おとめ座の３大“自分ルール”

おとめ座さんが生きていくうえで大切にしていること、譲れないこととはなにか。おとめ座の３つの“自分ルール”を、占い師・沙木貴咲先生が解説します。

■ルールその１「知識と情報を巧みに使いこなす」

おとめ座は向学心にあふれる真面目なタイプ。いわゆる学級委員長タイプできちんとした印象があり、実際に信頼度の高い人が多いと言えます。

でも、そうしたキャラクターは自然とできあがっているわけではなく、「知識と情報に積極的」というマイルールに基づいているでしょう。知ることと学ぶことに対する貪欲さが、おとめ座の基礎を作っているのです。

「情報弱者と思われたくない」「知らないと言いたくない」そんな意識が、おとめ座には少なからずあるはず。それほど我の強いタイプではありませんが、強くこだわるとすればそこになるでしょう。無知を嫌い、学びに努力を惜しまないので豊富な知識を持つのです。

そのため、おとめ座が判断を誤ることは多くありません。何が正しいのか、どれを選べばいいのかは、頭の中の知識と照らし合わせることで導き出せます。

また、観察力や分析力にもすぐれていて、取り込んだ情報を活用することも得意。おとめ座は知性をフル活用することで、器用に人生の荒波を乗り越えていくのです。

■ルールその２「信頼なくして愛は成り立たない」

おとめ座の恋愛には少しプラトニックな雰囲気が漂います。ノリと勢いでワンナイトラブ、好きかどうかわからないけれどお試しで付き合う……という恋は苦手でしょう。自分が好きであることはもちろん、相手に真剣な愛がなければ付き合えないと思うはずです。

それは、おとめ座が「信頼を重視した恋人関係を築く」というマイルールを持つから。一時的な感情で突っ走ることはなく、しっかりと心を交わした上で恋人同士になりたいと望むのです。

そんなおとめ座の恋愛観は実にピュアで、美しい純愛を生み出します。損得勘定や偏った欲のない、愛の本質がむき出しになるでしょう。ときに潔癖といえるほど真っすぐなスタンスで恋をするタイプだと言えます。

また、おとめ座の純粋さは決して弱いものではなく、むしろ強み。ズルくよこしまな考えを持つ人間を容赦なく排除できます。自分を騙すような人間を素早く見抜いて、ピシャリとはねのけるでしょう。知識の豊富さと賢さで、おとめ座ならではの幸せを追求していけるはずです。

■ルールその３「勤勉に、緻密に」

おとめ座はいい加減な仕事をしません。自分の業務に全力で向き合い、自他ともに認める成果を上げようと努力するでしょう。

思考が理知的でビジネスセンスが基本的に高いというのもありますが、おとめ座は数字に強かったり、分析が得意だったりして重宝されることが多いはず。また、小さなことにも疑問を持って自分なりに答えを出し、つねにブラッシュアップをはかります。性格的に怠けることが苦手なため、普通に働いているだけでもスキルや職位は自然と上がっていくでしょう。

ただ、おとめ座は、人の上に立つことがあまり得意ではないかもしれません。それよりは、リーダーシップのあるナンバーワンの下で、女房役を務めるのが合っているはず。おとめ座が仕事をする上で掲げる「勤勉に、緻密に」というルールは、ナンバーツーのポジションで発揮しやすいでしょう。

■おとめ座とは……？

おとめ座は決して派手なタイプではなく、「堅い」「とっつきにくい」と見られることもあるかもしれません。でも、実は気配り上手で、集団や組織には欠かせない存在。誰がどういう状況にあるのかを、おとめ座はいつも的確に把握しているのです。

そのため、困った人がいればすぐに手を差し伸べて、トラブルになりそうだと思えば素早く火消しに回ります。出しゃばらないので目立たないのですが、おとめ座はとても優しい気遣い屋。胸の奥にはあふれんばかりの愛を抱いた人なのです。