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「コラーゲンを食べると美肌になる」はウソ?ホント?

  • 2020.4.1
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年齢とともに失われていく肌のハリ、ツヤ。アンチエイジングのために肌によいことを積極的に取り入れていきたいものですよね。美肌に必要なものと言えば、真っ先にあげられるのがコラーゲン。ですが、コラーゲンについて正しい知識を持っている人は意外と少ないのかも?! 20~50代女性500名を対象とした資生堂ジャパンのアンケート調査をもとに、コラーゲンについてのウソ、ホントを、クイズ形式で確認していきましょう!

Q1.コラーゲンは美肌に必要な成分である。○か×か?(正答率80%)

正解は「〇」。

コラーゲンは肌のハリ、弾力を支える働きをしており、コラーゲンが不足するとシワ、たるみが起きやすくなります。
また、コラーゲンは肌だけでなく、骨、目、歯茎、腱、関節、血管など、体の至るところで使われています。
例えば、骨粗しょう症は、コラーゲンの減少が一因なって起こる病気です。
コラーゲンは“若さ”はもちろん、健康な体を維持するのに不可欠な成分なのです。

Q2.コラーゲンはタンパク質である。○か×か?(正答率20%)

正解は「○」。

コラーゲンはタンパク質の1つで、人の体にあるタンパク質の約30%を占めます。
その量は、一般的な日本人女性の体で500mlのペットボトル約6本にもなります。

Q3.体内にあるコラーゲンの量は加齢で低下する。○か×か?(正答率63%)

正解は「〇」。

個人差はありますが、20歳を境目に体内のコラーゲン量は減っていきます。
また、紫外線が肌のコラーゲンを分解してしまうことも明らかになっています。
肌のコラーゲン量を維持するためには、日焼け止め対策も重要な手段です。

Q4.コラーゲンは食事から摂ると効率的に吸収される。○か×か?(正答率79%)

正解は「×」。

コラーゲンを食べると、そのまま肌や体に行きわたるイメージがあります。
しかし、おなかの中に入ったコラーゲンは、お肉や魚など、タンパク質を摂取したときと同じように、体内でアミノ酸などに分解されてしまいます。
残念ながら、コラーゲンを食べても、コラーゲンがコラーゲンのまま体の一部になるわけではありません。

Q5.コラーゲンは体内で作り出せないため、外から補う必要がある。○か×か?(正答率75%)

正解は「×」。

コラーゲンはもともと体内に存在する成分であり、体の中で新しく生み出すことができます。
コラーゲンをつくっているのは「線維芽細胞」という細胞。
この線維芽細胞の細胞増殖能力が年齢とともに低下していくために、加齢で体内のコラーゲン量が減っていってしまいます。

重要なのは「コラーゲンを生み出す力」

コラーゲンのウソ、ホント。あなたはいくつ正解することができましたか?

コラーゲンを生成する線維芽細胞を活性化させ、年齢を経てもコラーゲン量を保つことができる方法が見つかれば良いのですが、現在はまだ研究途上の段階です。
コラーゲンについてはまだ明らかになっていないことも多いのですが、ただ1つ言えるのは、肌の若さを保つには「コラーゲンを生み出す力」が重要ということです。
適度な運動や質の良い睡眠、バランスのよい食事など、基本的なことを大切にしながら、細胞の活性化に向けて体づくりをしていきましょう!

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