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メーガン妃、男子生徒も女性のために一緒に闘うよう呼びかけ【国際女性デー】

  • 2020.3.9
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ロイヤルファミリーのメーガン妃が、ロンドン市内の学校を訪問。女子学生だけでなく、男子学生にも、女性たちをサポートするよう伝えた。(フロントロウ編集部)

若者として、男性として、できること

英国王室の高位王族からの脱退を発表し、最近はカナダで過ごしていたヘンリー王子メーガン妃夫妻だけれど、現在数ヵ月ぶりにイギリスに戻り、いくつかの公務に臨んでいる。今回のイギリス滞在で行なう一連の公務が、2人にとって最後の公務になると見られている。そんななかメーガン妃が、3月6日にロンドンにある学校にサプライズ登場した。

画像1: 若者として、男性として、できること

3月8日の国際女性デーに先がけて、これからの社会を担う次世代の11歳から18歳の若者の前に現れたメーガン妃は、女性の権利は女性だけが考えるものではなく、社会で生活するすべての人で考えなければいけない問題だと話し始め、こうメッセージを送った。

「あなたたち全員が覚えておくべきことは、特にあなたたちが今の生活を送れて、今していることが出来る権利を与えるために道を切り開いてくれた人々を思い浮かべたときに分かるのは、それを続けることはただの機会ではなく、責任だということです」

そういって、様々な権利のために闘ってきた人々に敬意を払い、まだ達成されていない男女平等のために、この先も働きかけ続けることが重要だと語ったメーガン妃。さらに彼女は、会場にいた男子生徒たちへ向けて、こう話した。

「人生で出会う女性たちの価値を認め、感謝することを続けてください。そして、(女性たちを)そうは見ない男性たちのお手本となるように努めてください。あなたの人生には、お母さんや姉妹、彼女や友人がいますね。彼女たちを守ってください。彼女たちが、自分に自信を持ち、安心できるようにしてあげてください」
画像2: 若者として、男性として、できること

自分に自信のない女性は多い

美容ブランドのダヴが2017年に行なった「少女たちの美と自己肯定感に関する世界調査レポ―ト」では、70%もの少女が自分に自信がないことが原因で、自分の意見を言ったり、自分の判断を貫いたりすることに消極的になっていると明らかになった。

また、男性側に先入観があることを明らかにした調査も。アメリカのワシントン大学で数百人の学部生を対象に、他の学生がどれだけ良く出来るかを尋ねたところ、女子学生より男子学生の名前が挙げられることが多かった。しかし成績でみるとそれは誤りであり、男子生徒たちは、他の男子学生たちから、4段階評価で0.57ポイント過大評価されていた。

女性をエンパワメントするためには、男性も女性たちのために意識を持ってほしいと、これからを変えていく若者たち全員に訴えたメーガン妃。最後には、2020年の国際女性デーのテーマ「平等のための1人」のポーズを生徒たちと一緒にして、記念撮影を行なった。

画像: 自分に自信のない女性は多い

(フロントロウ編集部)

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