1. トップ
  2. スキンケア
  3. 節約のつもりが実は損?「チューブ化粧品を切って使う」に潜むデメリット

節約のつもりが実は損?「チューブ化粧品を切って使う」に潜むデメリット

  • 2020.3.17
  • 40024 views

お気に入りのコスメを最後まで使い切るためにチューブ化粧品をカットして使う裏ワザは、美容好きならご存知の人も多いはず。しかしプロによると、この使い方は節約以上にデメリットが大きいという。その理由とチューブを切らずに最後まで使い切るテクニックを紹介した。(フロントロウ編集部)

最後まで使い切りたいけど…

ファンデーションや美容液、保湿クリームなどチューブ容器に入ったコスメは、とにかく最後まで出しづらい。どうしても底に残ってしまい、とくに高価なコスメなのに使い切れないとわかると「少しもったいないな…」と感じる人も多いはず。

そんな悩みを解決するために、よくSNSなどで見かけるのが、チューブ容器に入ったコスメをハサミで半分にカットして、残りのコスメを最後まで使い切るというテクニック。

画像: 最後まで使い切りたいけど…

一見すると高価なコスメを節約できる画期的アイデアに見えるけれど、美容の専門家によると、実は節約以上にデメリットが大きいリスキーな方法だという。

チューブを切ってはいけない理由

ニューヨーク市の皮膚科医メリッサ・カンチャナアポミ・レビン医師によると、チューブ容器のコスメは、切った瞬間から劣化が始まる。「チューブは切断すると(空気に触れて)酸化の速度が早まり、(チューブ内に)細菌や真菌が広がる可能性が高まる」と米メディアAllureでコメント。

画像1: チューブを切ってはいけない理由

またチャールストンの皮膚科医マルグリット・ジェルマン医師によると、そもそもチューブ容器のコスメは、“指をつけて使うこと”は想定されていないため、ボトルやジャータイプに比べると圧倒的に汚染を受けやすい。

ジェルマン医師は「チューブを切断して開くと細菌汚染を抑えるための防腐剤がうまく機能しなくなり、製品の安全性が保証できなくなる」と、最悪の場合、チューブ内で細菌やカビが発生してしまい、アレルギーや肌トラブルの原因になることがあると説明。

画像2: チューブを切ってはいけない理由

さらにジェルマン医師は「有効成分も変質してしまう可能性がある」と指摘し、「例えば、比較的不安定なビタミンCなどの成分は、空気や光にさらされると分解や酸化が早くなる傾向がある」と、肌トラブルの元だけでなく、せっかくの美容効果も半減しかねないと明かした。

最後まで使い切るためには?

チューブをすでに切ってしまった場合は、そのままチューブで保管するのではなく、密閉された容器に移すのがベストと話すレビン医師。しかし他の専門家の中には、やはりできることなら切らない方がいいと話す人もいる。

もし切らずに最後まで使い切りたい場合は、「チューブ絞り」などを使ってみるのもアリ。最近ではネジ巻きタイプやスライドタイプなど便利で安価なものもたくさんあるので、指の力では出し切れない人は使ってみてもいいかも。

数十円を節約するために、肌トラブルを起こしてしまっては元も子もない。チューブを切る前に専門家のアドバイスを参考にしてみて。(フロントロウ編集部)

元記事で読む