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「不倫の恋の作法」既婚男性を好きになったとき覚悟すべき4箇条【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.58】

  • 2020.3.27
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「好きになった相手が結婚してた」……はよくあること。

はじめは「彼は人のもの」「本気になっちゃいけない」と頭ではわかっていても、いつの間にか不倫の恋にのめり込んでいたりする。

そして、最悪なことに「いつか彼と……」なんて願いさえいだいてしまうことも!

冷静に考えればありえないことなのに、女というのは“自分が惚れた男の愛の言葉を真に受けてしまう”からホント厄介なのよね(笑)

あなたがそんな不倫の恋で大きな痛手を追わないように、今回の恋愛スパルタ塾では「不倫の恋の作法」をレクチャーするよ。

不倫の恋の作法~その1.男の優しさを愛だと思わないこと!!

――不倫する男性の多くはマメで優しいはず。

女性の言うことやワガママも聞いてくれるし、一緒にいるときは尽くしてくれるでしょう。

そりゃそうよね。

だって優しくしないと女性はなびかないし、優しくしないといたすことはできないから(笑)

男性が優しさをアピールしなけりゃ不倫関係は成立しないと言っても過言ではない。

既婚男性には優しさ以外なにもあげられなでしょ。

結婚してあげられないからこそ優しくするし、うんと優しくできる。

それは“後ろめたさ”ともいうけどね。

男には女をつなぎとめておくためにも優しくする価値があるのよ。

いつでも会えるわけじゃないからこそ、会ったときはうんとご褒美をあげないと……って感じね。

だから彼に優しくされてるのを

「私を愛してくれてるから」

と結びつけるのはちと違うの。

別に彼は本当に優しい人ってわけじゃない。あなたの前では素を見せないだけ……。

自分の本音や自分のダメな姿は毎日一緒にいる奥さんにぶつけたり見せてるから、そうする必要がないのよ。

神崎桃子の恋愛説法:たまに会う不倫相手に優しくできるのは当たり前!あなたに向けるその優しさは本物ではないと心得よ!

不倫の恋の作法~その2.一人で寂しさに耐えること!

――不倫の恋というのは逢瀬に制限があるもの。いくら熱く求め合ったとしても彼はシンデレラ。あなたは彼の背中を見送らねばならない。

そんな寂しさや虚しさに襲われるのは愛し合ったあとだけじゃない。毎週訪れる日曜日。そしてクリスマスや年末年始、ゴールデンウィークや夏休み、そう彼の誕生日も……。それらは全部彼の家族のもの。

それにデートの約束を守ってもらえないことも出てくるだろうね。

彼の家庭の事情や家族に何かトラブルが起これば「ごめん、急に仕事が入った……」なんて嘘の言い訳をしてくるかもしれない。

でも、そこで彼に「おかしい」と不信感を抱いたとしても相手を責めることはできないのよ。だって、向こうには面倒をみなくてはならない守るべき家庭があることを知りながら不倫という恋に足を踏み入れたのは自分なんだからね。

不倫の恋は思うように会えなくとも、次の約束ができなくとも、不安に押しつぶされそうになっても、相手にその寂しさをぶちまけてはならないの。

神崎桃子の恋愛説法:“不倫の恋”は寂しさに負けないこと!自分の感情をコントロールしなければならないんだよ。

不倫の恋の作法~その3.奥さんに対抗意識を燃やしてはならない!

はじめはそこまで考えてなかったのに付き合いが進むにつれて「あぁ、奥さんより前に出会っていたら……」なんて感じてしまう自分がいたりしてね。

自分と会っていないとき彼が奥さんと何をしてるのか、どう過ごしてるのかが気になってネットストーキングしちゃったり……。

彼のSNSの投稿を漁ってるうちに奥さんとのツーショット写真や子供から父の日にもらったプレゼントや家族との旅行なんかの写真なんかがでてきたりしてね。

女は人の幸せを見せつけられると意地悪になる生き物。

「私はこんなに惨めな思いをしてるのに……どうして?」ってなる……。

彼の奥さんのことを知れば知るほど嫉妬心は煽られ

「いやいや、わたしのほうが女としてイケてる」

「絶対私のほうが彼に愛されてる」

と自分に自信を持たせるために女の対抗意識が生まれちゃう。

しかし、自分のしてることは棚に上げ、奥さんに嫉妬の目を向けるのはお門違い!!

奥さんはあなたに何ひとつ悪いことをしていないし、なんたって奥さんは彼と永久契約を交わしているわけだから……。

神崎桃子の恋愛説法: 奥さんと愛人ではそもそも立場が違う。彼は奥様から拝借してる借り物と心して。

不倫の恋の作法~その4.奥さんにバレたら自分は切られるものだと思っておく!

「妻を女として見てはいない」

「家庭内別居している」

「いつか君と一緒になりたい」

なんて言ったとことで男は家庭を捨てる気などさらさらない。

男は口ではなんと言おうが子供や奥さんを嫌いなわけではない。

そもそも、大抵の男性は最初から家庭をどうこうするつもりで不倫を始めるわけじゃないからね。

本当に別れたいという意思があればとっくに離婚してるって。

その瞬間その瞬間、本気で愛人を好きかもしれないけど、腹くくって不倫してる男なんてほぼいないよ。

奥さんに女性関係を疑われたとき男は100%と言っていいほどオロオロするし、バレたら奥さんに必死に平謝りするものなの。

「キミを一番愛している」と彼女には散々言ってはいても、最終的に「嫁や子供が一番大事」なのには変わりない。

男に何より大切なのは日々の暮らしであり、奥さんは生活そのもの。

だから奥さんがいないと生きられない……。

奥さんは絶対的存在であってあなたとのことは非日常だから、どっちを切るかといったらもちろん言うまでもない。

神崎桃子の恋愛説法:男は奥さんにバレたらあっさり不倫を精算する生き物!なにかあればやっぱり家族をとるんだよ。

人の道に外れた恋をするなら覚悟するべし

法で守られた妻の立場は揺るぎないものだけど、あなたには彼からの“「愛している」という言葉のみ”で他になんの保証も保険もない。

保証がないからこそ、ぜんぶ自己責任。つまり自分のすることに対して傷を追っても誰のせいにもできないってこと。

人の道に外れた恋にはそんな覚悟が必要なのよ。

(恋愛事情専門家/恋愛コラムニスト・神崎桃子)

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