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祝900回!!「クイズ!脳ベルSHOW」は『傷つけたりバカにしたりしない』“ホッとする面白さ”でオトナを魅了する<演出・丸林徳昭氏インタビュー>

  • 2020.3.13
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「クイズ!脳ベルSHOW」番宣写真
(C)BSフジ

【写真を見る】3月16日・17日には女優・床嶋佳子も参戦!(左から栗原由佳、武藤敬司、床嶋佳子、町田政則)

ますだおかだ・岡田圭右がMCを務めるクイズ番組「クイズ!脳ベルSHOW」(毎週月曜~金曜夜10:00-10:55)が、BSフジで放送中。

年齢とともに衰えていく脳に警鐘を鳴らすため、“ひらめき・記憶・瞬発力・発想”の4ジャンルから、脳を活性化させる問題を出題するクイズバラエティーだ。40代から80代のベテランが中心の個性の強いパネラー陣を、岡田とアシスタント・川野良子アナウンサーがまとめていく。

地上波フジテレビ(関東ローカル)でも、少し前の放送回を早朝の4時から放送している本番組(毎週月曜~金曜朝4:00-4:55)。BSフジでは、3月20日(金)の放送で一足先に900回を迎える。

2015年10月に週1回放送としてスタートした「クイズ!脳ベルSHOW」が、2017年4月からは月曜~金曜の放送になり、2018年4月には地上波での放送も開始するなど、人気が続いているワケを、演出を務める丸林徳昭氏(46)に聞いた。

「クイズ!脳ベルSHOW」演出の丸林徳昭氏
※2020年ザテレビジョン撮影

レギュラー放送900回目も大御所からコメントが…!

――レギュラー放送900回!おめでとうございます!

ありがとうございます。

――「900回」ですがそんなに特別な演出はされないとか…。

これまでの100回区切り含めて、そんなに特別感はないんです。 “ある方”からコメントをいただいたり、くす玉を割ったりするかな。1000回は何かしようとは思っているんですけどね。

――700回、800回でも特別コメントが寄せられていましたね。

700回では、よく出演してくださっているジャガーさんからいただいたんです。それで「800回も誰かにコメントをいただこう」となったのですが、僕らがやっている別の番組に萩本欽一さんが出演してくださって、偶然、「クイズ!脳ベルSHOW」を好きだという話を伺い、800回でのコメントをお願いしました。

900回の時も、番組のことが好きな大御所の方にコメントをお願いしようと探していたところ、岡田さんから「『週1回の放送の頃から見てるよ』って言ってくださっている方がいる!」と伺いまして。コメントをお願いしたその方は、某番組の収録中でも「クイズ!脳ベルSHOW」のことを話してくれているらしいです…(笑)。

(※誰からのコメントなのかは、3月20日[金]の放送をお楽しみに!)

――番組のスタートは2015年ということですが、当初のクイズ番組事情ってどうだったんでしょうか。

まず、「40代向けのクイズ番組を作りたい」とBSフジのスタッフから話をもらって、それなら「知識問題よりも自分で考えて解ける問題の方がよさそうだな」と。

2015年頃って、地上波も含めて脳トレ系の番組がなかったんです。「Qさま!!」とか知識系の番組しかなくて。

――スタート当初と今で、変わったことはありますか?

面白さの“肝”は変わっていないです。もちろん新しいクイズをやろうというのはありますけどね。

【写真を見る】3月16日・17日には女優・床嶋佳子も参戦!(左から栗原由佳、武藤敬司、床嶋佳子、町田政則)
(C)BSフジ

『40代向け』だけじゃなく『50~70代』も意識

――正直なところ…40代より下の視聴者には、初めて見るタレントさんも出ていらっしゃる、というのも特長の一つですよね。

最初はそんなに意識していなかったのですが、往年のスターの出演を視聴者の方が楽しんでくださっていて。キャスティングはプロデューサーにお任せしているのですが、実は40代の僕が知らない方もいたんです。

でも、他番組を制作している50代後半のスタッフが、「あの人が出演するなら収録を見に行きたい」と言ってくださったことがあって。10代の頃の憧れの人だったらしいんですけどね。

そういう声を聞いて初めて、解答者は番組コンセプトの『40代向け』だけじゃなく、その上の『50~70代』も意識していくようになりました。往年のスターが今テレビに出ている姿を見たい視聴者もかなりいるだろうと気付いたからです。

――ちなみに丸林さんが個人的にグッときた出演者さんはいますか?

