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GISELeスタイリストが解説する春スタイル4選|秋冬人気のあった上下セットをマイナーチェンジ

  • 2020.3.21
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ひと足先に春ものを見てふれてきたスタイリストたちに選ばれた、今も春本番も使えるアイテムとは?ショッピング計画に役立つトピックスを詳しい解説つきでナビゲート。

落ち着く中での「マイナーチェンジ」
秋冬人気のあった上下セットを、新たな季節に向けてブラッシュアップするなら? 素材や色で更新する実例を、過去のLOOKをつくったスタイリストが比較しながら解説。

□FAVORITE STYLE
「上下ともやさしい色」
ニットの凹凸感を利用して、強弱をつけることの多かった淡色の配色。ニットを着ない日も増えるこれから、知っておきたいのは、ベージュや白を軸にしたグラデをのっぺり見せない方法。


CHANGE >>>
サテン素材で軽やかにニュアンスづけ
「表情のあるリネンやサテンなど、春も変わらず素材感に特徴のある服どうしを合わせるとぼやけづらい。薄色が膨張して見えないように、どちらかを少しだけ濃くするなど差をつけるといいと思います。」(樋口さん)


POINT:小物でもう1つベージュを足すとまとまりが出る
ベージュリネンシャツ 23,000円+税/FLORENT イエローサテンスカート 14,000円+税/Jilky サングラス 17,000円+税/A.D.S.R.(4K) ドライな肌ざわりのリネンとなめらかなサテン。相反する素材の合わせにより、抑揚がつきやすく。サテンが入ると品のよさも増す。

□FAVORITE STYLE
「デニムを知的に装う」
幾度となく紹介した、ジャケットやブラウスなど上品なトップスを合わせて、ブルーデニムをキレイめに転ばせる方法。品格は保ちつつ、春らしく肩の力を抜いて着こなすには?


CHANGE >>>
親しみやすさのあるガウンに変更
「秋冬はかっちりとした形、素材感のジャケットが多かったのですが、春夏はもう少しゆるさがあってもいいかなと思っています。えりなしのガウンのようにさっとはおれるデザインに変えるのがオススメ。」(石関さん)


POINT:薄色デニムだとさらに春らしく軽快に
グレーストライプジャケット 41,000円+税/120%LINO(フレームワーク ルミネ新宿店) カットソー 11,000円+税/フランク&アイリーン(サザビーリーグ) ブルーデニムパンツ 12,000円+税/GROVE SEOUL(アイクエスト ショールーム) シューズ 52,000円+税/ペリーコ(アマン)

□FAVORITE STYLE
「女性らしいフィット&フレア」
緩急のついたシルエットにより、スタイルUPに加えて女度も上がる、タートル+Aラインスカートの合わせ。安心感のある黒リブタートルにかわって、とり入れたいのは?


CHANGE >>>
透ける素材を仕込んで凝った見た目に
「今季よく見かけるモックネックトップスは、クルーネックのTシャツより縦長効果があり、なんとなく上半身をコンパクトに見せられる気が。+ロゴTを重ねることで目線を上げられるので、スタイルUP効果を倍にできると思います。」(渡邉さん)


POINT:スカートはマキシ丈を選ぶといっそう縦長見え
ロゴTシャツ 9,000円+税/ロペ エターナル(ロペ エターナル アトレ恵比寿西館店) 中に着た白モックネックノースリーブカットソー 7,500円+税/フィルメランジェ ライダースジャケット 110,000円+税/beautiful people(ビューティフルピープル 銀座三越) スカート 18,000円+税/MIDIUMISOLID(マーコート デザインアイ 代官山店)

□FAVORITE STYLE
「質感だけでメリハリ」
単純なワンツーも高感度に見せられるレザーの重厚感。定番アイテムも質感がキーワードの今季、レザーのような都合のいい効果をもたらす素材がスタイリングのアップデートには不可欠。


CHANGE >>>
キレイな見た目のラフな素材どうしを組み合わせる
「継続してレザーが気分とはいえ、黒やこげ茶だと重く感じることも。パンツはジャージー、シャツはワッフル地に変え、Iラインに親しみやすさを。ブラウンより明るく見えるオレンジを選んだのもポイント。」(岩田さん)


POINT:質感がラクなぶん、ボタンは上までとめてかっちりと
アイボリーロングシャツ 38,000円+税/PHEENY オレンジワイドパンツ 28,000円+税/ラムシェ(ブランドニュース) かごバッグ 11,000円+税/コット(スローブ イエナ 自由が丘店) シャープで知的な印象の白シャツも、まろやかなエクリュにかわると力が抜けて今どきに。

GISELe STYLISTS


YASUKO ISHIZEKI
創刊からGISELeにたずさわる。キレイめ×カジュアルなど相反するテイストのかけ合わせが得意。



KEIKO WATANABE
女性らしさを感じさせる色づかいが絶妙。スタイルUPを意識したアレンジ術にも支持が集まる。



KAORI HIGUCHI
GISELeの表紙スタイリングも担当。肩の力が抜けるシンプルカジュアルな提案にファン多数。



MAKIKO IWATA
旬と気品を織りまぜたスタイリング提案が得意。岩田さんが担当するベージュ企画は毎号反響が。



NATSUKO DEGUCHI
GISELeでは、定番服を徹底比較する企画を担当することも多く、いくつもの「使えるブランド」を熟知。



CHISATO TAKAGI
メンズライクなサイズ感やディテールをとり入れて、女らしさを引き立てるスタイリング提案が得意。

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