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リアム・ペイン、新型コロナの影響で生活に困窮する人たちに「36万食」を寄付

  • 2020.3.31
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シンガーのリアム・ペインが、新型コロナウイルスの影響で生活に困窮する人たちに「36万食分」の食糧に相当する額の寄付を行なったことが明らかに。(フロントロウ編集部)

リアム・ペインが生活困窮者に食糧支援

イギリス国内で新型コロナウイルスが大流行していることをうけて、活動休止中のワン・ダイレクションのメンバーで、現在、ソロで活動するリアム・ペインが、英慈善団体「ザ・トラセル・トラスト(The Trussel Trust)」を通じて寄付を行なったことを自身のツイッターで公表した。米E!Newsによると、今回のリアムの寄付によって約36万食分の食糧を貧困層の家庭に提供することができるという。

以下、リアムのコメント。

「世界のどこであれ、食糧を手に入れることができないなんてことは絶対にあってはなりません。フードバンク(※)は、支援を必要とする人たちを救うために素晴らしい仕事をしています。危機的な状況が広がっていることをうけて、ザ・トラセル・トラストに協力することにしました。この先3ヵ月間、36万食超の食糧をみなさんのもとに届けるために、イギリス国内にある100箇所以上のフードバンクセンターを支援するつもりです」※品質に問題がないにもかかわらず市場で流通出来なくなった食品、いわゆる食品ロス(フードロス)を提供してもらい、必要とする人たちに届ける活動のこと。
画像: リアム・ペインが生活困窮者に食糧支援

さらに、リアムは新型コロナウイルスによるパンデミックが終息した後のことについても考えているようで、フードバンクに対する自身の思いをこう綴っている。

「ザ・トラセル・トラストに寄付をしようと思ったのは、彼らが掲げている“将来的にフードバンクが必要のない世の中を目指す”というミッションに感銘を受けたからでもあります。新型コロナウイルスに打ち勝ったあと、フードバンクの助けを必要とする人たちが、そもそもなぜ食糧を手に入れるお金もないほど困窮しているのかを、みんなで考える必要があると僕は考えます。これは長期的な目標ですが、僕は自分の出来る範囲で食糧を買うお金がない人たちを救うための方法を模索し、フードバンクの必要性をなくしたいと思っています」

都市封鎖や外出禁止令など、世界各国で新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための措置が取られているが、その影響で休業や失業に追い込まれる人たちが増加。それに伴う収入減によって、苦しい生活を強いられる家庭が増えている。(フロントロウ編集部)

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