1. トップ
  2. おでかけ
  3. 今年は日本の四季を楽しんじゃお!【全国版】桜が有名スポット5選

今年は日本の四季を楽しんじゃお!【全国版】桜が有名スポット5選

  • 2020.3.18
  • 3263 views

寒さが過ぎると春はもうすぐそこ、今年の春は日本の風物詩である桜をめいっぱい楽しんでみませんか?桜が有名な名所から、厳選して5か所をご紹介します。

吉野山の桜

約3万本にもなる桜が咲き誇る日本でも最大級の桜の名所です。本数も勿論圧巻の数なのですが、更に驚くべきはその種類の多さ。吉野山に咲く見事な桜達は総勢200種類以上にものぼり、4月の上旬から下旬にかけての一か月の間に山の裾から順に山頂に向けて山を桜色に染め上げていきます。吉野山は全体が大きく4つに分かれていて、それぞれの区分ごとに時期をずらしてお花見を楽しむことができるのです。

吉野宮近辺を「下千本」、如意輪寺(にょいりんじ)近辺を「中千本」、吉野水分(みまくり)神社近辺を「上千本」、西行庵近辺を「奥千本」と呼び、その時一番見頃なエリアを中心にお花見をする観光客が毎年数多くいます。また、吉野山にある有名な神社の一つとして吉水神社がありますが、その境内からは「一目千本」と呼ばれる中千本と上千本の桜を一望できるスポットもあって神社・仏閣巡りが好きな方は一緒にパワースポット巡りも楽しめます。

姫路城の桜

世界遺産でもあり白漆喰で塗り込められた白鷺城(はくろじょう)とも呼ばれる美しい姫路城を背に、約1000本もの桜が見られる姫路城でのお花見は日本人だけでなく外国の方にも大人気なスポットです。見頃は3月の下旬から4月の上旬ごろで、「日本の桜の名所100選」にも選ばれている姫路城のお花見では、城の堀から船に乗って桜の花見を楽しめる和船体験も催されています。

また、天守閣の正面の三の丸広場では姫路城観桜会が行われ、イベント用の舞台が設けられ琴や和太鼓の演奏、地酒販売などが行われでいます。夜には姫路城夜桜会という催しもあり、普段は入れない夜の「西の丸庭園」が無料で開放されるイベントまであるので昼間から夜まで楽しめるスポットになっています。

京都の東寺の桜

桜は桜でも時には枝垂れ桜を楽しむ花見も乙なもの。平安遷都とともに建立された国立の寺院である京都の東寺では、不二桜と親しまれる八重紅枝垂桜が有名です。境内では約200本もの桜を楽しむことが出来ますが、やはり見所は枝垂れ桜と五重塔を並べて撮影が出来るロケーション。五重塔の北側には池があり、その周囲ではソメイヨシノや枝垂れ桜、山桜が庭を華やかに彩る風景を楽しむことが出来ます。

開花期間中は夜間ライトアップも行われるため、昼夜で雰囲気の違う桜を楽しむことが出来るのも魅力です。また、茶店もあるので美味しいお茶を楽しみながら満開の桜を楽しむ、なんて楽しみ方も素敵ですね。

兼六園の桜

江戸時代の大名庭園と名高い日本三名園のひとつである石川県の兼六園。園内には桜の木が約40種、約400本が植えられていて、4月中旬は開花時期が異なる桜を同時に楽しむことができます。散り始めた桜が園内を巡る曲水に浮かぶ姿を眺めたり、名園を散策したりしながら満開の桜を楽しめるスポットになっています。熊谷桜や旭桜、福桜などの名木も見どころで、その美しさから楊貴妃と名付けられた桜やこの桜目当てで訪ねてくる観光客がいるという菊桜も必見です。

開花時期にはライトアップも行われ、公園内を無料で開放しているので毎年多くのお花見客でにぎわっている金沢屈指の桜の名所です。園内に併設されている茶店の中には、桜の時期に宴会の予約を行っている茶店もあるので、風情ある宴会を楽しんむことができる特別なスポットになっています。

日本平の桜

お花見といっても近くに行って眺めるよりもちょっと変わったお花見がしたい!と思う方は静岡県にある日本平からのお花見をお勧めします。植えられているのは約2000本のソメイヨシノ、見頃の時期は3月下旬から4月の上旬で、日本平ではなんと、ドライブしながらのお花見を楽しむことが出来ます。

日本平パークウェイから山頂まで約307メートルの間、窓から一望できる一面の桜は新しいお花見の形だと言えるでしょう。山頂についてからは駿河湾を一望できる日本平夢テラスから見事な桜と駿河湾を見下ろす事ができ、更に天気の条件が良ければ壮大な富士山の姿まで同時に見ることが出来るスポットはここしかありません。

元記事で読む
の記事をもっとみる