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中村倫也、“兄”田中圭とのケンカシーンに「『おっしゃ!』という手応えがありました」<不協和音>

  • 2020.3.8
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ドラマスペシャル「不協和音 炎の刑事VS氷の検事」(テレビ朝日系)でエリート検事・唐沢真佐人を演じる中村倫也
撮影=大石隼土

【写真を見る】銀縁のフレームメガネをかけた真佐人に、中村倫也「最近はあまり掛ける人いないですよね(笑)」

田中圭と中村倫也が共演するドラマスペシャル「不協和音 炎の刑事VS氷の検事」(テレビ朝日系)。中村は“氷の検事”こと東大卒のエリート検事・唐沢真佐人を演じている。

3月15日(日)放送のドラマスペシャル「不協和音 炎の刑事VS氷の検事」(テレビ朝日系)で共演する田中圭&中村倫也
(C)テレビ朝日

自分の持っているものを生かせるキャラクターだった

「真佐人は検事という職業柄か、自分のカードを見せずに相手のカードを出させるようなところがあり、かなりのポーカーフェース。冷徹なほど淡々としているけど、意外と甘えん坊なところもあって、実は真佐人はドMじゃないかと思っています(笑)。僕も人から分かりづらいと言われることが多いので、そういうところは似ているのかもしれないです。あと、真佐人は一つ一つにちゃんと考えがあって、それに基づいて言葉を投げている。僕も話しだす前にあれこれ考えるタイプなので、自分の持っているものを生かせるキャラクターだったのかなと思います」

そんな真佐人の生き別れの兄で、検事と刑事という立場で21年ぶりに再会するのが田中演じる川上祐介。

「圭さんとは今までにも何度かご一緒しているのですが、がっつり絡んだことはなくて。なので、今回、一緒に芝居ができたのはうれしかったです。しかも、過去にいろいろあった兄弟役ということで、台本を読んだときから現場が楽しみで仕方がなかったです。実際、芝居は相手の空気感や持っているもので化学反応が生まれるものですが、圭さんとのやりとりでもそういった化学変化を感じることができて、『こんなんになったわ!』という感じで楽しみながら作っていった感覚がありました」

ポーカーフェースの真佐人について「僕も似ているのかもしれないです」
撮影=大石隼土

圭さんの反応を楽しみつつ、演じていました

冷静沈着な真佐人と、熱血漢の祐介。検事と刑事として譲れない信念があるだけでなく、兄弟だからこその遠慮のない衝突も。それが顕著に表れるのが2人のケンカのシーンだ。

「真佐人は割と堅い口調で、ラフなノリのキャラクターではないので、それをどう飼いならすかが自分の中のテーマだったんですけど、あのケンカのシーンでは真佐人の弟的な部分が出せればいいなと思っていました。というのも、21年ぶりに再会した兄貴と対峙(たいじ)するとなると、いくら真佐人でも人としての照れもあるだろうし、ポロっと本音が出てしまうこともあると思うんですよね。なので、その押し引きは個人的に考えながらやっていました。かつ、圭さんはどっしりと何でも受け止めてくださる方なので、圭さんの反応を楽しみつつ、やっていた感じでしたね」

2人の思いが激しくぶつかるこのシーンは、中村としても印象に残っているという。

「役者をやっていて『おっしゃ!』と思う瞬間は、想定していたカット数よりも少なくなるときなんです。それは多少シーンが長くても見ていられる芝居を提供できたということで、2人のケンカのシーンでは、そういう手応えがありました。あと面白いと思ったのは、祐介を呼び出したときに真佐人が車から降りようとしないんです。そのときに『仕返しされるかと思って』というセリフがあって、そこに真佐人というキャラクターの振り幅を感じました」

これまでも「ホリデイラブ」(2018年テレビ朝日系)や「初めて恋をした日に読む話」(2019年TBS系)でメガネをしたキャラクターを演じてきた中村。今回の真佐人もクールな感じのメガネがよく似合っている。

「メガネを掛ける役は、大体衣装合わせで最初に手に取ったものになることが多いですね。今回の真佐人のメガネは彼の人間的な部分と見た目のギャップがあったら面白いかなと思ったので、あれを選んだんですが、ああいう銀縁のスクエアなフレームのメガネを掛けている人って、最近はあまりいないですよね(笑)。それをセレクトする真佐人って面白いなと思うし、彼がメガネショップで『これをください』と大マジメな顔をして言っている姿を想像したら、思わず笑っちゃうじゃないですか。僕は元々そういう遊びをするのが好きなんですが、そういう部分も楽しんでもらえるとうれしいですね」(ザテレビジョン・取材・文=馬場英美)

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