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流産で悲しみにくれる妻…そのとき僕は何も言えなかった【ねこでよければVol.1】

  • 2020.3.29
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とあるきっかけで「話ききます」屋を始めた猫と相談に訪れる人々とのじんわり心に沁みるやりとりを描いた漫画『ねこでよければ』①(ホーム社/集英社)。

猫が街で出会った多くの人々の悩みを通して、さまざまな人間模様が垣間見れるお話です。今回はその中から、小さな命をきっかけに気持ちにすれ違いがおこってしまいますが、お互い支えあう気持ちが生まれ前に進む夫婦を描く「第8話」を3回に分けてご紹介します。

■妻が妊娠。すべてが順調に行くと思っていた
ある日、猫に話を聞きにきた夫さん。妊娠した妻とのストーリーをぽつり、ぽつりと話しはじめました。妻はエコー写真や母子手帳をもらい、嬉しそうに僕に話しかけてくれました。




■僕は、ただただ嬉しかったんだ
嬉しそうに話す妻と違い、僕は「嬉しさ」というのをなかなか表立って表現できていませんでした。ある日、妻と一緒に産婦人科に行き、僕は本屋で1冊の本を買いました。




■なぜか妻と一緒に別室で説明を聞くことに
妊婦さんや子どもに囲まれ、妻を待っていると、看護師さんから別室に呼ばれました。そこで衝撃的なことを告げられて…





■医師に言われた何気ない一言
横で妻が泣きはじめ…僕はそっと肩を抱くことしかできませんでした。そんな時、医師から言われたのは…



けっして悪気があるわけではないのはわかっています。…でも、肩を揺らして泣く妻に、僕はなんと言って良いかわからなかったのです。

次回は、流産に向き合う妻と夫…2人の気持ちが交差しすれ違ってしまうお話です。





ねこさんが開いた「話聞きます」屋さん。人間関係に悩むサラリーマン、人の境遇と才能を羨む美大女子、小さな命と向き合う夫婦、田舎嫌いで都会へ出てきた青年…、モヤモヤした気もちをねこさんに少しだけ軽くしてもらって、私は私の、僕は僕の、自分だけの人生を歩んでいこうと思える前向きな気持ちになれる一冊です。

(ウーマンエキサイト編集部)

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