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細毛、軟毛必見!美容師直伝「絡まりにくい&ふんわり髪」を目指すヘアケア4つ

  • 2020.3.29
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髪が細くて柔らかいために、「毎朝のスタイリングがうまくいかない!」と悩んでいませんか。

そこで今回は美容師の森下優也さんに、細い髪でも“絡まりにくい”さらつや髪を目指せるヘアケアを教えてもらいました。もともとの髪質だから……と諦めていた方必見です!

髪が細い人のお悩みあるある

細い毛の束のミディアムヘア
出典: GATTA

細毛、軟毛、猫っ毛……このような髪質の方は、平均よりもキューティクルの枚数が少なく、タンパク質もハリコシが弱い傾向。「絡まりやすい」「ボリュームが出にくい」「傷みやすい」などの問題がでてきやすいです。また、湿気にも弱いので、アイロンの巻きがすぐ取れてしまったりクセが出やすくなったりと、スタイリングが上手にできないと悩むことも……。

必要なのは、これらの弱点にしっかりアプローチできるヘアケアをすること。

「ボリュームアップ」を目指すアプローチ

ふんわりショートヘアのケア方法
出典: GATTA

ぺたんこシルエットから脱却するためには、根元から毛先まで“ハリコシ”を持たせることが大切です。

髪の毛が細い場合は、ヘアケア商品を選ぶ際しっとりサラサラ“まとまるタイプ”ではなく、表記にハリコシやふんわりなど“ボリュームが出ることを連想させるタイプ”を選ぶようにしましょう。オイルやクリームも髪質によっては重くなってしまうので、ミストタイプのアウトバスケアがおすすめです!

乾かすときにも、チェックしておきたいポイントがあります。

まず、全体的に根元を起こすようにドライヤーの風を地肌にあて乾かしていきます。9割以上乾いたら根元を起こしたまま冷風を地肌にあて、キューティクルの引き締めを目指します。そうすることで、根元からハリコシが出て髪が倒れにくくなり、湿気も吸収しにくくなるので、ボリュームが叶いやすくなりますよ!

「絡まりや引っ掛かり」の軽減を目指すアプローチ

絡まりや引っ掛かりがおきてしまう理由は、ダメージの蓄積であることが多いです。そこには大きく分けて2つ、カラーやパーマなどによる化学的ダメージと、熱や摩擦などによる物理的ダメージがあります。

セルフケアでは、物理的ダメージに対してのアプローチがとても大切です。日常でつかうアイロンやドライヤーなどの熱や摩擦によりキューティクルが損傷し、パサつきや乾燥を引き起すことも。それらを防ぐヘアケアを意識していきましょう。

1:ヘアアイロンで髪をはさむ強さ

まず見逃しがちなのが、ヘアアイロンを通すときに強くはさみすぎていること。

高温で傷むだけでなく、プレートでキューティクルを剥がすくらいに力をかけてしまうと、髪へのダメージが大きくなってしまいます。ザラつきやパサつきは乾燥だけでなく、キューティクルを傷つけることでも起きてしまうことも。ヘアアイロンを使用する際は温度だけではなく、はさむ力にも気をつけていきましょう!

髪が逃げない程度に優しくスルーし、同じ場所に3秒以上当てないことがポイントです。

2:ドライヤーと髪の距離
ドライヤー
出典: Chakrit Yenti / Shutterstock

ドライヤーの熱にも注意が必要です。

吹き出し口は150度前後と高温なので、30cmほど頭から離して使用しましょう。髪の表面が明るくなってしまっている人は、距離が近すぎる場合が多いです。

3:寝る前の髪の状態

もう一つやってはいけない習慣が、濡れたままもしくは半乾きで寝てしまうことです。

この状態だとキューティクルが開いたままで、毛髪内部の水素結合も離れているので、とてもデリケートな状態。髪の絡まりや摩擦により、切れ毛や枝毛の原因となってしまうことも……。なので、しっかり乾かしてから寝るようにしましょう!

すでに傷んでしまった髪には、トリートメントでの補修が必要です。擬似キューティクルをつくってコーティングしてくれたり、毛髪内部の空洞を埋めて水分を留めやすくしてくれたりするオイルがあるので、自分にあったトリートメントを乾かす前に、毛先中心にしっかりつけましょう。引っ掛かりや絡まりがおさまるようになるかも!

髪の毛が細い場合のヘアケアは、ボリューム感と髪の強度へのアプローチがポイント。

根元の立ち上げと毛先のコンディションを意識することが大切です。日頃から、自分の髪のネガティブポイントを把握しておきましょう。

【画像】
※Chakrit Yenti / Shutterstock

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