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がん保険は何歳から加入すべき?年齢別の必要性&選び方のポイントをFPが解説!

  • 2020.3.22
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今回はがん保険を備えるなら何歳からが良いのかという疑問にお答えする記事になります。

今では男性、女性共に2人に1人ががんに罹るという結果が出ています。理想としてはがんに罹る少し手前で保険を備える事がベストですが、罹患のタイミングばかりは誰にも分かりません。逆に備え損なった状態でがんに罹患してしまっては大変です。

保険料との兼ね合いもあるでしょうが、備えあれば憂いなしです。何歳の罹患率が高いのか等も含めた選び方のポイントも合わせて解説しますので、最後までお付き合い下さい。

保険の加入率&生命保険・医療保険の役割

これは国立がん研究センターの2014年度の資料になります。ご覧の様に20代までは低推移となっていますが、年齢が上がるにつれ、確率が上昇しており、30代・40代では女性の方ががんに罹る確率が男性よりも高い事が分かります。

特に女性の場合は男性に無い部位があり、乳がんや子宮がんなどに罹患する事が多い為です。丁度年齢的にも子育て真っただ中という世代ではないでしょうか。

また55歳くらいより男性の罹患率が急上昇し、女性よりも圧倒的にがんに罹りやすくなっている事が分かります。男女の平均寿命である80歳を超えると、その差は歴然ですね。

逆に0歳から20歳までは限りなく低い確率であるため、気にならないかもしれませんが、しかし確率とは誰かが外れて誰かが当たるものです。当たった当事者はたまったものではありません。

お子さんとは言え、前述の入院した際の付き添い等が発生する年齢であれば仕事にも影響が出ますし、最悪仕事を辞めなければならない選択もあり得ます。家計を支える為の仕事ができなくなるので経済的に苦しくなる事は否めないでしょう。

がんの罹患率別表

次にこちらの表をご覧ください。

出典:https://ganjoho.jp/

この表の見方としてですが、30歳男性が10年後がんに罹患する確率は0.6%となります。50年後となれば41%まで上昇しており、かなり高い確率で罹る事が判明しています。

生涯で見ても男女共に高い罹患率になっており、将来の健康面での不安は拭えない結果となっています。まずは出来る事から始めて健康な体作りに専念したいですね。

がん保険の選び方について

最後になりますが、がん保険の選び方のポイントについて解説しておきます。

選ぶべきは診断一時金と通院治療が付いている保険

私がお勧めする保険の選ぶポイントは、診断一時金と、抗がん剤や放射線で通院が必要になった際の通院特約が付加されている保険です。

理由として、まずがんであっても入院日数が短期である事から、通院治療にシフトしています。殆どのがん治療は通院がメインになりつつあるため、通った月毎に最低でも10万円の給付がある保険が望ましいです。

また診断一時金も上皮内癌、悪性新生物といった住み分けなく支払われるものが良いです。そして1年に1回は給付金を受け取れる保障がベストです。この2点は今後のがん治療に非常に役立つと思います。保険の組み合わせでも構いませんので、選ぶ際の参考にしてみて下さい。

結論:がん保険は0歳から加入しておくと安心

今回は何歳から加入すべきというテーマでしたが、私の結論は0歳から備えていても問題無いと思います。

クライアントさんにも小さなお子さんでがんに罹患した方がいるので、迂闊にも50歳からで大丈夫ですよなんて言えません。小さいお子さんのがん保険であれば掛け金の負担も軽いので、早めに備える事が重要だと言えます。

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