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就活に前向きになるには、口癖をほんの少し変えるだけでいい【心屋仁之助 塾】

  • 2015.4.13
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メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「就職活動前で、どうしても自信が持てない」という、あずさん(大学生)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。

■あずさんのお悩み

現在、大学三回生でもうすぐ就職活動が始まるのですが、どうしても自分に自信が持てず、「こんな自分は社会から必要とされていない」と、弱気になって、何も持っていない自分を責めてしまします。少しでも実力を身につけようと資格を取っても、全く満足できずに、「どうせ私なんて」と思ってしまいます。

一旦こうして落ち込んでしまうと、就職活動自体に拒否反応を起こしてしまい、「やりたいこともないのに、働きたくない」と思ってしまいます。どういうふうに考えたら就職活動に前向きに取り組めるのでしょうか。教えてください。

■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより

あずさん、こんにちは。心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。あずさんの文章はとても簡潔にまとめておられ、200を超えるご相談者の中でもすぐに目に留り、お答えしたくなりました。文章表現がとてもお上手ですね。

もうすぐ就職活動が始まられるのですね。我が家にも大学生の娘が二人おりまして、上の子がやっと終わったところです。就職活動って、緊張しちゃって身構えてしまいますよね。どうしても自分に自信が持てずに、「どうせ私なんて」「どうせ私なんて」「どうせ私なんて」と、拗ねていじけて心を閉ざす無限ループにどんどん陥ってしまうのですよね。

私も資格さえ取れば自信がつくと思い、次々と取得してみたりしましたが、貯金は減り、手応えのある自信を持つことができなくて、他の人みたいに必要とされたいのに必要とされない自分、不器用な自分、うまくできない自分、自信のない情けない自分をずっとずっと責めていました。

「どうせ私なんて」と拗ねていじけまくって、自分の可能性を奪って、自分を閉じ込めて、閉鎖的に消極的に生きて来ました。そんなふうに、自分で自分をいじめるしんどい生き方をずっとしていました。

ですが、今はとても楽に生きていますよ。就職活動に前向きに取り組みたいあずさんのお力になれればと思いますので、アドバイスをお伝えしていきますね。

実は、自分が自分に「どうせ私なんて」と自分を侮辱して見下して卑下している限り、「どうせ私なんて」という位置に居続けるような現実の出来事が起こり続けます。「思考が先、現実が後」なのです。

なので、私はまず思い癖・口ぐせをこんなふうに変えてみました。

「どうせ私なんてすばらしい」

「どうせ私はすばらしい」

「どうせ私は愛されてる」

「どうせ私なんて必要とされてる」

「どうせ私なんて居るだけで価値がある」

「どうせ私は愛されてる」

そうすると、あれ? 私はすばらしいのかも…あれ? ひょっとしたら、私は必要とされてるのかも…あれ? もしかしたら、私は愛されてるのかも…という現実の出来事が見えて来ますので、ホントかなぁ…っと思ったり、照れくさかったり気恥ずかしかったりしましたが、素直に受け取ってみました。

特に、「自分が自分をいじめる生き方」をしなくなるように、「どうせ私は愛されてる」は多めに呟くようにしています。

今まで自分を卑下していた言葉や思い癖を上回るように、何百回、何千回も数えきれないほど呟き続けました。これは今でも時々自分に呟いているのですよ。

そうやって、自分の内側をひとつひとつ自分で満たすこと。自信はないままの、そんな自分をそのまま認め、そのままさらけ出して、たくさんの失敗と恥をかきながら、時にすごく落ち込んでへこんだりも経験し、実際にひとつひとつ自分の身で行動し、体験して、自分で自信を育ててみましたよ。

あずさんも「どうせ私なんてすばらしい」などの魔法の言葉をたくさん自分に呟いて、その言葉を胸に、ぜひ行動してみてくださいね。

今回、このコラムが掲載される日は、女の子のお節句、ひな祭りの日なのだなぁ~と感慨深く思っていると、ふと懐かしいことを思い出しました。

うちのふたりの娘たちが生まれた頃に、おじいちゃんやおばあちゃんはじめ、祖父母の姉妹に、ひいおばあちゃんやおじさんおばさんまでみんなでこぞって、ひな壇や鞠や被布をプレゼントしたがったのでした。

子どもたちは、ただ生まれてきただけなのに、とてもとても何かをしてあげたかったようでした。

あずさん。あのね、必要とされてないひとなんて、ひとりも居ないと私は思いますよ。よかったらお母さまお父さまに、あずさんの幼い頃のひな祭りのお話しをどうぞ聴いてみてくださいね。きっと心温まるやさしいお話しを受け取れることと思いますよ。

凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾

どうぞあずさんがご自身のすばらしさを受け取られ可能性がひらかれますこと、楽しみにしていますね。ご相談ありがとうございました。【特集】

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(心屋ジェニー)

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