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“復讐劇”はクライマックスへ!横浜流星が『シロクロ』森島直輝役で見せる繊細な演技力

  • 2020.3.8
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「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」第9話より (C)YTV
KADOKAWA

清野菜名&横浜流星がW主演を務めるドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)。主演2人の本格アクションが注目を集めてきた同作だが、ドラマ終盤に向けて横浜演じる森島直輝の復讐劇への反響が増している。

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本心を見せない直輝が垣間見せた“弱さ”

「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」で精神医学を学ぶ学生・森島直輝を演じる横浜。直輝にはメンタリズムの心得もあり、相手の心理を巧みに読んではミスパンダ(清野)を相棒に世の中のグレーゾーンにシロクロつけていく。

第8話(3月1日放送)では、そんな直輝の本当のターゲットが明らかになった。父・哲也(田中圭)を殺害し、“コアラ男誘拐事件”犯人の濡れ衣を着せたのが“Mr.ノーコンプライアンス”こと法務大臣・佐島源造だと確信した直輝は、罠をかけて佐島をおびき出し、直接対決に及んだ。

この直輝と佐島の壮絶なやりとりは放送直後、大きな話題を呼んだ。怪優・佐藤二朗の常軌を逸した演技と、それに食らいつく横浜の我を忘れた怒りの表情は、多くの視聴者の心を揺さぶった。

そんな第8話では、視聴者の心を捉えたシーンがほかにもあった。他人に本心を見破られないよう細心の注意を払ってきた直輝が唯一、覚醒したリコ(清野)とのやりとりの中で不安を吐露した場面だ。

「復讐なんてやめたら?」というリコに、「やっとここまで来たんだ!もう引き返すことはできない」と返した直輝。その強い言葉とは裏腹に、表情には不安と悲しみの色が浮かんだ。

それを読み取ったリコが「でも飼育員、すごく辛そうだよ」と気遣うと、直輝の目は泳ぎ、悲しげな表情に。リコの「復讐がどうなろうと、普通に楽しい人生を送るんだよ。飼育員」という温かい言葉に、直輝は目を潤ませ、立ち尽くした。

ミスパンダすらも催眠で操る“駒”にすぎず、ひとりで戦ってきた直輝が見せた人間らしい迷いや不安の表情に、SNSでは「直輝は誰かに『復讐なんてやめなよ』って言ってほしかったんだ」「孤独に復讐に燃えてきた直輝が初めて感じたぬくもり…直輝に幸せになってほしい!」といった感動の声が続々。

演じた横浜にも「リコとのシーンの直輝に泣いた」「流星くんの繊細な演技がすばらしい」といった絶賛の声が上がった。

積み重ねたキャリアと、迎えた2019年

横浜の演技力は、積み重ねてきたキャリアの中で形成された。

ドラマデビューは2011年「仮面ライダーフォーゼ」(テレビ朝日系)で演じたメテオ(吉沢亮)の親友・井石二郎役。その後、2014年「烈車戦隊トッキュウジャー」(テレビ朝日系)ではトッキュウ4号/ヒカリ役を務め、一躍注目を集めた。

2015年には2本の舞台作品に主演し度胸も磨く一方、2017年は映画2本・ドラマ2本、2018年は映画4本・ドラマ1本と、映像作品でも経験を積んできた。

そして、迎えた2019年。1月期ドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)の“ゆりゆり”役でさらに注目を集めると、同じ1月には映画「愛唄-約束のナクヒト-」に主演。突然余命宣告を受けた青年の孤独と救いを瑞々しく演じた。

3月には映画「L・DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」が、5月にはアクション吹き替えなしで男子チアリーディングチームの活躍に挑んだ主演映画「チア男子!!」が公開。9月には主演映画「いなくなれ、群青」のミステリアスな高校生・七草役で深い印象を残した。

その後もドラマ「あなたの番です-反撃編-」(日本テレビ系)で秀才の大学院生を、「4分間のマリーゴールド」(TBS系)では末っ子料理男子を好演した。

日本アカデミー賞受賞式で誓った言葉

作品ごとに魅力的なキャラクターを作り出す演技力は高く評価され、「東京ドラマアウォード2019」助演男優賞、「第32回 小学館DIMEトレンド大賞」ベストキャラクター賞、さらには「第43回日本アカデミー賞」新人俳優賞も受賞した。

日本アカデミー賞の受賞式では「正直まだ自分にこの賞は早いんじゃないかと思っていますが、いただけたからにはこの賞に恥じないように、心に残る素敵な作品を作っていけたらと思いますし、またこの場に立てるように日々精進したいと思っています」と謙虚な姿勢を崩さなかった横浜。

確固たる演技力は、9年に及ぶキャリアと謙虚な姿勢の賜物。「またこの場に立てるように日々精進したい」と誓った横浜の“新章”を飾る「シロクロ」。その予測不可能なクライマックスと、直輝の人生を賭けた復讐の行方をしっかりと見届けたい。(ザテレビジョン)

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