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パンの新聖地・栃木県。パンマニアが県外からも訪れる名ベーカリー4選【那須・宇都宮】

  • 2020.3.9
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パンブームの流れの中で、刻々と変わる聖地的存在。いまどこを訪れるべき?おしゃれな街・那須にはパンの名店もいっぱい。 バイオリニスト、花井悠希さんと出かけた帰りに宇都宮のベーカリーとのパンルートを通ってきました。

1.新しい魅力を携えて、復活を果たしたベーカリー。〈THE STANDARD BAKERS〉

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店の前には大谷石の山がそびえ立つ。「ダイナミックなロケーションがほかにはない!(花井さん)」
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国産小麦100%のミルクスティックなど、甘いパンが人気。
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モーニングからディナーまで、フードもおいしいレストラン。

営業再開を機に、リニューアルも図ってパワーアップ。新たなスタンダードとなるのは、クロワッサンとマフィンのハイブリッド「クロフ国産小麦100%のミルクスティックなど、甘いパンが人気。モーニングからディナーまで、フードもおいしいレストラン。

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「クロフィン」各300円には、カスタード、チョコクリームなどがぎっしり。

〈THE STANDARD BAKERS〉
栃木県宇都宮市大谷町1159
8:30〜10:00LO、11:00〜16:00LO、18:00〜20:30LO)モーニング、ディナーは土日祝のみ)不定休
90席/禁煙※イートインなし

2.国産小麦を巧みに操り“いつものパン”がもっとおいしく。〈SHOPAIN ARTISAN BAKEHOUSE〉

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イートインスペースではお皿やナイフを貸してくれる。シナモンロール290円、クロワッサン240円、スパイスの効いた自家製オーガニックレモネード500円。
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パンドミ340円(各税込)。
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フルーツのカントリーブレッド690円。

この店の最大の特徴は、使用する小麦の圧倒的種類数。国産小麦を18種ほど、オーガニックの海外小麦を2種集め、無農薬小麦の自家製粉にまで取り組む。それらを独自にブレンドしてパンごとに配合を調整。開店してすぐ売り切れることもしばしばだ。

〈SHOPAIN ARTISAN BAKEHOUSE〉
栃木県那須塩原市西三島3-183-276
9:00〜18:00(カフェ〜16:00)火水休
6席/禁煙

3.新鮮食材が手に入る環境で変化に富んだパン作り。〈KANEL BREAD〉

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「人気のカネルブッレ」(290円)は北欧のシナモンロールをイメージ。

自然派ワインを販売していたオーナー夫妻は、ワインに合うパンを求めて開業。国産小麦、地産野菜、那須のチーズ工房のホエーなど、生産者の顔が見える材料を集めてパンを作っている。力を入れるライ麦パンのため、いまはライ麦栽培に邁進中。素材次第で変化する楽しさがある。

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店は黒磯駅前。
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隣接のカフェ〈irisbread&coffee〉では、購入したパンを食べたり「フレンチトースト」(850円)などパン料理を注文したり。
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「ベルリンの田舎パン」680円
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「ロデヴ」(350円)各税込

〈KANEL BREAD〉
栃木県那須塩原市本町5-2
0287-74-6825
8:00〜18:00 第1火休
イートインなし

4.香りにつられて、 知る人ぞ知る名店へ。〈RAKUDA〉

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お店は門をくぐって左側に。
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栃木県産小麦を酵母と生地に用いる、地粉の「カンパーニュ」300円(1/4サイズ)はバゲットと日替わりで登場。
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右「ふすまのパン」550円、左「シナモンロール」350円(各税込)。

住宅街を歩いているとパンの焼ける芳香が。元を辿ると、通り過ぎてしまいそうな小さな小屋に看板がかかっている。天然酵母を起こし、手ごねで生地を作り、窯に入れるまでこのコンパクトな空間でワンストップの作業だ。

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対面式販売。

〈RAKUDA〉
栃木県那須塩原市本町2-11
13:00〜17:00
営業日はインスタグラム(@rakuda.b)にて確認を。
イートインなし

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花井悠希(はない・ゆき)/バイオリニストでハナコラボメンバー。演奏に訪れる先では必ずパン屋をチェックするほどのパン好きで、Hanako.tokyoでもコラムを連載している。

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