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『ウォーキング・デッド』新型コロナの影響で肝心の最後が「おあずけ」に

  • 2020.3.25
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ドラマ『ウォーキング・デッド』のシーズン10の最終話の放送が延期されることが決まった。(フロントロウ編集部)

新型コロナの影響で撮影に遅れ

現在、アメリカでシーズン10が放送されている、ドラマ『ウォーキング・デッド』の最終回の放送延期を米AMCが発表した。

以下、AMCの声明文。

「残念ながら、(新型コロナウイルス感染拡大による)現在のこのような状況下では、『ウォーキング・デッド』のシーズン10の編集作業を終わらせることが不可能になりました。そのため、今回のシーズンは4月5日に放送予定の第15話をもって終了します。予定していた最終話は、スペシャルエピソードとして今年中に公開する予定です」

シーズン10は元々全16話になるはずだったが、新型コロナウイルスの影響で制作が一時中断となったため、放送日までに作品を仕上げることが困難に。そのため当初の予定を変更し、シーズン10は全15話に縮小し、本来、シーズンの最後を飾る予定だった最終話(第16話)はスペシャルエピソードというかたちで、年内に公開されることが急きょ決まった。

“ウォーカー”と呼ばれるゾンビがはびこる荒廃した世界を生存者たちが生き抜く姿を描き、社会現象を巻き起こしたドラマ『ウォーキング・デッド』。放送10年目に突入した今も熱狂的なファンが多くいる作品だけに、最終回の放送が“おあずけ”になったことに落胆する声も上がっているが、新型コロナウイルスの影響でアメリカのエンタメ界では延期や中止が相次いでおり、今回の制作陣の決断に大半の人たちが理解を示している。

ちなみに、現在放送中のシーズン15をもってシリーズに幕を閉じる大人気ドラマ『スーパーナチュラル』も、編集作業に遅れが出ていることを理由に、3月23日にアメリカで放送された第13話をもって一旦放送を終了。残りの7話をどのようにしてファンのもとに届けるかについては、新型コロナウイルスによる混乱が収まり次第決めるとしている。(フロントロウ編集部)

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