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ふき取り化粧水で美肌になる!…肌を傷めない「正しい使い方」

  • 2020.3.23
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美容のプロに任せるキレイ作りも嬉しいけれど、自分で自分をキレイにできたときの嬉しさは格別。そこで、女の子の自分磨きを応援するためのセルフ美容法をお届けしていきます。第5回目は、いつも肌が揺らぎがちな方必見。実は美肌に導く優れたアイテム、ふき取り化粧水を使ったスキンケアをご紹介しますね。

ふき取り化粧水とは?

【濱田文恵のセルフ美容】vol. 5

潤いを与えるために化粧水を使うのに、ふき取ってしまったら、化粧水をつける意味なんてないのでは、と思ったことはありませんか? お店でふき取り化粧水を見かけても、使い方がよくわからず、一度も使ったことがない方も多いはず。

でも、実はふき取り化粧水には、クレンジングや化粧水にはない頼もしい役割があるのですよ。それは、肌にとって必要な潤いや皮脂を取りすぎることなく、肌表面に溜まってしまった古い角質を取り除いてくれるのです!

肌がいつも揺らぐ……その原因は古い角質かも。

角質は本来、紫外線や乾燥した空気など外部の刺激から肌を守ってくれるもの。しかし、肌を守るほどに頑丈となり、分厚い角質となってしまいます。そのため肌はターンオーバーといって、細胞内でおよそ28日間かけて新しい角質を作っては肌表面の分厚い角質と新しい角質を取り換えてくれています。

ですが、これが加齢や体調、生活環境などの理由によって作るのが遅れ、新しい細胞が交換されず分厚い角質が肌にそのまま残ってしまうことも。分厚い角質は、見た目の肌をくすませるだけではなく、栄養分や水分を取り込みづらくなってしまうのです。

潤いも栄養も不足してしまえば、乾燥や吹き出物などの肌トラブルも起きやすくなり、いつも肌の揺らぎに悩まされてしまうというわけです。

ふき取り化粧水で正しいスキンケア

“ふき取り”と聞くと「肌に摩擦を与えてしまうのでは?」と心配になる方もいますよね。肌への摩擦を心配するなら、それはふき取り系のケアに限ったことではありません。

クリームを塗ったり、チークやファンデーションを伸ばしたりする時も間違った方法で行えば余分な摩擦は生じてしまうのです。大事なのは余分な摩擦を生じさせないよう正しく使うことです。

左:ルクエ コンクふき取り化粧水 ナリス化粧品 / 右:シルコット ふきとりコットン ユニ・チャーム

今回は、ナリス化粧品のふき取り化粧水と「シルコット ふきとりコットンシルキー仕立て」を使います。ふき取り化粧水にもたくさんの種類がありますが、このふき取り化粧水はアルコールフリーで保湿成分まで配合されているから、肌が揺らぎがちな方にもおすすめです。

そして、合わせて使うコットンも大切。過剰な圧力が肌にかからないよう適度な厚さがあり、繊維が細かく柔らかいものを選びましょう。特に、ふき取る際にコットンの毛羽たちによって余分な摩擦が生じるので、毛羽立ちづらいものであることがマストです。

スキンケアをするときは、コットン全部にふき取り化粧水をつけるのが大切。乾いた部分が肌に当たることで肌への負担が起きてしまうためです。

ふき取るときは汚れを落とそうとして力を入れがちですが、ふき取り化粧水とコットンによって古い角質をしっかりリセットできるので、それは間違い。肌表面が動かないくらいに優しく肌表面をスライドさせるようにしてふき取りケアをしましょう。

実際に、ふき取り化粧水で肌表面をリセットした後に、いつものスキンケアを行うと、そのなじみの良さに驚かれると思います。ふき取り化粧水の使い方がわからなかった方はぜひ週2~3回、または朝や夜のみなど、ご自身の肌状態をみて、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

Information

記事内掲載商品
・ルクエ コンクふき取り化粧水 ¥3,300(税込) / ナリス化粧品

・シルコット ふきとりコットン / ユニ・チャーム

©katleho Seisa/Gettyimages
©Moyo Studio/Gettyimages

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