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世界が注目! あの「バンクシー展」ついに日本上陸

  • 2020.3.31
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世界5都市で100万人以上を動員した展覧会「バンクシー展 天才か反逆者か」が上陸!

世界で最も注目されているアーティストの一人、バンクシー。イギリスを拠点に活動する覆面アーティストの彼は、世界各地のストリート、壁、橋などにステンシルを使用しつつ風刺的なひと言を添えた作品を描く。社会問題に根ざした批評的な作品が美術界で評価されるほか、テーマパーク、宿泊施設、映画の制作など、その活動は多岐にわたる。彼は20年以上もストリートで描き続け、その場所だからこそ意味のある作品を残してきた。2018年のサザビーズのオークションでは、彼の作品が落札された瞬間にシュレッダーで切り刻まれるという衝撃の事件が起こる。実はこれを仕掛けたのもバンクシー。自分の意に反して、作品が勝手に高値で売買される現実に対するアンチテーゼだった。

本展では、そんな反骨精神を貫くバンクシーの作品70点以上が来日。オリジナル作品や立体オブジェクト、限定プリントの展示、またバンクシー作品に込められた政治的なメッセージやユーモアあふれる風刺などを映像で紹介する体験空間も登場。

LOVE IS IN THE AIR
2003年、パレスチナの分離壁に描かれた本作は「火炎瓶ではなく花束を投げよう」というメッセージ。

GIRL WITH BALLOON
もともと英国ウォータールー橋に上る階段に描かれた後、数多く英国内に登場したが、現存する壁画はない。

「バンクシー展 天才か反逆者か」 アソビル 神奈川県横浜市西区高島2‐14‐9 アソビル2F 開催中~9月27日(日) 10時~20時30分(最終入場は20時) 無休 平日大人1800円ほか

※『anan』2020年4月1日号より。文・山田貴美子

(by anan編集部)

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