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「エッチしたいけどしない」と言う男子ってなにを考えているの?【ひとみしょうの男って実は・・・】

  • 2020.3.2
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不倫のお悩み相談にわりとよく書かれていることのひとつに「彼は『君とエッチしたいけどエッチしない』と言います」というのがあります。

エッチしたければすればいいじゃん!だってわたしはあなたとヤリたいんだから!というのが女性側のホンネですよね。

さて、この、エッチしたいけどしない男子は、いったいホンネではなにを考えているのでしょうか、というのが今回のテーマです。

以下に、一緒に見ていきましょう。

「エロくない男子」ではなく「悪を消化する胃袋を持っていない男子」ということ

彼はホンネでは、あなたとエッチしたいと思っています。

あなたのハダカを見たいと彼は思っているのです。ハダカというか、おっぱいとかお尻とかを見て、できればあなたとひとつになりたいと思っています。

なぜなら彼はあなたのことが好きだから。

でも彼は、せっかく「ハダカを見せてあげるよ」と言ってくれている(女神のような)女子が眼前にいるにもかかわらず、「おれ、したいけどしない」と言います。

なぜ?

彼の胃袋は「悪」を消化する能力を持っていないからです。

冒頭に、この手の疑問は不倫関係において多いと書きましたね。

具体的には、女性の側は、不倫エッチする気満々であるものの、男の方は不倫エッチしたいけど、倫理観が強く出すぎて、どうしてもヤレないという状況なわけです。

だから男は、「したくてもしない」と言うのです。

と考えたら、ある状況においては、不倫は女子が男を誘導してはじまるものと言えそうですよね?

すべての不倫がそうではないですよ。「ある状況においては」そう言えるということを言っています。

胃袋の強い男・弱い男

男の「胃袋の強さ」は、たとえば、男同士でスナックやキャバクラに行くとよくわかります。

胃袋がめっぽう強い男は、気がつけば女子を口説いています。

対して、胃袋の弱い男は、キャバ嬢にどんなに色目を使われようと動じないというか、はやく帰りたそうにします。

この、「はやく帰りたがる男」のことを好きになり、不倫関係になったら、女子が苦労することになるのです。

「ねえ、ホテルでエッチしてから帰ろうよ」

「おれ、君としたいけど、今日はしない」

今日は、どころか、次回も次々回も、彼は「したいけどしない」と言い張るのです。

で、あげく、彼女が困り果てて、恋愛相談メールがこっちに飛んでくる、という流れです。

倫理観とは「生きている前提」だからどうにもできない

倫理観って、人が言外にもっている「生きている前提」のことです。

ふつう、人は、いちいち「おれ、倫理観がないから風俗行きまくっている」とかと言わないでしょう?

「わたし、倫理観がおかしいから、かっこいいなと思った男子は全部食べてきた」とも、ふつうは言わないですよね?

そういうのは、世間の目に触れないようにひそかに持つものでしょ?

でも、そのひそかに持っているものが、いざというときに顔をのぞかせるのです。

たとえば、不倫相手とエッチしたいとあなたが強く思ったときに。

「ねえ、ホテルでエッチしてから帰ろうよ」

「おれ、君としたいけど、今日はしない」

もう、どうすることもできません。

どうしても不倫エッチしたいのなら、ほかの男を探すしかないのです。

おわりに

男はスケベで、つねに不倫エッチできる相手を探していて、「この子いけそう」と思えば、倫理観など度外視でアクセルを踏み……みたいな報道ばっかりがされていますが、それってかなり恣意的(好き勝手言い過ぎ)だとぼくは思います。

女子が誘ってきて、しかも何回も誘ってきて、男が根負けしてパンツを脱ぐケースだってあるのです。

不倫エッチは、本当は喧嘩両成敗。処罰するなら、双方とも均しく処罰するのが公平なのでは?

ちなみに、若い女子と援助交際して逮捕された男、というのも、「場合によっては」おなじです。

若い女子はけっして「わたし、セックスというものに興味があったし……お金も稼げると思って、一挙両得だと思ってつい……」とは「絶対に」言わないでしょう。

がしかし、女子のそういう気持ちがコトの起こりだというケース「も」あるのです。

(ひとみしょう/作家・コラムニスト)

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