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整理収納アドバイザーが教える!すぐマネできる「家事効率化」アイディア

  • 2020.3.18
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忙しい日々の生活のなか、家事はなるべく効率化させたいところですよね。

そこで今回は、整理収納アドバイザーのmaikoさんが、今すぐマネできる家事の効率化アイディアをご紹介します。

家事の効率化は方法もさまざま

出典: GATTA(ガッタ)

みなさんが注目する“家事の効率化”。整理収納アドバイザーである筆者にとっても、最重要といっても過言ではないテーマです。

一言に“効率化”といっても、さまざまなアプローチ方法があります。家事の工程を見直すことにはじまり、家族での家事分担やルールづくり、時短グッズや便利家電を取り入れるなど、家事の効率化に対してできることはいろいろとありそうです。

そんななかで、今回筆者がお伝えしたいのは、“整えること”で実現する家事の効率化です。

ものを整えてムダな工程を省く

出典: GATTA(ガッタ)

家事の効率化で重要なのは、“ムダな工程を省く”こと。もちろん家事の作業内容を見直すことも当てはまりますが、その前にできるもっと簡単なことがあるんです。

それは、“不要なものをなくすこと”。たとえば、キッチンにある使っていない道具たちを手放してみてください。すっきりと使う道具だけになったキッチンでの作業は、今までよりもスムーズになり、知らず知らずのうちにムダな工程を省けているはずです。

不要なものがあると、必要なものを取り出すまでに“探す”“どかす”などのアクションが増えてしまいます。それらは意識せずに行っている動作でも、合計すると家事の工程が1つ増えたことと同じくらいのロスになってしまうことがあるんです。

さらに、“どかす”ことの後には、“戻す”というアクションも加わります。どかした後に戻さなければ、収納の状態が崩れてしまうからです。

……といったことから、“不要なものをなくす”ことには、さまざまな効果が期待でき、“家事の効率化”にもつながります。

消耗品を整えてスペースを確保する

出典: GATTA(ガッタ)

一見、家事の効率化と関係ないような“消耗品”の存在ですが、実はこれらを整えることでも、家事の効率化につながります。

まず多いのが、消耗品はいずれ使うものだからと、必要以上にストックをしてスペースを取られているというパターン。ストックの量は、家族の人数や買い物の頻度や方法によって変わるので、適正な量はさまざま。まずは、自分の生活に必要なストックの量を知ることが大切です。

ストックを適正な量だけ持つことによって、収納スペースに余裕ができると、家事道具の収納に充てることも可能になります。家事で使う道具の収納に多くのスペースを充てられれば、使い勝手を優先した余裕のある収納に整えることもできますね。

また、消耗品はどんなものを使うかもポイントに。使い勝手のいいものを選ぶのはもちろんのことですが、便利さを追求するあまり、サイズや用途によっての使い分けが細かくなり、多くの種類を持ちすぎてしまうと、収納スペースを取られてしまうだけでなく、ストック品の管理が複雑になり、逆に家事の効率化にならないこともあるんです。

特にキッチンでは、ビニール袋やラップ、ジッパーバッグなど、さまざまなサイズを使い分けしているパターンがありますね。もちろん上手に使い分けることで家事の効率化につながる場合もありますが、使い分ける種類が増えるほど、買い物を含めたストック管理はめんどうになってしまうことも忘れてはいけません。

家事全体にかかる消耗品を考えると、ストック管理の手間もばかにはなりません。管理の手間が楽になるのも、立派な“家事の効率化”です。消耗品は、“使う便利”と“管理の手間”のバランスを考えたいですね。

“整える”ことからできる“家事の効率化”。さまざまな方法がある家事の効率化ですが、まずはここからはじめてみてはいかがでしょう。

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