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「骨格診断で選ぶいちばん似合う服」CLASSY.2020年3月号での結論!【骨格診断アナリストが診断】

  • 2020.3.3
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CLASSY.2016年の5月号の『似合うシャツは〝骨格〟で決まる』企画を皮切りに、抜群の人気を誇る〝骨格診断〟メソッドを基にした、スタイリング紹介ページ。「CLASSY.ONLINE」では特別編として、骨格診断アナリストである本誌ライターの棚田トモコが本誌のスタイリングをすべてチェック!!その中から各骨格に似合うコーディネート、ベスト5をご紹介しています。 これを読めば、〝骨格に似合う〟はもちろんのこと、トレンドもCLASSY.らしさも兼ね備えた、コーディネートを知ることができちゃいます!
今回は、CLASSY.3月号を通して見た、総まとめ編です。

まずは3つの骨格の特徴をおさらい!

ストレート体型はこんな人!

☑筋肉のつき方に特徴が出やすい
☑リッチで肉感的なメリハリボディ
☑身体に厚みがある
☑膝下はスッと細い
☑どちらかというと上半身に脂肪がつきやすい
☑肌はハリのある質感
☑どんなに痩せていてもガリガリに見えない
☑健康的で存在感がある
☑ウエストが出にくく、寸胴

ナチュラル体型はこんな人!

☑関節の大きさに特徴が出やすい
☑骨格フレームを感じるスタイリッシュボディ
☑関節や骨格がしっかりとしている
☑肉感をあまり感じさせない
☑肌の質感はドライな印象
☑マニッシュで中性的な雰囲気で少年体型っぽい
☑くるぶしや膝などがしっかりとしていて大きい
☑手や足も大きい傾向
☑可愛いものよりもかっこいい雰囲気のもののほうがしっくり

ウェーブ体型はこんな人!

☑脂肪のつき方に特徴が出やすい
☑華奢でなだらかなカーヴィーボディ
☑身体に厚みがなく、薄い
☑上半身には脂肪がつきにくいので、一見細く見える
☑実は下半身にボリュームがある
☑また肌が流れるように柔らかい
☑二の腕が細い人が多い
☑首が長く、水が溜まるような鎖骨が特徴
☑脚が短め

「CLASSY.」2020年3月号から選んだ、各骨格に一番似合うベストコーデを発表!

【ストレート体型に似合うコーデ第1位】
IラインシルエットとVあきでスタイルアップに
ストレート体型の凹凸のある体型の良さを活かしてくれるのが、身体からつかず離れずのサイズで、縦にスッと長いシルエットを叶えてくれるアイテム。Vネックニットに肉厚な生地のレースのタイトスカートは大正解です。

レーススカート¥14,400(バナナ・リパブリック) ニット¥19,000(PINKY&DIANNE) バッグ¥61,000(トリーバーチ/トリー バーチ ジャパン) シューズ¥34,000(プリティ・バレリーナ/F.E.N.) ブレスレット¥12,000(ヴァンドームブティック/ヴァンドームブティック 銀座三越店)『CLASSY.』2020年3月号P.119掲載

【ナチュラル体型に似合うコーデ第1位】
注目のジャケットスタイルもゆるっと感が大切
今季のワードローブに欠かせないアイテム、ジャケット。ナチュラル体型が着るなら、ゆるっとしたジレと重ねたり、ボトムスもゆとりのあるものをセレクトして、ゆる×ゆるシルエットに転ばせて、メンズっぽく。

ジャケット¥42,000 カットソー¥12,000(ともにUhr/ビームス六本木ヒルズ) ベスト¥28,000 リネンパンツ¥38,000(ともにUhr/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店) シューズ¥22,000(ビアンカ バスケス/フラッパーズ)『CLASSY.』2020年3月号P.39掲載

【ウェーブ体型に似合うコーデ第1位】
ウェーブだけが似合う、注目のティアードワンピース
ティアードワンピースは、上半身が薄く、下半身にボリュームがあるウェーブ体型のスタイルをバランスよく見せてくれます。また、他の骨格だとしっくりこないデザインなので、ウェーブだけが着こなせるITワンピです。

ワンピース¥18,000(CELFORD/CELFORD ルミネ新宿1店) バッグ¥36,000(FURLA/FURLA JAPAN) 左耳イヤカフ¥9,000(Jouete) 右耳イヤカフ¥5,800 バングル¥18,000(ともにインムード/フォーティーン ショールーム)『CLASSY.』2020年3月号P.161掲載

以上を踏まえての、骨格診断アナリスト棚田の結論!

