティコーヒー専門のカフェ「センティード」が見えてきます。店主はオーストラリアなど海外でも修行をしたバリスタの土居逸美さん。外国でのいろいろな経験をいかし、コーヒーにかかわる仕事をしていきたいとお店を開きました。

ガラス張りの扉を開ければ、ふわっと芳しいコーヒーの香りが鼻をくすぐります。コンクリート壁の店内は天井や椅子の木材がアクセントになり、落ち着いた雰囲気が漂います。先にカウンターで注文と会計を済ませるシステムです。

朝食は奥深い魅力をたたえるコーヒーとともに

香り高いコーヒーに合う「ブレックファーストメニュー」は全部で5種類。「トーストセット」、「バナナブレッドセット」、「マフィンセット」、「グラノーラセット」(各550円)、「サラダパンケーキセット」(880円)です。ほかに飲み物は、紅茶やハーブティー、カフェラテなどもあります(各+100円)。

「トーストセット」(550円)は、トーストのトッピング(バター、ジャム、はちみつ、オリーヴオイル、チーズから2種類)が選べて、ミニサラダか今日のスープ、コーヒーの組み合わせ。今回は、オリーヴオイルとチーズをセレクト。スープはキャベツのスープです。

こんがり焼けたトーストはお店から徒歩10分ほどのところにあるパン屋“ワルダー”のもの。土居さんも大好きだというこのパンは、“さくっ“と”もちっ“、両方の食感が味わえます。フレッシュで風味のよいオリーヴオイルやチーズにもよく合います。キャベツのスープにはひよこ豆やにんじんも入っていて、やさしく体にしみていくよう。今日のコーヒーはエチオピアの”モカ イルガチェフェ“。ふわりと漂う花のような香りとひと口含めば広がるキャラメルのような甘さ。それでいてあと味はすっきり。たちまちとりこになるような1杯で、たっぷりの量なのもうれしいですね。

「サラダパンケーキセット」には、まろやかなドレッシングをまとったサラダとツナがたっぷり。全粒粉入りのふかふかで淡い甘さのパンケーキに、シャキシャキしたリンゴと野菜の食感が楽しいです。注文してから焼いてくれるので、ホカホカのものがいただけます。

ていねいに淹れられたコーヒーを持ち帰りましょう

コーヒーはテイクアウト(370円~)もできます。ほのかに明るい酸味、果物のような甘さ、さらに奥深い香りといった豆の個性を上手に引き出した1杯を、ラップサンド(1本580円、ハーフ370円)やマフィン(290円)、スコーン(200円)などと一緒に持ち帰る人も多いそう。

オリジナルブレンドなどの数種類のコーヒー豆(955円~)も販売しています。コーヒーは好きだけどあまり詳しくなくて…という人は、気軽に尋ねてみましょう。ていねいに教えてもらえますよ。

小さなアーティストとの出会い

ショップカードにも登場するトレードマークのかわいい動物の絵。土居さんがかつてコスタリカで知り合った現地の少年からもらったのだそう。少年はなんの動物を描いたのでしょう。キリン?シマウマ?それともウシウマ?「なにに見えるかは人それぞれ。コーヒーも人によっていろいろ好みがあるように、それぞれの感じ方で楽しんでもらえればうれしいです」と土居さん。

ていねいに淹れられたコーヒーと一緒に朝食をゆっくり楽しんでみてはいかがでしょう。

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