画家の目に映った、生命力あふれる子どもたち。

ナビ派とボナールが到達した子どもの世界。『画家が見たこども展』

フィンセント・ファン・ゴッホ『マルセル・ルーランの肖像』1888年、ファン・ゴッホ美術館蔵。モデルの特徴を穿つ視線。

力強い色彩と単純化された表現で子どもを描いたゴッホとゴーガン。彼らから多大な影響を受けた「ナビ派」の画家たちもまた、都市生活の詩情と親密さを象徴する子どものいる情景を数多く描いた。なかでも晩年南仏に移住したボナールが、児童画を思わせる素朴で自由な作品世界へ回帰する過程は注目だ。

※現在臨時休館中。詳細につきましては公式サイトよりご確認ください。『画家が見たこども展』会期：開催中～6月7日（日）会場：三菱一号館美術館（東京・丸の内）tel：03-5777-8600（ハローダイヤル）開）10時～18時休）月 ※4/6、27、5/4、25、6/1は開館料）一般￥1,700https://mimt.jp/kodomo

＊『フィガロジャポン』2020年4月号より抜粋

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