3月号は骨格ごとに似合うスカートが豊作!

カジュアルだけど女っぽさも欲しい…CLASSY.読者のみなさんにお話を伺うと、必ず上がってくるのがこの意見。今季はスカートがとにかく豊富ということもあって、3月号の特集は、『スカートの季節がやってくる!』でした。最旬のスカートを使ったコーディネートを盛りだくさんに紹介したこの号は、骨格診断の観点から見ても、どのタイプにも嬉しい、“今っぽさ”と“スタイルアップ”を両立してくれるものがいっぱいでした。

ナチュラル体型に似合うコーデも「スカートを選ぶだけで女らしく」

ゆる×ゆるシルエットは鉄板!(ナチュラル体型に似合うコーデ第3位)

特集テーマにもあるように“カジュアルだけど女らしい”をしっかりと体現しているものが豊富にありました。たとえば、ゆるっとしたシルエット同士のものを掛け合わせるコーディネートが得意なナチュラル体型。いつもなら、メンズっぽい印象が強くなってしまい、フェミニン要素がもの足りなくなりがちですが、今回は“スカート”がテーマということ、そしてトレンドのスカートが長め丈であるということもあって、ナチュラル体型に似合うコーディネートもしっかり女らしいものが多めでした。

ストレート体型は「Iラインや首元の空きに注意!」

スカートもIラインを意識して(ストレート体型に似合うコーデ第3位)

そして、基本的にはロング丈で、縦に長いシルエットのものが多いので、いつもなら真面目一辺倒になってしまいがちなストレート体型にもしっくりくる、でも今っぽさも抜群のコーディネートもずらり。何でもジャストサイズ、普通の着こなしが似合う骨格なのでトレンドの長い丈のトップスにロング丈のスカートを合わせるような着こなしは、難しいように見えますが、シルエットがIラインで、首元がすっきりと縦にあいていたり、ハイネックデザインであれば、クリアできます。今季はそんな着こなしに挑戦して、ワードローブの幅を広げてみては?

ウェーブ体型は「甘すぎないよう抜け感を」

レギンスをチラ見せさせるなどの工夫を(ウェーブ体型に似合うコーデ第3位)

そして、最後にウェーブ体型について。ウェーブ体型は本来は甘いもの、可愛らしいものが得意なので、似合うスカートのデザインは3タイプの体型のなかでも一番多いんです。ただ、“甘い”が全面に押し出されがちなので、どこかに抜け感を加えたいというのがいつもの課題です。そこでおすすめなのが、ニットレギンスやスキニーデニムとスカートのレイヤード。カジュアルなものを着るとどこか“着られた印象”になってしまう体型ですが、肌質と同じようにやわらかい生地のレギンスやパンツをスカートの下にはくことで、ほどよいカジュアル感が加わります。ということで、今季はぜひレイヤードスタイルに挑戦を!

さまざまな着こなし方を提案しているCLASSY.3月号、もう一度見直してみたら、きっと、オシャレがますます楽しくなるスタイリングが、見つかりますよ。

解説・執筆したのは…
棚田トモコ
ライター・骨格アナリスト
光文社「CLASSY.」や「JJ」を中心にファッションや美容ページ企画などのライターとして活躍する傍ら、骨格診断ファションアナリスト協会認定校(ICB INTERNATIONAL)にて骨格診断のディプロマを取得。以降〝骨格アナリスト〟としても活動中。ファッション・美容ライターとして培った知識と骨格診断を融合して、いかに今っぽくその人を輝かせるかを提案します。韓国と舞台観劇、チョコレートが大好きで、愛称は〝ティナ〟。

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