美肌へと導く「ピーリング」のメリットと正しい頻度って？

肌表面にある古い角質を落とす「ピーリング」のメリットと正しい使用頻度をスキンケアの専門家がアドバイス。（フロントロウ編集部）

私たちの肌は、本来自ら美しくなろうとするチカラを持っている。しかし、不規則な生活や年齢を重ねていくと、徐々に肌の代謝（ターンオーバー）が低下していき、次第に乾燥による肌のごわつき、くすみ、毛穴の開き、肌荒れなどを引き起こすことがある。

30年間にわたり一流セレブたちの美肌を支えてきたエステティシャンのルネ・ルローによると、そんな下がり気味の“素肌力”を高めるカギとなるのが、ピーリング。

ピーリングには、肌の表面にある古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを整える効果があるとされており、正しい使い方と頻度さえ守れば、肌に透明感を与え、そのうえ肌の弾力アップも期待できるとルネは言う。

ピーリングとひとことに言っても、「塗って剥がすタイプ」や「泥パックタイプ」などさまざまな種類がある。そのなかでルネのイチ押しアイテムが、ピーリング美容液。

その理由についてルネは「ピーリング美容液は、肌に塗るだけで肌の老廃物にアプローチしてくれる。また肌をこすったり、引っ張ったりする必要がないからオススメ」と、他のピーリングに比べて肌への負担が比較的少ないのだそう。

また美容液を選ぶ際は「ケミカル成分のなかでも刺激の少ないAHA（フルーツ酸）やBHAを含むものが良い」と米メディアByrdieでアドバイスしている。

しかし、ピーリングは頻繁に行なえば良いというものではない。ルネによると、過度に角質を落としてしまうと肌のバリア機能が低下し、赤みやニキビ、色素沈着などの不要な肌トラブルをひき起こす可能性があるという。そのため、ピーリングの効果を最大限に発揮させるためには、正しい使用頻度を知ることが何より大事。

ロナルド・レーガンUCLA医療センターの皮膚科医のエミリー・ニューサム医師によると、使用頻度は、肌に負担をかけない“週に1～2回”がベスト。もし肌が乾燥気味や敏感な場合は“7～10日に1回”から試してみるのもいいと米メディアSelfで話している。

素肌力を高める手助けをしてくれる「ピーリング」。正しい使い方をマスターして、透明感あるクリアな美肌をゲットしてみて。（フロントロウ編集部）