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松下奈緒、共演の木村佳乃は“支え”に「とてもありがたかったです」<アライブ>

  • 2020.3.16
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松下奈緒と木村佳乃が「アライブ がん専門医のカルテ」最終回に向けて、これまでを振り返りながら見どころについて語った
(C)フジテレビ

木曜劇場「アライブ がん専門医のカルテ」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)が、3月19日(木)に最終回を迎える。そこで、主演の松下奈緒、共演の木村佳乃がこれまでを振り返りながら、見どころについて語った。

がんの再発が判明した薫は…

本作は、内科の中でも腫瘍内科(メディカル・オンコロジー)というがんに特化した診療科を舞台に、今の医療現場に最も求められているがんのスペシャリストたちの戦いと苦悩を描く“メディカル・ヒューマン・ストーリー”。

初回放送時から「描写がとてもリアル」「人の優しさや生きる希望を感じる」と話題で、医療従事者からも「忠実で丁寧に描かれている」「がん診療をよく取り上げてくれた」と大きな反響を呼んでいる。

そして3月19日(木)の最終回では、心(松下)と薫(木村)が困難を乗り越え、医師として、友人として、強く信頼し合える関係を築く。そんな矢先、薫は乳がん手術から5年目の検査で、がんの再発が判明。その告白を受けた心は、2人で乗り越えようと誓い合う。

しかし、薫の病状は重く、手術は難しい。それでも、薫は抗がん剤治療を受けながら、外科医としての仕事を続けたいと心に頼む。一方、心の国立がん医療センターへの移籍の話も期限を迎えようとしていた。

医師としての将来を思う阿久津(木下ほうか)にも決断を迫られるのだが、薫の件もあり答えることができない心。また、研修期間が終わろうとしている結城(清原翔)と夏樹(岡崎紗絵)も、どの科に行くか決めかねていた。

佐倉莉子(小川紗良)が化学療法室で治療を受けていると薫が来る。治療を受ける薫に驚く莉子。だが、莉子もすでにがんと闘う決意に満ちている。

莉子は戸惑っていた職場への病気の報告も済ませ、今はフリーペーパーの編集も手伝っていると薫に話す。そんな2人を、同じく抗がん剤治療を受けていた橘千寿子(三田寛子)が見ていた。

2人の女性医師、そしてそれぞれの医師たちに、変革と旅立ちのときが訪れようとしていて…。人が生きる意味、明日を生きる希望を贈る「アライブ」がクライマックスを迎える。

松下奈緒、木村佳乃の印象的なシーンとは?

――最終回まで心、薫を演じてきた心境について。

松下:心として患者さんを診ていると、刻々と患者さんを取り巻く状況が変化していることに気が付きます。

実際の医師の皆さんの仕事も、こういうことなのかな?と、実感できる日々がありがたく、“恩田心”を演じることができてうれしく思っています。

その中で、どんな状況でも仕事に対してブレてはいけない心を演じるのは、難しくもありました。命と向き合う作品なので、患者さんに対しての言い方はこれで正しいのか?などを常に考えながら演じてきました。

木村:私は、放送が始まってから買い物に出掛けた時などに「放送見ていますよ。実は、私の親戚もがんを患っていて…」と、話し掛けられたりすることが多くなりました。

がんという病気が皆さんの身近にあり、「アライブ」が忠実に描いていることを実感できます。

台本も初見で読むと、本当に“難しいな”と思うほど専門用語がちりばめられていて、制作者側の本気を感じていました。そういった意味でも、演じ甲斐のある骨太な作品に参加できて良かったです。

――心と薫の関係について。

松下:夫の匠(中村俊介)の死をきっかけに、結果的に心を救うことになった薫。そして、最終回に向けては心が薫を救おうとしています。2人の出会いは作られたものでしたが、信頼関係が育まれたことはうそじゃないな、と。

木村:心も薫も、波瀾万丈な人生を歩んでいると思います。薫は医療過誤の責任を感じてから人生が変わりましたし。

薫が幸運なのは、いつも心先生が側で支えてくれることです。心と薫は、前世では夫婦だったんじゃないかな?

