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そろそろ替え時?「メイク道具」の寿命を見分けるポイント

  • 2020.3.24
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何年も同じ「メイク道具」を使っているけれど、なんだか最近使いづらくなったな…と感じたら、そろそろ替え時かも。メイク道具の寿命を見分けるポイントをプロが紹介。(フロントロウ編集部)

メイク道具の替え時はいつ?

アメリカの皮膚専門医ハドリー・キング医師によると、コスメを安全に使うためには、ある程度の「使用期限」があり、どんなにお気に入りのコスメでも数ヶ月ごとに買い替えるべきだと言われている。では、メイク道具の場合はどうだろう。

コスメとは違い、メイクスポンジ、メイクブラシ、ビューラーなどの「メイク道具」には明確な使用期限はない。

画像: メイク道具の替え時はいつ?

そのため毎日のように使っているメイク道具なのに、多少汚れていたり、ちょっと使い心地が悪くなっていても「もったいないから」「買い替えるのが面倒」と、そのまま使い続けている人も多いのでは?

しかしプロによると、機能性が落ちたメイク道具を使うと、化粧ノリや仕上がりが悪くなるだけでなく、肌トラブルを引き起こす可能性があるという。そこでメイクのプロたちが、メイク道具を買い替えるタイミングと見分けるポイントを米メディアMakeup.comで紹介した。

メイクブラシ

メイクアーティストのジェニー・パティンキンによると、メイクブラシは定期的にメンテナンスをして適切に保管をすれば、基本的には何年でも使えると説明。その一方で、「肌に塗った時に小さな毛が残ったり、チクチクしたり、あるいはブラシの毛が抜けてへこんだり、変形したりしたら、ブラシの買い替えどきね」とアドバイス。

画像: メイクブラシ

メイクブラシを長持ちさせるコツは、適切なお手入れ。最低でも週に1度メイクブラシ用クレンザーで洗い、ブラシを横にして風通しのよい日かげで十分に乾かすこと。ドライヤーや直射日光はブラシを痛める可能性があるため避けたほうがいいという。

メイクスポンジ

ハリウッド発祥の大人気メイクスポンジ「ビューティーブレンダー」の創業者であるレア・アン・シルバによると、お手入れの仕方や使用頻度によって変わるけれど、「当社のビューティーブレンダーは完全性を維持するため、4~6ヶ月ごとに交換することをオススメしている」とコメント。

画像: メイクスポンジ

また、メイクスポンジの表面のなめらかさがなくなり、ひび割れたり、ゴワついてきたりした場合も買い替えのタイミングだという。

長持ちさせるコツは、とにかく毎日洗うこと。洗う時は中性洗剤を使っても問題はないけれど、専用のスポンジクリーナーのほうが泡切れが良く、肌あたりをソフトに保つことができるそう。ちなみに洗濯機や電子レンジを使う方法は、メイクスポンジの劣化を早めるため、あまりオススメしないとも話している。

ビューラー

ジェニーは「何年も同じビューラーを使い続けている人が多くて、いつもショックを受けている」と話し、まつげを挟むゴムパッドが劣化するだけでなく、フレームや支柱などビューラー本体も歪むことがあると説明。

画像: ビューラー

最大限のパフォーマンスを発揮するためにも、ゴムパッドやビューラーは定期的に交換する必要があるそうで、ニューヨーク発祥の美容ツールブランド「TWEEZERMAN(ツイーザーマン)」のブランドディレクターを務めるマリア・フェルナンデスは「ゴムパッドは3ヶ月ごとに交換し、ビューラー本体は1年ぐらいを目安に交換するのがいい」と明かしている。

どんなにお手入れをしているメイク道具でも、いつか必ず寿命は訪れるもの。プロのアドバイスを参考に、手持ちのメイク道具を見直してみて。(フロントロウ編集部)

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