小松政夫さんとか…他にもいっぱいいますよ。存在は知っていたけど改めて生で見てしゃべりを聞くと、やっぱり往年のスターの方々は面白いなっていつも思います。

――経験豊富な出演者ならではの“ホッとする”空気感も魅力ですよね。

年配の出演者の皆さんを岡田さんが仕切ったときに、普通のクイズ番組に漂うピリピリした空気感にはならずに、年配の方々だからこそ生まれる“スキ”が出てくるんです。

クイズ番組なのに白紙で出したり、収録中に水を飲んだり携帯が鳴っちゃったり(笑)、クイズ番組のよくある形とは違う“予定不調和”な部分を生かして面白く作り続けていこうと思っています。

――40代から70代まで幅広く出演されていると、クイズ制作などで難しい点はありますか?

懐かし系の…ヒット歌謡の問題は出すのが難しいですね。70代の方に向けたものだと、40代の方には難しいし。

――毎回4人ずつでのキャスティングの際に、組み合わせを意図したりするんですか?

基本はないですね。出演タイミングが上手くいって、「路線バスで寄り道の旅」(毎週日曜昼3:20-4:25、テレビ朝日系)で共演されている徳光和夫さんと田中律子さんが一緒に出られている回もありましたけど、偶然です(笑)。

MCの岡田圭右がなごやかな空気を作る
(C)BSフジ

「傷つけたりバカにしたりしない、ホッとする面白さ」を追求したい

――視聴者だけでなく、徳光和夫さん、伊集院光さんなど芸能界でも人気が広がっていますが、人気のヒケツは…どこにあるんでしょう。

地上波では早朝4時に放送していますが、そんな時間帯にクイズ番組をやっているっていうのが気になるんだと思いますよ(笑)。

――確かに地上波の早朝にクイズ番組というのは異質ですが(笑)、安心して見られる…ホッとできる番組でつい見てしまいます。

岡田さんがゲストを盛り上げてくれて、みんなが「楽しかった」って帰ってくれる…その空気感を映像でもちゃんと出すことは意識しています。岡田さんって相手を傷つけない、子分肌というか(笑)、みんなを気持ちよく盛り上げてくれるんです。それで気付いたらゲストの皆さん全員が岡田さんに心を許して、普段他では見せない顔とか見せ始める。あのパワーはすごいですよね。

『傷つけたりバカにしたりしない、ホッとする面白さ』は追求し続けたいです。

――レギュラー放送900回を迎える週の見どころは?

クイズ番組といいながら、スターの皆さんの全盛期の頃の話とか、今だから言える話とかやっぱり聞きたいじゃないですか。だから事前にある程度調べてちょっとゲストの方に寄せた問題も用意したりするんです、好きなミュージシャンの曲問題とか。

でも楽しくなってくると問題に関係なく、予定していなかったところでいろんなエピソードを皆さん話してくれるんですね。

今回は武藤敬司さんや大八木淳史さんが出演されたのですが、たとえば大八木さんは、ドラマ「スクール☆ウォーズ」のモデルになった山口良治監督に声を掛けられたときの話とか。武藤さんはプロレスラー時代に“髪の毛”にまつわるイヤだったエピソードを話してくださったり。この週も皆さん楽しそうでした(笑)。

3月18日・19日に出演した沢井小次郎、星奈優里、大八木淳史、松旭斎美智
(C)BSフジ

――1000回ももうすぐ迎えるかと思いますが、今後の方向性について教えてください。

意外とすぐ来ちゃいますかね?(笑) 最初の頃からマイナーチェンジはしていましたが、2年くらいずっと同じ形なんです。だから1000回で何かやろうかなとは思ってるんですけど、どうですかね。

今の形を変えたいわけじゃないですが、新しいことに挑戦していきながら、新鮮な番組を楽しんでもらって…僕らは番組を続けられるように頑張っていかないといけないんだと思います。(ザテレビジョン)

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