松下:私もそう思います! いつの間にかお互いが必要になっているという関係性は夫婦みたいですよね。どちらかが弱っている時は、必ずどちらかが寄り添っていますから。

――10話までで、お2人の心に残ったシーンをお願いします。

松下:私は2話で薫先生が乳がん患者の莉子ちゃん(小川紗良)に、自分もがんサバイバーだと告げるシーンです。

外科医としての患者さんへのアプローチが、腫瘍内科医の心とは違うのかもしれませんが、あの時の薫先生は格好良かったです。…あのシーンは、このドラマの象徴的なシーンの1つだと思いました。

薫先生の勇気と姿勢に、心を打たれた方も多かったのではないでしょうか。2話は女性の高野(舞)監督の撮影で、女性の感覚がすごく伝わるシーンだと思いました。

木村:外科医の薫より、腫瘍内科医の心先生は患者さんとより精神的な部分で深く関わっていきます。

そして、心先生は患者さんが「どういう治療を望むのか?」「どういう人生を生きようとしているのか?」、病気との向き合い方を一緒に寄り添って考えていきます。

そういう心先生の患者への思いが、物語が進むごとに演じている奈緒ちゃん自身に深くなっていると、客観的に見ていて感じています。

9話は特に思いました。民代さん(高畑淳子)への悲しみを乗り越えて、静さん(山田真歩)に寄り添っていこうとする心の姿勢は、それまでと違った印象が残ります。

松下奈緒、木村佳乃が最終回に向けて語る

――撮影を通して、あらためてお互いに思われることは?

松下:作品が人の生死と向き合うドラマなので、私のメンタルが弱っていくかもしれない…とクランクインする前に思っていました。

実際に撮影が始まって、心を演じていると、やはりつらいなと感じる時もありました。でも、その感情を抑えて、毎日お芝居を続けなくてはいけません。

そんな時、佳乃さんに元気な「おはよー!」のあいさつを頂くと、「今日も佳乃さんがいてくれる!」と、すごく支えになりました。

心として抱え込まなければいけないことが多い中で、いつも変わらない佳乃さんが現場にいてくださるのは、とてもありがたかったです。

今回、コンビを組ませていただけて、本当に良かったです! 最終回目前にして、あらためて感じています(笑)。

木村:薫は心先生に近づくために、チラシを配ったり、心の自転車をパンクさせたり、最初は危険だったもんね!(笑)

私は最初から、奈緒ちゃんを支えていこうと思っていました。私の方が年上ですし、とにかく奈緒ちゃんには、私がいる時は少しでも気持ちを楽に過ごしてもらいたいです。

――最終回の見どころ、視聴者へメッセージ。

松下:最終回は、私としては心が薫先生をどう支えていくのか?を見ていただきたいです。心にとって、家族と同じように失いたくない大切な存在です。

そんな薫先生の病にどうやって向き合っていくのか?、心だけでなく腫瘍内科チームも薫先生に寄り添っていきます。

患者さんと共に医師も成長していく姿が描かれてきましたが、最終回は薫先生が医師であると同時に、患者さんの立場になります。

物語が進むごとに、さまざまに立場を変えながら育んできた心と薫の友情、信頼関係はどうなってしまうのか…?

木村:薫が再発することは早い段階で知らされていたのですが、「ついに来たか!」という心境です。実際に私ぐらいの年齢の方でがんを患っていらっしゃる方は多く、私の周囲にもいらっしゃいます。

明るい方、悲観される方と、受け取り方はさまざまですが、正解ということはないと思います。

恐らく、私は医師として病気を知っている薫は、根治ではなくがんと共存していこうと考えていると思います。心先生と一緒に仕事をしていきたいと願う薫は、そのためにどうしたら良いのかを考えている。

一方で、心先生には他の病院への移籍の話が持ち掛けられているんですよね…。

松下:心と薫が何を選択して、どのように生きていくのか、最終回でぜひご覧ください。(ザテレビジョン)

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