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男性の狩猟本能とやらの正体はこれだ!【ひとみしょうの男って実は・・・】

  • 2020.3.16
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すれ違いざまに女子のおっぱいをちら見するのも、男の本能。

振り返りざまにタイトなデニムが形づくるプリっとしたお尻を眺めるのも、男の本能。

本能という言葉はまことに便利で、なんでもかんでもその暗いBOXの中に入れると、それで説明がつきます。説明として下級だとぼくは思うけど、いちおうそれで納得する人が出てきます。

女子に関してもおなじですよね?

彼女がいると何回も言っているにもかかわらず、あの手この手を使ってその男と寝る女子は、本能がよく発達している女子……と言えるし、それでいちおう納得できますよね。

さて、今回は、本能という言葉に狩猟という言葉をくっつけて、男の狩猟本能の正体について、一緒に考えたいと思います。

男の狩猟本能とは?

男の狩猟本能は、たとえば、「でっかいマンモスを狩りたいと思うこと」に代表されます。されるはずです。

なぜ人類は生き延びたのか?

誰かがでっかいマンモスを狩ったゆえに、飢え死にしなかったからだ。

誰が狩ったのか?

男どもだ。

ゆえに、男の狩猟本能とは、「でっかいマンモスを狩りたいと思うこと」に代表される。という荒っぽい論理ですが、でもまあ、そういうもんでしょ?

ではなぜ、男たちはでっかいマンモスを狩りたいと「本能的に」思うのか?

奥さんや子どものため? かもしれないですね。

男はなぜか闘争心をたくさん持っており、その闘争心をぶつけられるのが狩りという行為だから? かもしれないですね。

自分が美味しい肉を食べたいから? かもしれないですね。

でもじつは、男は女性に褒められたいからマンモスを狩ったのです。

なぜある種の男は毎日狩りに出かけるのか?

はるか昔、生きることが、飢えて死ぬか生き延びるかの二択だった時代がありました。

たとえば、土器(縄文土器とかの土器です)ができる前は、食料を保存したくてもできないので、狩りに成功することは、すなわち生き延びられることを意味していました。

やがて土器ができて、食料が保存できるようになり(火を使って食料を調理できるようになり)、男たちは毎日狩りに出かけなくてもよくなりました。

「昨日作ったマンモス肉の照り焼き、あれあさってまでもつよな? な? そしたらおれ、今日と明日は狩り休むわ」という会話がそこここで聞かれるようになったのです。

でも、ある種の男は、それでも毎日狩りに出かけました。

奥さんが「おとといのマンモスの肉を使って、甘ポン酢丼ができるよ」と言っても、彼は「狩りに行ってくるわ」と言い残して出かけたのです。

なぜか?

奥さんに「あなたすごいわね! 今日もマンモスを狩ってきたの!ステキ!大好き!」と言ってもらいたかったからです。

つまり、女に認められたいから、彼は狩りに出かけたのです。

男の狩猟本能とは、女に認められたいという気持ちが源泉となっているのです。

現代のヤ●チン・チャラ男を考える

ひるがえって現代。

用もなく(?)酒の席で女子のことを口説く男は、ヤ●チンとかチャラ男と呼ばれていますが、彼らは女子に認め受け入れてもらわないと生きていけないのでそうしているのです。

男にとってのエッチって、端的に、女子に認め受け入れられる行為だから。

あるいは、本命の彼女とか奥さんと呼ばれる女性がいるのに、ほかの女子と浮気したり不倫したりする男も、大量の狩猟本能ゆえです。

ひとりの女性だけでなく、何人もの女性に認め受け入れられたいと彼らは考えているのです。

それはなぜか?

男がその生の(性の)根底に淋しさをもっているからです。

生きているだけでなぜかなんとなく不安――こういう気持ちが男という生き物のベースにあるのです。

女子のなかにもそういう気持ちを基底にもって生きている人がいますが、そういう人って、発想が男性的なんですね。

おわりに

男の狩猟本能とは、男がなぜかもっている漠然とした淋しさを源泉として生まれる感覚のことです。

これが、「おれ? 全然淋しくないよ」という男ばかりだとどうなるか?

「あの男子もこの男子も、みんなわたしの相手をしてくれないのね!あ~、困った!彼氏ほしい!」と嘆く女子が爆発的に増えるはずです。

男の狩猟本能は、めぐりめぐって、女子を満足させているのです。

※言うまでもないことですが、ここに書いたことは、ひとみしょうの妄言(よく言って仮説)であって、ちっとも史実に忠実ではありません。土器ができたから火を使う調理が可能となった、食料が保存できるようになった、という説は、一般に流布している説らしいです。それ以外はひとみしょうの妄言とご認識ください。

(ひとみしょう/作家・コラムニスト)

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